放送中は、2話で切ったんですが。
Netflixで配信が始まったので、一気に完走。

今にして思うと、多分僕はこのドラマの見方を間違えていたんだなぁって。

この作品は、佐藤健と上白石萌音のPVなんですよ。
だから、テーマとかストーリー性とか求めちゃダメなんですよ。
放送中はそのことに気付かなかったんですよね、僕。

第一話観た時、佐藤健のドS演技があり得なすぎて受け付けなかったんですよ。
もちろん、佐藤健は文句のつけようがないぐらいめちゃくちゃカッコ良いんですけど。
初対面の看護師(まあ、実際には初対面じゃないけど)にこんな態度の医者有り得ねえだろ、と思って。笑

でも、そんな整合性なんてこのドラマには必要ないんですよね。いい意味で脳死で見ろ！っていう。

等身大な上白石萌音に自己投影して、ドS超絶イケメン医師との疑似恋愛に酔いしれりゃ良いんですよ。
それが、このドラマを心から楽しむ唯一の方法なんです。

勇者ちゃんっていうあだ名サムいなとか、この病院恋愛脳の奴多過ぎだろとか、そういうしょうもない疑問は全部捨ててください。

ただ、佐藤健と隣の席でラーメン食べたりジェンガの最中に見つめられることだけを考えればOK。
そのうち、佐藤健に着られているタートルネックのことさえ羨ましくなってきます。
その境地にまで達すれば、あなたも立派な天堂担。

最終回手前、天堂先生が勇者ちゃんの好きなところを連呼する場面とかで『なんでコイツこんなキレた感じの口調なんだ？』とかも考えなくなります。
天童先生はSだからキレ気味でも良いんですよ。

毎回起こるトラブルも、計ったように各話の終盤では円満に収まるお気楽仕様。
全編を通して、回を跨いでモヤモヤを引っ張るような演出はほとんどなし。なんて中身の無い…いやいや、観やすい作品なんだ。

というわけで、脳死で疑似恋愛したい佐藤健ファンには禿げ上がる程オススメできるのがこの「恋はつづくよどこまでも」。
ハマれば佐藤健沼がつづくよどこまでもになることも確定です。

大谷翔平ロスに嘆く人も多い中、独身最後の大物若手俳優である佐藤健まで結婚したら死人が出そうな気がする。

しかしながら、萎れたアラサー独身男子のことまでキュンキュンさせてくる佐藤健はすげえよ。