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時の流れさえも変えてしまうような充実感

何かに夢中になっている時、不思議な感覚に陥る時がある。
時の流れ、感じ方さえも変わってしまうような、そんな感覚。
僕は、跳び箱やアスレチックに挑戦している時にそれを感じる。

限界に挑戦している時は、充実感に満ち溢れていて。頭の中が、そのことだけでいっぱいになる。
練習に打ち込んでいる時は、仕事も恋愛も人間関係も、悩みがすべて吹き飛ぶ。
思考が、否応なくその一点に集中する感覚が堪らなく気持ち良い。

そんな時は、時間の流れや感じ方さえも変わるものだ。
時に濃く、あっという間に過ぎ去ったり。
逆に、一瞬のことをまるで永遠のように感じられたりもする。
あの感覚を味わう度に、『ああ、自分はこのために生まれてきたんだな』と思う。

そう思えることと出会えて、そんな想いを知ることができて、一緒にやってくれる仲間がいて、続けることができる環境がある。
自分の人生を包む全てのことに感謝したくなる。こんな気持ちを味わえること自体、すごく貴重な経験ができていると思う。

僕は30歳を過ぎてからトレーニングを始めたけど、逆に学生時代に出会っていたらこの尊さに気づかなかったかもしれない。
始めることや知ることが遅くて良いことがあることに、僕は初めて気付けた。

こんな充実感を味わえるようなことをたくさん見つけて、これからの自分の人生を埋めていければなと思う。

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