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今日嬉しかったこと。先生から「とても良い」「作品から香りを感じる」と言ってもらえたこと。メンバーから「リズムがあるがそれを拒むような言葉の配置がある」、「ひとつでは言えない感情が描かれている」と言ってもらえたこと。わざと像が簡単には結べないようにしたのに伝わるんだと思った。

    • 本が全く読めなくなってしまった。のに積読本だけが増えていく。どうにかして自分の価値をつなぎ止めたいのだと思う。文字を読むことは能動で、それが今はつらい。 好きなものから逃げたくなる。そうやって世界を狭めて、最後はどうなってしまうのだろう。傷めつけて、その溝は音になれるのだろうか。

      • 「私たちは、誰からも、何も受け取らないのだとしても、互いを必要としている」と哲学が肯定してくれるのなら。

        • 情緒の調節がうまくいかない。 低空飛行はデフォルトだが、ここ最近特に顕著で涙腺もそれに引きずられているようだ。 最寄駅から部屋までどうしても堪えきれず声をあげて泣きながら帰った。マスクと夜のおかげでひどい顔は晒さず済んだが、イヤホンをしていたのでどの程度の声量だったか分からない。

        今日嬉しかったこと。先生から「とても良い」「作品から香りを感じる」と言ってもらえたこと。メンバーから「リズムがあるがそれを拒むような言葉の配置がある」、「ひとつでは言えない感情が描かれている」と言ってもらえたこと。わざと像が簡単には結べないようにしたのに伝わるんだと思った。

        • 本が全く読めなくなってしまった。のに積読本だけが増えていく。どうにかして自分の価値をつなぎ止めたいのだと思う。文字を読むことは能動で、それが今はつらい。 好きなものから逃げたくなる。そうやって世界を狭めて、最後はどうなってしまうのだろう。傷めつけて、その溝は音になれるのだろうか。

        • 「私たちは、誰からも、何も受け取らないのだとしても、互いを必要としている」と哲学が肯定してくれるのなら。

        • 情緒の調節がうまくいかない。 低空飛行はデフォルトだが、ここ最近特に顕著で涙腺もそれに引きずられているようだ。 最寄駅から部屋までどうしても堪えきれず声をあげて泣きながら帰った。マスクと夜のおかげでひどい顔は晒さず済んだが、イヤホンをしていたのでどの程度の声量だったか分からない。

          ページの後ろのほう

          名前を決めた。 物事を区別するために名前があるとどこかで読んだことがある。 また何かに縛られるようで本当はひとつに決めたくなかった。 そんな気持ちも込めていると説明できそうな事柄を後から知って、今はわりとその名前を気に入っている。印象がまた変わったとも言ってもらえた。 ひとまずこれでスタートラインに立てる。立とうと決めた。 まだ怖いことは沢山ある。 知ることと気づくことは違う。 知ることを優先しすぎて、機微に鈍感になりはしまいか。 あらゆるものを「アレの真似事」としか認識で

          ページの後ろのほう

          言葉の前に音がある。 が、音を確定させるのを拒んでもいる。 どちらとも取れるそこに佇んでいたいと思っている。 文字を絵画のように眺めていたい。 音の確定しない名前は可能だろうか。 体を表さない名でありたい。

          言葉の前に音がある。 が、音を確定させるのを拒んでもいる。 どちらとも取れるそこに佇んでいたいと思っている。 文字を絵画のように眺めていたい。 音の確定しない名前は可能だろうか。 体を表さない名でありたい。

          線は線に非ず、文字は文字に非ず

          分かっているつもりでもどうしても引きずられてしまう。 周りの人たちはそれでも早めに気持ちを(意識的に)切り替えて 自分たちにできることをしたり、 身近なところから日常をその手に取り戻していく。 適応力が高いんだと思う。 私は普段の生活のこまごましたことでさえ「切り替え」がうまくいかない。 小説は最近ほとんど読まない。 もしかしたら隣人かもしれないような時間軸の似たものは特に手にしない。 本を閉じた瞬間、そこはかとなく絶望するから。 小説の世界が自分の世界に浸食してくるから。

          線は線に非ず、文字は文字に非ず

          新しく名前を考えてみてはいかがですか?と先日アドバイスをいただいた。 思いついたものを伝えた。来年回答がくる。 変えられないものもあるし 変えられるものもある。 今年は何だか全く年末感がない。 ただただ静かな夜だ。

          新しく名前を考えてみてはいかがですか?と先日アドバイスをいただいた。 思いついたものを伝えた。来年回答がくる。 変えられないものもあるし 変えられるものもある。 今年は何だか全く年末感がない。 ただただ静かな夜だ。

          いつもそうだ。 一番しんどい時に、一番うれしい通知がくる。 いつもそうやって、すくってくれる。

          いつもそうだ。 一番しんどい時に、一番うれしい通知がくる。 いつもそうやって、すくってくれる。

          意味が豊かになる

          自分の名前に使われている漢字には「葉」を意味するものが入っているらしい。 それを知ったのはつい最近の話だ。(インターネットありがとう) 漢字は象形でもあるし、中国の発音を日本の似た音に当てはめて別の文字にするのは文化をまたいだ「あそび」があって面白い。 随分と長い間、自分の名前が好きではなかった。 堅苦しい感じがするし、主体性がなくて受け身っぽいと思っていた。型にはめられて自由がない気がして、とにかく何だか嫌だったのだ。 同じように、自分の誕生日も好きになれなかった。 幼

          意味が豊かになる

          植物のように素直になる

          10月からの1ヶ月半はきっと気分が高揚していた 例年より気温が高く、まだ秋の手前かと錯覚する日々と 興味の赴くままにいられることが何より嬉しかったんだと思う。 “側面B” 大学講義さながらのレジュメを久々に手に取る 仕事終わりで頭の回転が鈍い いや、それだけか?と疑いつつ 学びの雰囲気が懐かしくて少しくすぐったい 少しでも本質に触れたい 知りたい 「コレージュ・ド・フランスに集った群衆の一人さながら」 とは言いすぎだけれど。 “側面R” 普段人と話さない分、文字に託すこと

          植物のように素直になる

          オイルのようにゆっくりと

          わたしの人見知りは、全くの初対面の人にはそうでもないが 2回目以降に会うと途端にひどくなる傾向がある 特に対面での会話は頭の中でもう1人の自分が常にうるさい この言葉の意図はあの時の返事だろうな、こう切り返したらどう思われるだろう、やっぱり今の言い方は良くなかった、話の軸が移ったのは何でだろう、あ、さっき言ってた次のテーマはこれなんだ、いいパスがきてる気がするけどどこまで伝えたらいいんだろう、本当に伝えたい言葉が怖気づいて出てこない、きっと間が合わないと思われているな、…な

          オイルのようにゆっくりと

          リズムと光の粒

          アナウンスから始まった25分間の すべてが「それ」だった あの曲の最後の音から繋がるように 時間が歩き出す   やさしさと思いやりが   きらきらと詰め込まれた   最初の一音を聴いた時   わたしが泣いたことを誰も知らない   どうしてもうまく言葉にできず   何も伝えられないまま電車に乗る     色んなものが繋がっていく     橘月の雨粒に隠していた     ゆらぎ      アンフラマンス       インターフェース        別々で、同じで、別々の。

          リズムと光の粒

          言葉では言いあらわせないほど とても大切なものをもらった だからちゃんと伝えたいのに 似ている言葉では形が合わず すり抜けてしまう 時間だけが過ぎていく 伝えないと伝わらない。 けれど言葉にした瞬間 全てが夢だったと この世界が消えてしまいそうで とてつもなく怖くなる

          言葉では言いあらわせないほど とても大切なものをもらった だからちゃんと伝えたいのに 似ている言葉では形が合わず すり抜けてしまう 時間だけが過ぎていく 伝えないと伝わらない。 けれど言葉にした瞬間 全てが夢だったと この世界が消えてしまいそうで とてつもなく怖くなる

          静謐な発光

          張られた経糸の長さは見えないまま シャトルと綜絖のリズムは続く。 雪の結晶のように 人がそれぞれ固有の幾何学模様だとしたら この手を冷たくしている理由は 然程ないのかもしれない。 切れてもまた繋げられる緯糸。 色も素材も変えながら託していく。 裏と表を行きつ戻りつ 二本の光に沿って世界を縫い合わせる 繊細なステッチのメロディ。 洞窟に描かれたモチーフが その位置でこそ最適な音像を結ぶように 長い年月に深く埋もれていても 静謐な発光は脈動している。 呼応を待っている。

          静謐な発光

          37/60

          第一印象は、その曲そのものだった。 等間隔で並ぶ沢山の作品と、自分だけが場違いのような緊張感の中で、それでもこんな機会は二度とないのだからと、ひとつ一つと向き合う。 どのくらいの時間だったか覚えていない。 もう選べない作品も含めて、心の底から「これが良い」と思った。 あの時、あの場にいた人*しか、その作品を選んだことを知らない。 他の人に言うつもりはこの先もない。 けれど、どういう理由で選んだのかは残しておきたい。 自分なりの方法で、作品とあの時間を大切にしたい。 世