見出し画像

トラブルと決断の《甲州街道日記》 その18(最終回)

18.12 月31日(土)と1月1日(日)

 晩ごはんを食べて、この旅の記録はおしまいです。3回くらいで終わるかなと思っていたら、なんと18回にもなって思わず長編記事になりました。

 ホテルの周りをウロウロ歩いて、大晦日に空いていた『俺の串かつ黒田  甲府ココリ店』という店を見つけましたが、なんとなく居酒屋に行く気分ではなく入りませんでした。
 大晦日でも鰻屋がいあているのを、昔『独のグルメ』というテレビ番組を見て知っていたので、目印にした鰻屋さんの「若荒井」にも行ってみましたが、閉まっていました。テレビは、東京の浅草だったから開いていたのでしょう。鰻の蒲焼きで始まった旅だったので、鰻で閉めたらこの旅が格好良く決まっていたのに(ああ、そうだ。目印で通ったときに開いていたので、テイクアウトしておけばよかったのです。また、失敗です)と思いました。

 甲府駅の近くに『セレオ甲府』というショッピングセンターが開いていたので今日も、「デパ地下作戦」(惣菜とお酒を買って、部屋飲みすること)にしました。

セレオ甲府

 正月のために、最後の買い出しに来ている人が一杯で、レジでお金を払うのに時間がかかりました。午前零時に「今夜も生でさだまさし」を見ながら「きつねどん兵衛」を食べて、年越しそばにしました(「我家は、大阪人だから年越しうどんだ」と父親が毎年言ってましたので、私もそれを今だに守ってうどんを食べています。どん兵衛は関東味で、少しまずかったです)。

ここに、人がいっぱいだった。年末のこんな時間に、なに買うの?という感じ!

 翌日は、諏訪湖周りの中央道でのんびり帰りました。正月の早朝なので、空いています。渋滞嫌いの私にとって天国みたいな時間です。高速道路は、正月でもパーキングエリアがいつもと変わらずは開いているので最高です。  
 あと、気をつけるのは警察だけです。「多分警察も、正月だから休んでいるだろう」と思ったらいけません。結構覆面パトカーが走っています。最近は、オービス付きのパトカーというのも発明されたので油断も隙もあったものではありません(嘘です。警察の方、ご苦労さま!) 

大阪の雑煮

 6時間ほどで、大阪の家に帰ってきました。正月なので、さっと雑煮を作って食べました。我家の雑煮は、合わせ味噌・丸餅・人参・大根・ごぼう・里芋(クワイのかわり)で作ります。

 雑煮を食べながら考えていたのは「さて、この甲州街道続きは、いつ行こうかな?」ということでした。多分、今年(2023年のことです)の12月だろうな(気が早い、まだあと11ヶ月と15日位先だ)と思いつつ、地図を見て距離を計算したら(1日14キロ位で歩くとしたら)あと13日で日本橋に着くことがわかりました。
 そのとき、今回のような旅行日記を書くかどうかは、そのときは、そのときに考えます。書いたら、載せますね。それでは(行ってもいない旅行記の話をするなんで笑止千万)!!


この記事が参加している募集

スキしてみて

本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。