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トラブルと決断の《甲州街道日記》 その14

  Wi-Fiスポットのない、蓮華温泉に行っていたので、今頃の投稿です。今は、万座温泉です!!甲州街道日記の続きです。今回は、まあまあ平和です。

14.12 月29日(木)-2 

山梨銘醸株式会社 正面

 酒蔵に行ってみる、江戸時代から続いてる感じがする古い建物でした。中は、リノベされていて近代的です。左奥に試飲コーナーを見つけたので、昨日の「昼飲み厳禁」を忘れて、フラフラとドアを開けてしまいました(車をおいているので、試飲ができるのも原因です)。

 試飲は、グラスを買うと好みの3種類のお酒を飲めて、最後にそのグラスが貰えるという方式でした。私は、次の3種類を頼みました。
  ・純米大吟醸生酒    山濤  
  ・純米吟醸       天鵞絨の味
  ・七賢スパークリング  アラン・デュカス

アラン・デュカス

 中でも、アラン・デュカスは「日本のシャンパン」と言えるもので、単独でも楽しめるし、お料理と合わしても美味しくいただける味わいでした。店の戦略にまんまとハマっているのを意識しながら、2本買って家に送りました(帰ったら、友達と麻雀大会があるので持っていく予定です)。2本買ったので、送料はありがたいことにサービスでした。
 
 ちょうど時間も良くなったので、もと七賢の蔵を改造したレストラン「臺眠 」(タイミンと読むのかな?ダイミンかな? どんな意味があるんだろう。タイミングから取ったのかな?惰眠に近いから、同じ意味かな?)に急ぎました。

水です!!

 店の入りは七分くらいで、すぐ座れました。座ると、水が出てきましたが「七賢の仕込み水」と書いた瓶もついてきました。イタリアンでワインの瓶で水が出てくる感じです。
 ここでも「昼飲み厳禁」を破って「絹の味」という日本酒で「タンシチュー定食」を食べました。私がよくいく、大阪の「グリル モリタ」のタンシチューに負けなきくらいトロトロで美味しかったです。「絹の味」もタンシチューに負けないくらいしっかりと自己主張していました。

タンシチュー定食です!

 それからは、順調でした。川沿いの道で急に砂利道になって若干不安になった程度でした。目標としていた七里塚跡もうまく見つかり、予定より早く例の年末で止まれない宿『近江屋』さんの前に付きました。今日はこれまです。

年末休業の近江屋さん

 まだ、2時半で時間で、画家の宿 志満屋さんが迎えに来てくれる約束の4時半まで、少し余裕があります。どうしようかなとキョロキョロしていると可愛い女の子のイラストが目に付きました。近づいてみていみる「あろスーパーカブ 子熊」(?うろ覚え)と書いてあって、スーパー銭湯の宣伝のようです。ラッキーです。でも、「スーパーカブ 子熊」何でしょうね。スーパーカブといえば、HONDAのおじさん原付きですが…(小熊とは、今調べてみたら、トネ・コーケンの小説『スーパーカブ』の主人公の名前だそうです。舞台は、まさに私がいるここ、山梨県北杜市みたいです。)。

 銭湯があるのが分かったら、あとは私の得意な「人に聞きまくり作戦」です。通りすがりの人に数人聞いたらある人が「道路の向こう側だ。すぐ、分かる」と教えててくれのたで行ってみてましたが、それらしきものは見ありません。そこへちょうど、高校生に会いました。高校生(小熊ちゃんみたいに可愛い子でしたが、この年末に学校に行って何していたんでしょう??)は、スマフォで調べてくれました。お陰で、ちょっと高いところにあって分かりにくかったですが、見つけました。

スーパー温泉 むかわの湯

 泉質は普通でしたが、露天風呂から見える景色は最高でした。よく分かりませんが、恐らく南アルプスの山々なんでしょう。風光明媚でした。

 今日は、ゆったるする計画の日だったので、まだ時間があります。私は、街道を歩くとき「頑張る」「頑張る」「のんびり」のリズムで旅をします。今日は、のんびりする日なので。まだ、時間があります。こういうときは、カフェです。このあたりには、なんかありそうです。とにかく、太い道路の出てみることにしました。近道で、民家の庭を突っ切ろうとしたら住民の方に見つかったので、迷ったふりをして笑ってごまかしました(度々出てきますが、私はこういう人間です)。


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