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トラブルと戦争の《沖縄旅行日記》その12

12月29日(金)沖縄3日目 今日は、沖縄中央部にしとこう! 2

 ガイドブックを見てみると、美ら海水族館の近くに「備瀬のフクギ並木」と言うのがあるらしいので行ってみることにしました。車ばっかり乗っているので、少し運動しようという計画(思惑)です。

 「備瀬のフクギ並木」に近づくと、沖縄のおばちゃんが駐車場へ手招きしていました。入口には「駐車場代 500円」と書かれています。これは、観光地あるあるですが、これを無視して奥まで車で入っていくと大抵無料駐車場があることが多いんです。ここもそうだと、第六感が告げていますが、今見える駐車場から先には沢山の観光客がいて、車で入っていくのは難しそうです。仕方なく、やや左に下ったところにあるその駐車場に駐車することにしました。舗装もされてなくて、昨日の雨でジュクジュクです(例の底に穴のあるサンダルのせいで…!!)。

こんな感じでした

 どうも、元は防風林だったものが覆い茂って、回廊のような迷路のような様相を示した感じの観光地です。奄美大島に行ったときも、同じようなところがありました(喫茶店の裏にあり、チャイを飲んだあと店主に案内してもらった。たしか、ハート型してたかな?)。

 駐車場を出て暫く歩くいて奥に行くと「しまった、やられた」と思いました。やはり、無料駐車場がありました。10台くらい止めれそうです。今は満車ですが、今まさに1台が出て行こうとしています。頑張ってここまで来ていたら、ちょうど無料で止められたころでした(なんか、失敗感が漂います)。

無料駐車場

 運動が目標なので。1時間位歩き周りました。順路を無視したら結構広いエリアです。途中、雑誌の撮影をしている場面に出くわしたりしました。モデルさんがあまりにもきれいで、しばらく見とれていました。

 沖縄に来たのに、まだ一度も海辺に降りてないなと思い、海辺に出て海岸べりも歩いてみました。外国の方だと思いますが、12月なのに海に膝まで浸かって歩いている人もいました(できないことはないか!!気温は23度でした)。

水がきれいな海

 観光が終わって出発のとき、駐車場のおばちゃんに「また来てね」と言われましたが「次来るときは、無料駐車場に止めるつもりだ」と(心のなかで)言いました。

 次は、600年前の王朝の城跡、今帰仁城跡に行きます。「今城」をどしうして「なき」と読むんだろうなんて、考えながら運転していると10分ほどで着きました。

 駐車場が裏の方にあり、分かりにくかったです。いい所に1台スペースがあったので、止めました。すると、係の人がやってきて「そこは、身障者用です」と注意されてしましました。仕方がないので、遠くの方に入れなおしました。後で最初に止めたところを見たら、車椅子マークが消えてほとんど見えない状態でした。「そっちの問題だろう」ちょっと思いむっとしましたが、我慢しました(大人ですから)。
 その後、どこでチケットを買うのか、チケットを買ったらどっちに行くのか分からず、少しウロウロしてしまいました。案内が不親切です。というより、この観光地は全体的に不親切な感じがしました。

 やっと今帰仁城の入口を見つけ入っていくと、思っていたより壮大な石組みに驚きました。まず、門が全部石です。本土の城とは違います。石垣も、本土ととは違い、丸く積んで塀にしているようです。

正面の門

 右の方の観光用の木製の階段を登って、更に今度はどんどん降りると、遠くに海が見えて、いい景色のところに出ました。海が遠くまで見通せます。この城は、海からの防御のために建てられたのではないかという感じが強くしました。それほど、海がよく見渡せます(敵が、来たら一望です)。

海を一望の城

 この城の御嶽のあと(城には、どこにでもあるらしい)など見ながら、場内をウロウロ歩き回っていると、何故かここでも結婚式の写真を撮影しているカップルに出会いました。年末は、観光客が少ないので、こういう正式なカメラマンによる写真が取りやすいのでしょうか?
 ここでも、花嫁さんがあまりにもきれいでしばらく見惚れてました(こんなことを再三書いて、コンプライアンス的にだい丈夫か?最近は、昭和人間には難しい時代だ。テレビ番組『不適切にもほどがある』を見て、勉強しなければ)。

結婚式のときに写すのかな?

 もう帰ろろうと門を出てなにげなく左の方を見ると、沢山の人が集まって一人のガイドさんらしき人の話を聞いているが見えました。これは、見ておくべきものがそこにあるのに違いないと思い、その人達が立ち去ったあと(人がいるときは、ミーハーみたいでなんとなく恥ずかしいので)で行ってみると、下の写真のような石がゴロンとあるだけでした。よく分かりませんが、アンモナイトの化石のように見えます。

アンモナイト?

 このために、300メートル、往復600メートルも歩く価値はなかったようにおもってしまいました。好奇心が、無駄に終わりました(いや、本当は見ておくべき結構レアなものだったかもしれない。やはり、ガイドさんのの説明を盗み聞きするべきだったか)。

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