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【たーぼうの教育ニュース①】 2023年12月2日(土)

 こんにちは!たーぼうです!
 
 週末はSVPな2日間でした。さて、1日遅れましたが、ニュース発信です。

 このニュースは、以下の3本立てで進めています。自身の勉強の一環で実験的にやっています。もし良ければテキトーにご覧ください!

・第1弾(土曜日):教育関連のニュース
・第2弾(日曜日):インタビュー・イベントの紹介
・※第3弾(不定期):SVPの活動紹介

ということで、本日は第1弾:教育関連ニュースです!よろしくお願いします!



■1:教育ニュース

11/27 千葉テレビ
小学校の算数 塾講師活用で学力向上 検証/千葉県

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 めっちゃ話題になった記事です。

 この制度は、市教委・県教委などどちらが母体として、スタートしたのかわかりませんし、現場の先生がどう捉えているのかよくわかりませんが、とにかく波紋を呼んでいます。

 論調として大きく分けると以下のポイントになると思います。

①授業方法について
→ここは講義じゃなくて、もっといろんなことができるところだ!
 文科省が進めてきた授業方法と逆行するやんけ!
 学力の捉え方が知識至上主義で前時代的すぎる!
 学力向上の観点ならプロに任せるのはありかも!
 ICT活用しないのか!?
 指導はするけど、評価までやるのか?

②教員の在り方について
→教員が比較をする対象になるのは、かわいそう。。
 魅力発信の方針と逆行するんやないの?

③メディアの報道の観点
→生徒のコメント切り取り方が良くないでしょ!
 教員や他の生徒の意見など多様な意見を入れるべきだ!

④働き方改革について
→授業の数がめちゃくちゃ多いから、負担減としてはアリかも!
 教員不足の観点ではアリかも!
 本業の授業でない部分を任せた方が良い。
 教育委員会の力の入れる場所はここではないだろ!

 上記のようにさまざまな意見が出ていました。

 たった1つのニュースで、教員の専門性学力の定義など、様々なものが見えてきた感じがします。(今回は一部の映像でしたが、全部で20時間の授業があるそうなので、他の授業ではどうなのか気になるところです。このクラスは見ている限りは、落ち着いていますが、塾講師が荒れているクラスとかで、生活指導的なものなどをどうやったのかも気になります。)

 私個人としては、塾とコラボするなら、この形式はちょっと苦しむ人が多そうなので、形式を変えて、教員と塾講師の研修の一環で対話の場を作るなど、緩やかな交流を念頭に設計した方が良いんじゃないかなーと感じます。(おそらくこれは痛みは覚悟の上での改革だと思いますが・・そこまでやっているとしたら、どのくらいの覚悟でやっているのか気になります。)一緒にワークショップとかやったら多分面白いだろうにな・・と思います。「子どもの成長」とか、「速さをテーマにどんな授業が考えられるか」とか、そんなテーマで話したら面白いかも〜と思います。(機会あるなら、私めっちゃコーディネーターで入るぜ〜!と思いました笑)
 
 塾業界にもおもろい人はいるので、どうも敵対関係になるのは残念だなと思います。お互いにマウント取る人たちがいるからでしょうか笑。(誰かをマウントして、得たポジションって寂しいよな〜。でも、マウントを取ってしまうのも人間の性だよな〜と思います。)教員と塾講師は似ていますが、そもそも全く別の職業なんですけどね。

 最近は塾といっても、知識詰め込み系もあれば、自習推進系・個別対応重視系・知的好奇心向上系(探究系)など多様なので、「塾業界」と一括りにするのも違うかなと思います(それは純粋にかわいそう)。例えば、自習推進系とか、個別対応重視系とコラボしたら、また効果は変わるのかも!と思います。(三鷹市とかもそうですけど、探究系で学校とコラボしている塾?もありますからね。)



■2:生徒指導ニュース

12/1 長崎新聞
長崎市立中8校が統一制服に ジェンダーフリーで機能性向上! 保護者の負担軽減も

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 長崎市の中学校がジェンダーフリーの統一制服を8校合同で導入するそうです。

 どこの中学か、めっちゃ見分けつかなくなりそう!笑

 と思いますが、良い試みだと思います。多様性への配慮、価格を抑えられる、業務の削減など、一律で進めることで、かなりの効果があると思います。

 どこの学校でもやっている業務を自治体を介して一括で行うことによって、各学校の負担は減る事例は結構あるようです。このような学校を超えた取り組みがあることはとても良いなと思います。

 きっと長崎市の教育委員会がかなり動いたのだと思います。多様性の配慮も、もうごく普通になってきているのも良い傾向だなと感じます。



■3:探究・キャリア教育ニュース

11/27 Yahoo!ニュース(東洋経済education×ICT)
夢を強調しすぎる「キャリア教育」から脱すべき訳 職場体験だけに頼らない「第3段階の指導」へ
法政大学 児美川孝一郎先生

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 児美川孝一郎先生の良記事です!キャリア教育がとてもイベント的になっているという部分はめっちゃ納得しました。

 高校生の段階で、進路を決めるのって、めちゃくちゃ難しいので、普段から自己理解の機会を作ったり、どう調べたりしたら良いのか、みんなはどんなことを考えているのかなど、小さい積み重ねをしていくことがとても大事だと思います。(学期末に何かイベントをやったりして、それで「自分で進路決めなさい!」って、めっちゃ生徒に無茶振りしてるよな・・・と思います。)

 普段の場面からキャリア教育についてはできることが多いので、私も意識せねば!と思いました。

 また、職業も流動的である時代に好きなことや、やりたいことが複数あるというのも重要だと思います。パラレル(2つ)キャリア的な発想で、2つの考え方を混ぜ合わせたり、1つが厳しければ、もう1つに移れる人はめっちゃ強いですし。考え方として、とても大事だなーと思いました。


■4:働き方改革関連ニュース

11/16 福岡TNC ニュース
超多忙なママ教師 移動時間がない!と教室前の廊下で作業 「子育て」と「仕事」どう両立? 【こどもにピタッとプロジェクト㉔】

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 この動画では、学校に子どもを連れて行くママ教員のことを特集しています。いやーめっちゃ頑張っててすごいなと思います。私も以前に同僚のママさん教員が、一度家で子どもたちのご飯を作ってから戻ってきて再勤務をする方がいましたが、いや本当にすごいなと思いました。

 すごいな!と思う反面で、やはりあまり良いことではないなと感じます。DXで在宅でも様々な仕事がさらにできたりなどができればかなり再勤務のコストは減ると思います。さらに、持ち帰らなくても良い状況ができるとさらにベストだと思います。

 ここでは子育て世代が職場に求めるものランキングでトップが「周りの理解」だったのも印象的でした。誰かが仕事ができない状態だと、誰かに皺寄せがいくと思うので、そもそもの業務削減が急務だと思います。



 第2弾:インタビュー・イベント紹介はこちらです!

 またお時間があればご覧ください〜!



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