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知覚過敏が辛い。

ステロイドを増量して1ヶ月と少し。

先日免疫抑制剤の副作用について少し触れたが、それ以外にも身体の不具合というか、気になるところが出てきている。


それは、以前にも軽く書いたことがある「知覚過敏」についてだ。


知覚過敏について、noteで詳しく触れたことはないみたい(たぶん)なので、改めて書いておこうと思う。


今回の再燃で、そういえばそうだったと思いだしたことがある。

ステロイドを大量に服用していると、知覚過敏がひどくなるように感じている、ということだ。




最初に知覚過敏を自覚したのは、おそらく小学生だったか中学生だったか、はたまた高校生だったか定かではないのだけれど、とにかく子供の時にアイスが染みるな、と感じたことがあった程度だった。

しかし、子供の成長過程におけるちょっとした不具合、それこそわたしは実はアトピーだったしあかぎれがひどい子供だったし、何を食べてもお腹を下すといった謎現象にも悩まされていたので、一過性のバグにすぎないと捉えていた。(どれも治ったしね)(お腹が弱いの以外)


冷たいものが歯に染みる、というのが明確な異変として察知したのは、やはりステロイドを投与し始めてからだ。


まず、普通の水道水ですら染みる。うがいや飲食は確実に染みる。

アイスや氷入りのジュースなどの冷たいものではないのに、口に含むこともできないぐらい染みるのだ。


さすがに日常生活に支障をきたすので、今まで虫歯知らずだったわたしの歯医者通いがスタートしたのだった。

たまたま職場の近くに歯医者があったので、昼休みに行ったことを覚えている。(ほんとうにそれぐらい症状がひどかった)


そこの歯医者はとても丁寧で、どうして知覚過敏が起きるのか、というのをとても細かく丁寧に教えてくれた。

そして、ステロイドが原因で知覚過敏がひどくなる人がいる、というのも教えてもらった。病気への知見がある先生だと、かなり信頼できる。


また、市販で売られている、知覚過敏に効果が期待できるとされる歯磨き粉はあまり使わない方がいい、という指導も受けた。

というのも、麻酔のような形で痛みを抑えているだけで根本的な解決には至っておらず、押さえつけられていた炎症がいつの日か爆発して、最終的にもっとひどくなってしまう、という話だった。(たぶん)

そして、わたしが今その状態である、ということも説明してもらった。(知覚過敏系の歯磨き粉をまさに使っていた)


説明を受けた後はしっかり歯に薬を塗り、その薬の成分が入った歯磨き粉を買って自宅でケアするようにしている。(その歯磨き粉は市販でも買えるので助かる!)

それから、定期的に薬を塗り、歯のクリーニングをするといった生活が始まった。(歯周病も知覚過敏を悪くするらしい)




歯医者通いが始まったというものの、ステロイドが減ってくると染みることもなくなってくるわけで。(あとシンプルにお金がなくて優先順位が下がっている)

親知らずの件もあり、めっきり歯医者から足が遠のいてしまった矢先のことだった。

(ちなみに親知らずは無理に今抜く必要がない、と大学病院で言われたので抜いていない)


SLEの再燃である。


今まですっかり忘れていたが、そういえばそうだったと思いだした。

今、とても歯が染みているのだ。


うがいが本当に辛くて、そろそろ本気で歯医者に行かなくてはいけないと実感している。

しかし、親知らずの話をされると思うと憂鬱な気持ちになるし、それに家から少し遠いのも腰が重い原因の一つだ。

先延ばし癖が発動しているが、そのうち歯医者に行こうと思う。多分。


知覚過敏は歯医者で適切に治療した方が絶対にいいので、知覚過敏にお悩みの方は歯磨き粉でごまかすのではなく、歯医者に行くことを強くおすすめする。


この記事が、ステロイドを服用されている方、知覚過敏に悩まされている方、SLEの方に参考になれば幸いです。



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