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創作

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エッセイとは別の形で物語を紡いでみたい。 小さな創作の場です。
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コダマコトダマ|#小牧幸助文学賞

コダマコトダマ|#小牧幸助文学賞

脈打ち呼ぶ己が声に魂を研ぎ澄ませてみろ。

「20字で小説を書く」

小牧幸助さんの企画に参加させていただきました。
20字で小説なんか書けるの?!
と最初は思いましたが、限られた枠(制限)の中で産み出されるものって奥深く面白いなぁと感じました。人生においてもまた然り。
創作は殆どしない者ですが、とても楽しかった!みなさまも是非気軽に参加されてみてください。

新しい世界が拡がるかも...!?

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輝く世界を見る

輝く世界を見る

世界は美しさに満ち、輝いている。

自分の中に見る目を持てば、
見ようとする目が有れば、

世界が輝いていることに気がつく

心が曇っている時、
悲しみで心が満たされている時、
その目を失う

周りが真っ暗になってしまったように、
視力が奪われてしまったように、思うけれど

日常に悲しみや苦しみが在ること、
そのことよりも、
見えなくなってしまうことこそが、
一番の悲しみ

“世界は美しい”と目を

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【短編】そこにあったはずのもの

【短編】そこにあったはずのもの

彼は俯いて商店街を通り抜ける。

朝はいつもギリギリに家を出るし、起き抜けで頭が働いていない。

でも一番は、まだ始まらないシャッターが降りた商店街があまり好きじゃないから。
なんだか勝手に人の家の軒先を歩いているような気がしてしまう。帰り道でちゃんと顔を上げて歩けばいい。

けれども、知らないままそれが癖になってしまい
自分が下を向いて歩いていることにも気がついていなかった。

商店街を突き抜け

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【短編】 流氷を聴く

【短編】 流氷を聴く

ずっとね、隠れて生きて来たんだよ。

キミだけに告白することだけど、ボクは犯罪者の家族なんだ。

どんな罪かって、そんなことはもう関係ないかもしれない。
時がねうんと流れたんだ。

でもボクっていう人間が生きてる限り、大切な存在だった人が犯した罪もね、ずっと残るんだよね。

ときどき思うよ。
苦しんで生きている意味はなんなのだろう...って。

「罪を残し続ける以上に、ボクは自分の人生に意味を残せ

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【短編】 眠りながら光る

【短編】 眠りながら光る

「ねぇ、ショーウインドーの灯りってなんなの?
夜だーれも通らないのに」

人通りの途絶えた店先、電気が煌々とついてディスプレイを照らしている。
誰のためにこの電気はついているのかな?

「世界中で電気が無い所もたくさんあるんだよ」

なんて話したって、なんの説得力もない。

夜通し電気をつけて、日本中のストリートに佇む自販機。いつか通る誰かのために、通電している淋しんぼうの機械たち。
もし自販機同

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