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僕が「AIDS愛好」できていたらあの絶望はなかっただろう=わたしが経験したHIV/AIDSの30年を切り口に(市民の社会・政策への参画の一側面)=一部改訂
男性しか社会参画できなかった時代、男女同権を目指す時代、セクシュアリティまでを社会参画に必要だと認める時代、GIPA(1994年IAS横浜⇒パリAIDSサミット)、Vulnable Peopleの政策関与を必要とする時代・・・。 21世紀に入り、国連はつぎつぎと基本的人権の柱建ての中に健康権の問題としてSxual Health Rights(性的健康権=性の対象や行為に貴賤上下はないと平等な健康的権利)やSpiritual Health Rights(霊的健康=思想信条や宗教
<資料紹介>「アルコール介入: 疾患(疾病)モデルと危害軽減(ハームリダクション)」出典「International Encyclopedia of the Social & Behavioral Sciences」2015 国際社会行動科学百科事典 第2版 2015年 ElsevierよりGoogle翻訳
アルコールへの介入と題した依存症者への介入アプローチについて 疾病モデルとハームリダクション(危害軽減モデル)の代表事例を紹介する項目をGoogle翻訳で紹介する。 出典とDOIは示しておくので実際の百科事典記事のコピー、参考文献は図書館ILLなどで入手されたい。 標題「アルコール介入: 疾患(疾病)モデルと危害軽減(ハームリダクション)」 原題 「Alcohol Interventions: Disease Models vs. Harm Reduction」 Auth:
ハームリダクションの考え方は次の4段階。「(フォーカスグループの)①実害を減らしていくこと②当事者のQOLを高めること③社会の資源・益となる部分(税収)も増やすこと④社会で一緒に歩みながら「弱者が問題へ追い詰められている社会」から「問題へ繋がらない」社会をめざす」
暴力や窃盗・詐欺などの実害・被害者が出なければ大麻も他の薬物も特段の害はない、という結論に至った社会や国で薬物の非犯罪化は進んでいる。それでもアルコールは「合法」あいつらは「違法」「犯罪」と言っている一方で、飲めば暴力や性犯罪をおかして「酔っていて」とアルコールのせいにする人たちがある。同じ薬物に貴賤上下があるものではないが、こういう身勝手さが横行すればするほど、アルコールを飲む人や酒席を極度に憎む人が出る。当然だ。 アルコールという薬物の実害が家族や会社組織集団で一番実害も
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札幌高裁同性婚訴訟判決文を読む(要旨・全文リンク付)===憲法24条は「旧憲法下の家制度の制約を改め、対等な当事者間の自由な意思に基づく婚姻を定める趣旨により、両性との文言が採用されたと解される」==
今回の札幌高裁の判決文は極めてロジカルでクールな文章である。 同時に民法・婚姻法の規定(文中本件規定と指している法律の規定)で同性による結婚が否定されている事を憲法14条と24条違反であると明確に位置付けた裁判である。そして同性愛と異性愛は「性自認至上主義」などという私製のイデオロギー概念でこしらえられたものではないこと、「人の意思によって選択・変更し得ない」と明確に退けている。 さらに時系列的に憲法24条誕生は①家制度・家父長制からの脱却、②婚姻を求めたいとする当事者の自由
感情と向き合えば言葉が変わります。言葉と向き合えば行動がかわります。行動と向き合えば習慣がかわります。習慣と向き合えば運命がかわります。私たちはなりたいものになれるのです。
感情と向き合えば言葉が変わります。 言葉と向き合えば行動がかわります。 行動と向き合えば習慣がかわります。 習慣と向き合えば運命がかわります。 私たちはなりたいものになれるのです。 これはワシの意訳です。元の言葉は下の通り。 出典は鉄のオンナと言われたマーガレットサッチャーの言葉で、映画「アイアン・レディ」でも取り上げられています。 "Watch your thoughts, for they become words. Watch your words, f
わたしのレコード棚が大変革させられた経験・・・田中希代子さんの圧倒的な演奏に魅了された2023年。(YouTube大幅追加)
2023年を振り返ると、CDやDVDコレクションを長らく中断してYouTuberで配信されている演奏や一時期はハイレゾ配信のベルリンフィルなどオーディエンスとしてはインターネットを活用したアーカイブでその演奏力のすばらしさに満足し、たまーに新日本フィルの生演奏を堪能する、という生活パターンがしばらく定着していたはずの自分が、YouTube→CDを買い漁る、という衝動に襲われた演奏家と出会った。 知る人はすでに「なんだ」というご意見もあるだろうけれど、まさか日本の50年代の演奏
「リストカットとケアにハームリダクションの視点を:リスカ・薬物は長期的には自殺のトリガーでも短期的には自己治療・癒しを与えている」=松本俊彦医師
ちょっと自分のカキコと似たり寄ったりの標題になってしまうのだが、やはりこのメッセージは重要だと思っているので、第二弾は専門家達の発信してくれたYouTubeチャンネルの紹介をしながら話題提供をしたい。 リストカットのきずときずあとについてこんなに丁寧に向き合っておられる整形外科医がいらっしゃるのをYouTubeの縁で知ることが出来た。 精神科業界の「マツシュン」こと松本俊彦医師の出ているチャンネルでの対話を拝見し、心から声援を送りたくなる場面とメッセージがいくつもある。 ハ
薬物使用もリストカットも短期的には自殺・自死への時間稼ぎができる。だからこそ、安全に使い続けながら伴走者が登場できる場面を探す猶予も与えられる。
こんなことで死なせちゃいけないのに。そりゃ薬取り上げたら自殺するしかなくなっちゃうじゃんか、バカバカしいじゃないか! https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2231667 韓国でふたたび俳優さんが自殺に追い込まれたようだ。 毎度のことだが、日本では大概は生け捕りにされて晒し者にされ、延々辱めを受けた後裁判所に送られる。どっちにせよ同じことだ。厳罰政策の行方は刑務所か死ぐらいしか残されていない。 依存症対策の前提条件が
「産経新聞」記事へのオンラインコメントの記録。 令和5年10月25日 大法廷決定 (性別の取扱いの変更申立て却下審判に対する抗告棄却決定に対する特別抗告事件)
オンラインの新聞記事は、実は大きな問題を抱えている。「縮刷版」のような長期保存を前提とした記事管理をしていないから、数カ月から数年たつとサーバーから削除されるシロモノなのだ。ばかりでなく都合が悪けりゃ削除抹消が可能なわけで、これは報道の責任放棄といえなくもない。 わたしは大学図書館に今務めているわけだけれども、新聞記事は縮刷版に製本処理(ハードカバーを付ける)して長期保存をしている。ウチの大学は太平洋戦争の時に空襲で図書館を焼いてしまったので焼け残った資料の他に主要な老舗
令和2年(ク)第993号 性別の取扱いの変更申立て却下審判に対する抗告棄却決定に対する特別抗告事件 令和5年10月25日 大法廷決定 (全文+末尾にわずかな考察)
主 文 原決定を破棄する。 本件を広島高等裁判所に差し戻す。 理 由 抗告代理人𠮷田昌史、同南和行の抗告理由について 第1 事案の概要等 1 本件は、生物学的な性別は男性であるが心理的な性別は女性である抗告人が、性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律(以下「特例法」という。)3条1項の規定に基づき、性別の取扱いの変更の審判を申し立てた事案である。 2 特例法は、2条において、性同一性障害者について、生物学的には性別が明らかであるにもかかわらず、心理的には