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詩集:手記

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ヱロと共に。

ヱロと共に。

五歳の頃。ビデオ屋さんに家族で行った。
成人コーナーなど知る由もなく入って母に怒られたのを覚えている。
八歳の頃、少しセクシーなパッケージのビデオを眺めていたら母に『こんなえっちなものみてー』とからかわれたのを覚えている。
アタシはスケベなのだ。この頃から。

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年の瀬の感謝状

年の瀬の感謝状

今年も息を吸っていたらもう終わってしまうのですね。色々なことがありました。
比率にすると悲しいことも嬉しいことも半々だった一年です。
たかが一年ですが、色んな出会いと発見があって、今年も先ず、ギャラリー展示ができて協力してくれたり祝ってくれた仲間がいたこと。本当にありがとうございます。
リリースをして聴いてくれたリスナーの方ありがとうございます。
バンドを組めたこと、見つけてくれたメンバー本当にあ

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今有る義理と人情

今有る義理と人情

今年も息を吸っていたら過ぎて行った。
一年の半分以上が夏に感じられた。
汗ばむ首、電車の中はまるでレンジの中にでも入れられたのではないかと言う気持ち悪さを感じた。
いろんな出会いと別れがあった。
追いかけることもせず、追いかけられることも無かった。
只、決して無機質ではなく。寧ろ濃い一年であった。
今年ほど義理人情について考えることはあったであろうか。呪いなのか?

私には仲良くしていた友人がいた

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向き合う痛みと過去と。

向き合う痛みと過去と。

突然だがおそらく私は病気だ。出来れば信じたく無い。だから診察はしない。それは間違えかも知れない。
賛否両論踏まえこの文を書く。私は大人になってから様子がおかしいなと思う節ができた。
踏切を見ると飛びたくなったり、精神病んでる人をすぐ見て分かったり。人と関わるのが好きだったのに成る可く話さない様にしよう。など。悲観的になってる部分がある。
例えばSNSの連絡手段で知人にメッセージを送ったりする。それ

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がんじゅーや

がんじゅーや

都会の地面踏めば
今も帰りたくなる
波の音に塩の香り
あの澄んだ空の目

ネオンの騒音に
響く都会の騒音
あのおばあの歌う声が
今も懐かしい

がんじゅーや
がんじゅーや
何があっても生きるさ

同じ太陽さ
同じ月さ
同じ天さ
和多志はおばあの孫さ

アタクシは綺蝶レナ。

アタクシは綺蝶レナ。

アタクシは今日で、詩人になるとする。

決めたのです。

薄ら、自分は日々過ごしていく中で
感じるものを感じ取ってくれてほしい。
湧くものを、只形に残したいと。

まるであの偉人のようには成れないが
まるであの女優のようには成れないが

アタクシは詩人になるとする。

あゝあの日愛おしく思わせてくれた人よ
あゝあの日アタクシに哀しみを背負わせた彼奴よ
あゝあの日アタクシが傷つけてしまった人よ
あゝ

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