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いくらにする? 農家に価格設定の自由、実は悩ましい
初収穫のズッキーニ。1本ずつ袋に詰めながら考える。
「価格はいくらにしようか。初物だからなあ」
直売所の販売価格は農家が決める。高く設定しすぎると売れ残る。低ければ薄利に。経験上、初値は、その後の価格設定にも影響する。なかなか、初出荷より高い値段はつけにくくなるから。悩ましい…。
情報収集は“社長”の仕事
農作物の販売先は多様化している。かつては、農協(JA)ルートか、卸売市場への直接出荷
「できた」ではなく「作った」と言える農業のプロを目指して
5月も後半に差し掛かり、慌ただしかったそら豆の収穫と出荷がほぼ終わりを迎えた。4月末からの約3週間、収穫、荷造り、発送、出荷・販売、その間に会社での勤務という、過密スケジュールもやっと一息。と、思ったのも束の間。次はズッキーニ、その次はスイートコーンと続く…。
最高気温30℃を超える真夏日も観測され始めた。最高気温が25℃を超え始めると、そら豆の樹勢は衰え、葉が落ちていく。販売実績を帳簿につけな
4年目のそら豆栽培備忘録⑥今期の反省と来季への課題
そら豆栽培を始めて4年目。昨年10月の播種から始まった7カ月間の栽培記録を、備忘録的に書き記したものです。具体的な商品名や栽培方法が出てきます。そら豆栽培に取り組もうとしている方には読んでいただきたいのですが、広く知ってもらうための記事ではありませんので、有料記事とさせていただきます。
4年目のそら豆栽培備忘録⑤収穫
そら豆栽培を始めて4年目。昨年10月の播種から始まった7カ月間の栽培記録を、備忘録的に書き記したものです。具体的な商品名や栽培方法が出てきます。そら豆栽培に取り組もうとしている方には読んでいただきたいのですが、広く知ってもらうための記事ではありませんので、有料記事とさせていただきます。
もっとみる4年目のそら豆栽培備忘録④剪定・整枝
そら豆栽培を始めて4年目。昨年10月の播種から始まった7カ月間の栽培記録を、備忘録的に書き記したものです。具体的な商品名や栽培方法が出てきます。そら豆栽培に取り組もうとしている方には読んでいただきたいのですが、広く知ってもらうための記事ではありませんので、有料記事とさせていただきます。
もっとみる4年目のそら豆栽培備忘録③植え付け・冬場の管理
そら豆栽培を始めて4年目。昨年10月の播種から始まった7カ月間の栽培記録を、備忘録的に書き記したものです。具体的な商品名や栽培方法が出てきます。そら豆栽培に取り組もうとしている方には読んでいただきたいのですが、広く知ってもらうための記事ではありませんので、有料記事とさせていただきます。
もっとみる4年目のそら豆栽培備忘録②土づくり・マルチ張り
そら豆栽培を始めて4年目。昨年10月の播種から始まった7カ月間の栽培記録を、備忘録的に書き記したものです。具体的な商品名や栽培方法が出てきます。そら豆栽培に取り組もうとしている方には読んでいただきたいのですが、広く知ってもらうための記事ではありませんので、有料記事とさせていただきます。
4年目のそら豆栽培備忘録①播種・育苗
そら豆栽培を始めて4年目。4月末から収穫が始まり、収穫、荷造り、出荷を繰り返す毎日。体はきついが、商品として売れると、やりがいがある。昨年10月の播種から始まった7カ月間の栽培記録を、次期作に向けての備忘録としてしたためます。
就農初年度、初めてそら豆を植えた。4年半前のこと。振り返れば、「あれではいい豆ができるはずがないなあ」と思う。播種床の作り方、種の選び方、剪定時期、仕立て方、病害虫防除、
収穫適期の「正解」とは? 模範解答を知り、その先へ
農業を始めたばかりのころ、何が「正解」なのか分からないまま、もがいていた。土づくり、品種選び、病害虫への対処方法、作物ごとの栽培・収穫適期…。当然ながら、良い作物ができるはずもない。農業大学校の社会人向け講座(野菜コース)に2年、市農業指導センター(柑橘コース)に1年通った。3年間で「模範解答」の知識を得て、やっと、スタートラインに立つことができた。
収穫適期、逃せば苦労が水の泡に
中でも頭を
「もったいない」は被害拡大のもと そら豆栽培、潔さが肝心
それは、突然やってくる。順調に育っていたそら豆の葉が、萎び始める。2、3日もしないうちに、ひと株全体がしな垂れた状態に。他にも、葉が黄色くなりはじめ、次第に弱ってくることも。実もついている。収穫間近なのに…。
「昨日までは、こんな株なかった…」
4月下旬、整枝、剪定、仕立てを終え、鞘が膨らみ、初収穫を待つばかり。青々とした元気なそら豆の列。その中に、ポツンと葉がしなだれた株が。この時期、毎日の
スマホ検索のトップは「天気予報」 農作業の必須情報
農業を始めてから、スマホで最も見る情報は天気予報になった。2週間天気予報、きょう・あすの天気、1時間予報、雨雲レーダー。10年ほど前、日本気象協会の方と仕事で付き合いがあったことから、数ある天気予報サイトの中で、「tenki.jp」を愛用している。
かつては「当たらない」ことの代名詞
およそ半世紀前、子どものころを思い起こす。夕方のアニメ番組が終わると、「ヤン坊マー坊天気予報」の歌が流れてくる
「スイートコーン×エダマメ」の混植 悩みを解決してくれた記事
年が明けると、その年の栽培計画を立てる。いつ、どの畑に、どの作物を、どれくらい植えるか。しかし、何度計算しても面積が足りない。昨年よりも主要作物の栽培面積を増やしたためか。「この野菜、今年はやめようかなあ」と、悶々としていたある時、一つの記事が目に留まった。「なかよし野菜は一緒に育てる! スイートコーン×エダマメ」。タキイ種苗さんが発行している「月刊誌はなとやさい4月号」に掲載されていた。つっかえ
もっとみる2、3月降雨量、観測史上最多 春植え野菜の定植に影響が…
雨、雨、雨…。2,3日置いてまたまた雨。晴れていても一時的に雨が降ることもしばしば。2月以降、こんな天気が続いている。
2月から3月初旬にかけ、畑に堆肥と苦土石灰、肥料を施し、耕起した。あとは畝立てとマルチシートを張って、春植えの野菜苗を定植する段取りだった。しかし、その畑が乾く暇がない。
ダムの貯水率は回復したが…
昨秋の少雨で、生活、農業、工業用水を供給しているダムの貯水率が平年を
noteにお引越し、あぐりげんき通信 再スタート
平年より少し遅かった桜の開花。新年度のスタートに合わせ、心機一転、ブログを再開しようと、久しぶりにエディターを開いてみた。あれっ、機能制限の告知が…。
このまま続けるにはかなり厳しい内容。無料プランだから仕方ないか、とあきらめつつ、有料プランにするか、他のサイトに切り替えるか、と思案の結果、前々から気になっていた「note」にお引越しすることにしました。
以前、使っていたブログエディター
自家製夏野菜でサルサ・メヒカーナ
(2023年8月14日)
今年の夏は特に暑い。7月の平均気温が28.0℃、最高気温の平均が32.4℃。平年の27.1℃、31.2℃に比べると、それぞれ1℃前後高い。130年余り(1890~2023年)の気象庁の統計で、月平均気温が高い方から9位。トップ10のうち、この30年が8つも占めている。やはり、温暖化は着実に進行しているのか、とぼやきながらも、土日は、野菜畑に出かける。
夏バテした体に
大玉トマト収穫! それでも試行錯誤は続く
(2023年6月6日)
大玉トマト栽培2年目。昨年はミニトマト、中玉トマト、大玉トマトを、初めて雨よけ栽培で取り組んだのだが、大玉トマトは厳しかった。初期の窒素過多、色づかない果実、尻腐れ病、7月ごろには葉が枯れ始め、まともに収穫できたのは花房1~3段程度。ミニトマトや中玉トマトに比べて栽培が難しいとは聞いていたが、なかなか手ごわい。
今年こそは!大玉トマト栽培に再挑戦
今年は、育苗ハウ