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食に関する情報と作ってみたいレシピ! 食べること、作ること、そして、栽培することにも興味ありな私の琴線に触れたマガジンを集めています。
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食感と香りを楽しむ「大人なポテトサラダ」。

食感と香りを楽しむ「大人なポテトサラダ」。

今日のレシピは食感と香りを楽しんでほしい「里芋といぶりがっこのポテトサラダ」です。

「いぶりがっこ」の「がっこ」とは秋田の方言で漬物のことだそうです。

雪国の秋田では漬物としての大根を天日で十分に干すことがができないため、屋内の梁(はり)につり下げ、囲炉裏火の熱と煙を利用して干し上げて漬け込む”燻り(いぶり)漬け”が造り継がれてきたそうです。

その燻した大根を米ぬかで漬け込んだ、秋田の冬が産

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俺の思うフードロス削減。

俺の思うフードロス削減。

10/30は食品ロス削減の日だったそうだ。
日々フードロスについてやってる俺ですら記憶に無いほど印象の薄い日。

フードロスって課題への意識の低さ
これはどうにかしなくてはならない。

でも、現状を批判したり、ネガティブに発信したりするだけでは、いい方向には進まないと思う。

元々俺はこの課題をネガティブに捉えていた。

フードロス多すぎる。
これもう人災やろ。
常に災害時だと思え!
最低限の食い

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「茶碗蒸し」の中で起こる、低温調理と旨味の相乗効果。

「茶碗蒸し」の中で起こる、低温調理と旨味の相乗効果。

今日のレシピは「茶碗蒸し」。和食ならではのさっぱりとしたやさしい味わいで、卵でかためたお吸い物の様な存在なのだそうです。

それから、ちょっとだけ化学なおはなし。
玉子自体は80℃くらいまで温度が上がると凝固点を迎えるそうです。
※(玉子の凝固点とは、加熱することにより固体となるときの温度。)

卵液の熱の中で具材は低温調理されしっとり仕上がります。低温調理の良い点は、肉や魚の水分を保ち、ジューシ

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わらびごはん+蕗「山菜チャーハン」。

わらびごはん+蕗「山菜チャーハン」。

「作ってお皿に盛ったものを再度炒め直される」という行為が何度もあたスパルタなレシピ「チャーハン」。美味しいものを食べているときは気づきませんが、何かしら違和感があるとよく分かります。チャーハンの場合、ごはんが重いか重たくないか。

味付きのごはんが兎に角にも大好きな私がこの時期よく作る、わらびの煮物のアレンジ編「わらびごはん」。アレンジでチャーハンにもします。蕗がある時は是非蕗も一緒に。しっかりと

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ガリガリ食べたい「新生姜の甘酢漬け」。

ガリガリ食べたい「新生姜の甘酢漬け」。

鮮やかなピンクに染まった新生姜が美味しい甘酢漬け。瓶の中で新生姜のアントシアニンという酵素が含まれる赤い色素とお酢が化学反応を起こし、もともと白い新生姜を鮮やかなピンク色にしてくれます。

新生姜に限っては、辛さもマイルドでとてもみずみずしく柔らかいのでそのまま食せます。

甘酢漬けにしておくと、そのままでも、またこれから夏にかけて欲する冷麺や冷しうどんなどの、冷たい麺の大事なアクセントとしても美

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わらびの煮物のアレンジ編「わらびごはん」。

わらびの煮物のアレンジ編「わらびごはん」。

「オゴウの家ごはん」ではよくベースとなるお料理を作って、そこからアレンジしていきます。一度作ってしまえば、アレンジにはそんなに時間はかかりません。私でも。

下ごしらえしたわらびで作った「わらびの煮物」。今日はその「わらびの煮物」で作る「わらびごはん」です。

炊き込むのではなく、炊き上がったじゃこごはんに「わらびの煮物」を混ぜ合わせる「わらびごはん」です。脇役ですが細かくきった油あげやじゃこが

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「オゴウの家ごはん」の万能だし

「オゴウの家ごはん」の万能だし

「オゴウの家ごはん」の万能出汁は、10cmの昆布3枚と鰹節をもりっと一握りでとっています。(昆布と鰹節の種類は問いません。)

出汁の取り方は色々あるとは思います。一番出汁、二番出汁と丁寧にとったほうが良いとは思いますが、我が家はよく出汁を使いますので無駄なくだしきります。

作り方
鍋に水1L、昆布と鰹節両方を入れ、沸騰させてから中火にし、5分ほど煮出して完成。そのまま放置して、冷めて絞ったらよ

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