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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いしています

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ぼくは魔法使いシリーズ続篇 不定期更新の為あらすじなし どこへいくのかは彼方(主人公) に聞いてください。 ちょっと魔法を使い異世界を旅する人生棄てたもんじゃない。 呑気な物語に… もっと読む
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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。敵の正体・・・

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。敵の正体・・・

ぼくはいま、土龍の回復しか望みはない❗

家族と暮らすことも、過去に行き龍達と愉しく笑い合うことも望まない。

だから、ぼくの事はあきらめてくれ。過去にはスサ(本名柏原ヤスト)と真美子を送る。これは、決定だ。影が揺らぐ

そして、少しいるつもりだ。約束もある(城の魔法使いと魔法を教える約束している)彼らが馴染むまで・・・だ。

じーちゃんとぼくが会えないのは、力もあるけど、未来のぼく自身だからだ。

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。やるべきことは1つ。

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。やるべきことは1つ。

ハルクの新婚旅行に僕らの世界を見せようと話している。準備に少しだけ時間がいるが、ぼくらの世界のゲームを体験させたい。

アバターを使う事などないだろうから、面白い旅行になるだろう。ファランがいて大丈夫なのはそんな場所位だろうな

準備の為に、まずはスサと真美子の結婚式だ。ハルクとファランの招待客の帰る前に出席出来そうな人に残って貰う

事前に言わなかったのは、スケジュールを無理させないように、可能

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。誰も悪くない。

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。誰も悪くない。

本当に雲1つない晴れの日、やっとファランとハルクの二人の結婚式になった。

ファランは披露宴をガーデンパーティーでやりたいと走り回ってきた。

遠方から来る人のために、一日がかり城下の宿屋はいっぱいになりてんやわんやだそうだ。

当のファランは準備に余念なく、愉しそうに走り回っていた。本人自ら動かずとも良いところだろうに・・・

料理、おみやげ、庭の状態から天気迄すべて、まるで失敗したら自分が悪い

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。結婚式の準備

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。結婚式の準備

着々と準備は進み始めた。
素人には手に負えない薔薇のアーチを
作るのに異世界からプロを呼んだ❗

ニャニョーヌ伯爵ご夫妻である。国賓として贅沢な部屋を用意、取り急ぎ1週間で作ってもらった。

ご自分から言ってくださった仕事ぶりは見事で、薔薇のアーチから続く花の豪華なこと驚くばかり

ファランティンは式の前から大喜びでニャニョーヌさんにしきりに礼を言っていた。(経緯はコメント欄参照)

油断ならない

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。過酷な戦闘とご褒美✨

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。過酷な戦闘とご褒美✨

ハルクに土魔法足元に仕掛けるんだ。
竜の助太刀に入った彼方。アドバイスだけだと

時間差で右側を狙いファイヤ、魔法効果はなくとも手に衝撃がくる足元の土魔法作動と共に切りかかれチャンスはすくないぞ。

まるで、自分が戦うような、個人的なアドバイスにさすがにハルクも仏頂面になる。

二人がかりでもいいんだよ勝てば。

最低なセリフをさらっと言うが、我慢出来ないとばかりにカミナリ落ちた。ファラン登場すっ

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。そろそろ腕試ししよう!

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。そろそろ腕試ししよう!

土龍に任せた調査も遅々として進まない。やることのない我々で、出来ることは・・・

よし、実力を試そう。そう、みんな腕試しだ。

剣・・・ハルクと竜で一騎討ち(真剣に勝負する降参したら終わり)

魔法・・・ぼくと相手は誰でもいいが、まず大魔法と拘束魔法は禁止。命を掛けない。

これにはファランと真美子がタッグを組んだらしい。高貴な姫も応援したいって言ってたらしい。なんかずるくないか?

宝探しをする

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。~見えない敵~

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。~見えない敵~

なんだか、土龍とも話したが敵の姿を掴めない。何のための襲撃だったのか

高貴な姫は来ないうちに対策しちゃえばいいじゃないと言うが敵の規模も強さもわからないじゃ

ともかく戦略アップにヤスを鍛える。

あと、真美子はかなりMPが高い。魔法使いの資質のある家系でもある。

土龍には聞いててもらったが、魔法使いにはならないと言う。どうして?と訊ねると、

私はヤストさんの力になりたい。私が強くなれば、彼

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。戦闘中の奇跡

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。戦闘中の奇跡

珍しく、戦闘になってもヤスが引かない。魔法効果無効を覚えたこと。真美子がいるからか?

いつもは、ものの数秒できれる無効効果。まだ、もっている。

「ヤス無理するな、お前に土龍の加護があっても、相手が強かったら死ぬんだぞ」といくらいっても退かない。

だか足元に2つのエネルギーの線がみえた。1つは真美子から、1つはなんと土龍からだった。

(なんで?)土龍は答えない。

良くわからないがヤスはこの

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。お城の庭でド派手なパーティー(戦闘)

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。お城の庭でド派手なパーティー(戦闘)

彼方の耳に土龍から、内緒話がきた。

(城の庭にお客様ですよ。上手く庭に出られるなら、お手伝いしましょう。)

窓に張りついて固まってぶつぶついっているヤスを使う。

「話しかけりゃいいじゃんか、指くわえてみてても、何も始まらないだろう。三十路男のポエムは片腹痛い。」

顔を真っ赤にしているヤスを見て、怒った真美子に平手打ちを食らう。

大袈裟に泣き言を言うと、いずらくなった二人は連れだって出て行

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。ヤスってわかりやすいなぁ

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。ヤスってわかりやすいなぁ

いつも、泣きながら帰る僕には、離れている時間が惜しい。あと、どのくらい時間があるのかわからない。

離れていた時間を埋めるように、毎日土龍を急き立てる。早く行こう。

彼方いい加減子どもみたいですよ。嫌みも聞こえない。そばでずっと急かしている。

呆れ顔の高貴な姫は、早く行ったらいいじゃないと、めんどくさそうに言う‼️

他人事だと思って、ぶつぶついいながら、いってきます。

あら、結局行くならぶ

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。ヤスト覚醒

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。ヤスト覚醒

おい、ヤスどこにいる。

もう嫌です。このダンジョンはお前には無理だ。出てこい。

渋々隠れていた茂みから顔を出す

MP少なすぎて、探知出来ないのである。鬼ごっこは終わりだ。

首根っこをハルクに掴まれ渋々歩く。

ダンジョンを出ると、土龍が青筋たてて怒っていた。子供っぽいことは、止めて貰いたいですね。

明日から特訓ですよ

今日はゆっくり休みなさい。

明らかにほっとした表情を浮かべる

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。彼方の目論見

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。彼方の目論見

彼方がなんかタクランデル

ひそひそと話すハルクとファランこの前は龍の命を救い。ダンジョンから戻ってしばらく寝てばかりだったのに

部屋に籠ってばかりじゃ、病気になると高貴な姫の言葉もきかず、設計図をかいているらしい。

火龍の過ごしやすい場所、地龍、水龍、風龍、土龍、様々に考えていく。

土地にロケーション、食べ物はミミズや昆虫の巨大なもの。果物に綺麗な水
理想郷。

どうやってドラゴンゾーンが

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。彼方復活

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。彼方復活

まばゆい光の中にあの龍がいた。苦しくないか尋ねる。彼方のおかげで素晴らしくいい気持ちだ。

嬉しくなり、また顔に抱きつく。相変わらずだな。龍はうれしくなり鱗を鳴らす

彼方はぽつんと1人目が覚める。懐かしい龍を探すが見つからない。涙が止まらない。走り回り疲れ果てて眠る。

だから、彼を起こして欲しいんじゃ

光の龍はほとほとこまったように、土龍に話す。ありかのわからないものがあると

私には役不足

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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いしています。彼方の夢~幼き出会い

ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いしています。彼方の夢~幼き出会い

彼方は夢の中にいた。

何度も出会った龍。寂しいときいつも側にいた。枯れ木を見上げると優しい瞳が見つめていた。

やぁ、久しぶり。涙を隠して微笑む。

寂しいとき、丘の上の枯れ木を見上げると寂しくなくなるって、いつのまにかそう思うようになった。

なぜだかわからないが、龍のことは忘れてしまう。だから、寂しくなると丘の上に来て枯れ木を見上げていた。

卒業、入学式誰も来ない。

だから、ぼくは枯れ木

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