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私のエッセイの役割について

皆さんは「エッセイ」と言われて明確に意味を答えられますか?

田中泰延氏の著書「読みたいことを、書けばいい。」を読むまでは、意味を全く理解していませんでした。学生時代から理系で生きてきた自分には、無縁の世界だと捉えていました。

結論を言うと、事象と心象を織り交ぜた文章が随筆(エッセイ)です。学生の読書感想文もそうかもしれませんが、事実と感想を合わせた文章は全てエッセイの部類なのです。

事象寄りで文章を書くならば、それは「ジャーナリスト」や「研究者」であり、心象寄りで文章を書くならば、それは「小説家」や「詩人」である。

読みたいことを、書けばいい。より引用

この解釈を踏まえて、私がエッセイを書き続けたいと思う理由を備忘録として書き残すことにします。この記事を読んで「私もエッセイ書いてみたい」と思う人が増えたら嬉しいです。

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私なりのエッセイの目的

これまで書いてきたエッセイをマガジンとして残しています。近いうちに構成を変える予定ですが、暫定版はこんな感じです。

私のエッセイは過去・現在の自分との対話が主です。なので事実の話題は少ないかもしれません。自分自身の本音に向き合いながら、描きたい未来について自分なりに深掘りする。これが最大の目的です。

本当(本音)の自分は何をしたいのか。周りの期待に応えること、周りに褒められることに必死でしたから、今の自分には本当に難しい課題です。

将来の自分を描くための大切な自分だけの文集です。最もリーズナブルな自己投資かもしれません。他人に相談したり教えを乞うにしても、実は自分との対話は避けて通れないことですから。

やり方は十人十色です。私は文章を書くのが好きという特性があり、自己対話の手段として「エッセイ」というやり方を選びました。

これが大きく成長して、いつの日か過去の自分の足跡として残るのが、本当に嬉しいことなのです。

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エッセイを通して自分を癒す

エッセイを通して自分の心の中の声を聞きたい。心のモヤモヤなど沸々としたエネルギーを昇華させることにエッセイを利用したいです。

現実社会では、数多くの意見を浴びせられます。それに対して共感や反発しながら生きています。多くの感情の揺動の果てに疲労困憊した自分を救いたい。

ついでに、これからの自分の生き方を描き直したい。それがエッセイを通して自分が目指していることです。

書くこととは生き方の問題だ。書こうと思うなら、自分のために、読みたいことを書けばいい。

読みたいことを、書けばいい。より引用

書くことは生き方を示すことと同義です。自分の生き様に対する一番のファンは自分であるべきなのです。そうでなければ、誰も付いてこない。

自分の文章の意義は、自分自身を自助努力で癒して、現代のストレス社会を生き抜いていくこと。そう考えるならば、個人的に立派なものだと思います。

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うつ病という事実の経歴

何度か書いていますが、私はうつ病の経歴があり、その影響で会社員を休職したこともあります。

最近になり、薬を止める方向を色々と模索するようになりました。既に克服された人にも会うのですが、彼らを見ていると根本改善が鍵に思えます。

この根本改善のひとつが自分との対話です。過去の振り返りとこれからの対策を考える。気分と時間に任せるだけでは何も解決しないことに、最近気づきました。

過去の事実はいくらでも出てきます。それに固有の解釈を加えてしまう点が問題なのですが、なぜそうなのかを紐解くには、自分(本音)との対話は避けて通れないと思います。

これを無視しても表面上は解決できますが、これまで対処療法でやり過ごしてきたところが、克服に行き着かない原因でした。例えば、先ほどの「自分はどうしたいのか」というのも、解決に向けた鍵のひとつです。

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おわりに

自分が思うことを自由に描く。自分はかなり苦手意識があり、今でもなかなか多くは出てきません。

それでも、人生の描き直しは必要だと感じていて、その手段のひとつとして「エッセイ」を捉えています。これまで書いている「勉強」に関することも、その一端を担います。

自己表現を磨くというのが、現在の自分の具体的な課題であり、その先に自分なりの幸せが待ち受けているのだと思います。

課題に応えられているかは分かりませんが、現時点で思うこととして、自分なりにエッセイの意味(役割)を今回は考えてみました。自分自身(心)に捧げるエッセイとして。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。この記事があなたの人生の新たな気づきになれたら幸いです。今後とも宜しくお願いいたします♪♪
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