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【思考整理】インプットとアウトプットの繰り返しによる「理解力」と「質問力」の向上をまとめる

素早く理解出来るようになる方法
発想を生み出す方法
話を聞いていると自然と質問が浮かぶ方法

過去の自分が知りたかった内容です!

こんにちは、けいごです。

私の趣味として読書があります。読書に限らず、なんらかのインプット後は、アウトプットをすることを意識しています。そんなインプットとアウトプットを繰り返す「前」と「後」で圧倒的に変化したことがあります。それは以下です。

「理解力」と「質問力」が向上した

現在では、初めて体験、経験するなんらかの概念でも、理解できるスピードが向上しました。またそれが紐づいてか、発想や質問も思いつくようになりました。※もちろんまだまだ理解できないことはあります。数学とか笑 統計学を知りたいけど、本読んで理解できないので一旦保留してます(笑) 知の探求は終わらない。

この頭の中の構造がどうなっているのか、自分なりに整理したいと思います。「理解力アップしたい」、「質問力を身に付けたい」と考えている方には何か参考になると思います。


理解構造

現在の理解構造を、以下にまとめます。

新しい概念には、知っている概念で穴埋め方式をとる

例えば自分が何か詳しいことがあるとします。それを介護の仕事とします。もし新しい何かを学ぶ時(ここでは歴史にします)に、「介護業界の概念」を「知りたい概念」に当てはめてみます。

介護の仕事の考え方として「ICF」というものがあります。※ここでは記事の内容をわかりやすくするために、「ICF」の考え方を、更に抽象化して図解します。

人を構成する要素としてざっくり3つがあります。それが、以下です。

①健康状態:抱えている病気
②個人因子:性格・個性・障がい等
③環境因子:家族・友人関係・仕事・住んでいる地域等

この①~③を基本の型として、歴史を学ぶときにこの①~③に穴埋めしていきます。
まずは練習に、この図解を徳川家康に当てはめてみます。それぞれ①~③に穴埋めすると以下になります。

司馬遼太郎さんの本を参考に情報を埋めています。

ここでは練習のため、埋められるものを取り上げました。これによって「徳川家康」をより詳細に知ることが出来ます。例えば歴史を理解するときに、歴史的人物個々の状況をこの型に当てはめていくと、理解して覚えやすくなります。小説もより一層楽しめます。

では続いて介護保険方式から型を考えます。

介護保険方式

介護保険という概念は、お金をみんなで集めて、サービスが必要な人に分配する仕組みです。

発想を生み出す

これ、先ほどの「ICF」の図と少し似ていませんか? 3つの穴が4つの穴になっただけで、構造自体は似ていますね。つまり、例えば市の状況(健康状態)により、事業者(個人因子)のとる立場は変わるということになります。サービス受給者(環境因子)が減れば、事業者の経営も怪しくなる。見る視点によって「個人因子」も「環境因子」も変わります。

逆に「ICF」によってつくった型に、「介護保険」の「④保険方式」に値するものを作ることで、新たな発想も可能になります。

では、型を作成するワークをしてみましょう。

-—————- ワーク① ——————

会社の構成の型を作り、それに似た構造の概念を考えてみましょう!

⇒⇒⇒答えは最後の項目へ!!

質問の発想

こちらに着いては、常に以下を意識するようにしています。

なぜ?

簡単過ぎますが、これがかなり重要です。これを習慣にすると、ある日突然「質問」が自然と生まれるようになります。いや、本当に、、、

例えば、会話する相手が「リンゴが好き」と言ってたとします。ここですかさず、「なぜ?」を発動します。※これやりすぎると嫌われるので注意してください(笑) 私の口癖は「なぜ?」です(笑)

「なぜ?」を解明すると、質問の幅が広がります。例えば、「リンゴの味」が好きだったとしたら、同じような味の「アップルパイ」や、「梨」も好きかどうかを尋ねてみます。すると、何故か「アップルパイ」は好きでも、「梨」は好きではないと言ったとします。ではこの違いはなんなのでしょうか?

「梨の味」だけが嫌いなのかもしれませんし、「梨に嫌な思い出がある」のかもしれません。こりにより、更に質問を続けることができます。「なぜ?」を意識すると質問を広げることが容易になります。

-—————- ワーク② ——————

相手との会話で「梨に嫌な思い出がある」という情報を得ました。ここからどのような質問をしますか?

⇒⇒⇒会話を広げる質問を考えましょう!!

【解答】「理解」と「質問」を掛け合わせる

「理解」と「質問」を掛け合わせると、無限に興味を深掘りすることが出来ます。質問力の項目で例示した、「好きな食べ物」を再度取り上げます。すると、以下のような型になります。

りんごは好きなのに、梨は嫌いな理由が、「小さい頃に傷んだ梨を食べて体調を崩したから」という情報を得られたとします。

ここで、穴が作り出せます。それは、「②思い出の穴」です。また、アップルパイは食べられるという発言から、「りんごの風味が感じられる食品であれば、全般的に好きな可能性」があります。ここでまた穴の概念が追加されます。それは、「③掛け算の穴」です。もしもこれで、「アップルパイは好きだけど、リンゴパンは嫌い」であれば、「④例外の穴」に入ります。ここを更に「何が違うのか?」を深掘りすると、より相手を深く知る手掛かりになります。コミュニケーションを繰り返すことで、この穴が増えていき、とれるアプローチも変化していきます。

「テクニカルな質問」や「鋭い質問をする人」の頭の中は、このようになっているのではないかと考えています。※個人的な仮説です。

ここで伝えたいことは、以下です。

①読書し質問したり、疑問を調べることによって「型」と「穴」を作り出す
②「型」と「穴」が増えれば増えるほど理解力と質問力が更に向上する

日々のコミュニケーションや読書、映画鑑賞等を通して、「型」を意識的に脳内で作り出します。そうすることで、理解力と質問力に磨きをかけることが出来るようになります。私も偉そうにまとめていますが、まだまだ修行中の身です。

例えば介護保険制度で存在した「保険方式」に該当するものは、「ICF」にはありません。すると、それを穴埋めするように質問が思いつきます。しかしながら、この内容をそのまま対人で質問すると、意味がわからないので「頭がぶっ飛んでる人」と思われる可能性があります。※実体験(笑)そのため、質問の仕方は工夫します。
また、それを知ることで、「人の分析をする方法の手掛かり」になるかもしれません。

-—————- 解答 ——————

ワーク①の答え

早速ですが、答えはありません。しかし気持ち悪い方もいると思いますので、私の考えた内容を以下に添付します。

この構造と似ているのは、スポーツです。スポーツには「司令塔」、「フォワード」、「ディフェンス」があります。監督も「プレイヤー」です。会社でいうところの営業やマーケ職はフォワード、経理や総務はディフェンスという当てはめが出来ます。スポーツにおけるポジションから考えると、更に面白い発想が出来そうです。

もし、ここはこうではないか?とか、これは合ってると思うとかあれば、そんな率直な意見をコメント欄で下さい! 私の勉強にもなりますので批判、指摘、大歓迎です!

また、皆さんの解答結果も教えてください!

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