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「アート思考」読了

アートの考え方を学んだら思考力や表現力が上がらないかなぁと思って読んでみました。とても面白かったです。

それでは振り返ってみましょう。

アートは問題提議を行う

アートは問題提議を行うものだと学びました。ビジネスで一般的に行われるのは顧客の問題解決です。デザインのようなアートを活用している方法だって問題解決です。マネジメントやエンジニアリングも問題解決を行うための手段です。

一方で顧客がまだ気付いていない問題、すなわち潜在ニーズにつながることについては、こちらから問題提議する必要があるでしょう。

アートを学ぶことで事業を作ることすなわち企画やプロデュースにプラスになったらいいなと思います。それにはアートの勉強をして、自分で何か作ってみる必要がありますね。

私の場合は趣味で作曲をやっているので、そろそろ習作からアートの考え方を加えるところへ発展させるのもありかなと考えました。まだまだ初心者なので習作も必要ですが。

アートの考え方

アートは問題提議なので、世の中の問題と考えられることを題材とします。

有名なムンクの叫びは、機械化により人間が自然から疎外されて孤立した状態を想像し、精神を破壊しようとする近代文明が迫っていることを知らせようとしたと考えられるそうです。

現在の日本でも、コロナ禍による失業や円高による様々な商品の価格高騰に対して叫んでいるアートがあってもいいのかもしれません。

アート思考という本を読んでみて、アートを学ぶことで下記のようなことができるようになるのかなと思いました。

  • 社会問題に対し、受け手が色々な考え方をできるようにすること

  • ゼロベースで考える

  • マーケティングのようなニーズありきではなく、自分の内側から出てくるものを活かす

終わりに

アートをもっと学びたいと思うと同時に、問題提議について意識してみたいと思いました。

次から作曲をするときに意識してみます。記事を書くときでもいいかな。

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