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【シカゴでバードウォッチング!】 Eastern Towhee ワキアカトウヒチョウ
また一種、春になって戻ってきた鳥がいます。カナダ南西部、アメリカ合衆国からバハマ、カリフォルニアにかけて生息している、新世界のsparrowの一種で、Eastern Towhee (ワキアカトウヒチョウ) といいます。
雄は頭から背中そして胸まで真っ黒い頭巾を被ったようで、黒い翼には多少白い部分があり、胸の途中から腹部は真っ白です。そして、その黒と白の間の脇腹がきれいな赤茶色です。和名の「ワキア
【シカゴでバードウォッチング!】 American Goldfinch オウゴンヒワ
American Goldfinch (オウゴンヒワ) について書こうと決めてこの記事を書き始めたら、庭のバードフィーダーに初めてAmerican Goldfinchが来ました!!あまりの偶然にビックリ。まるで「やっと私たちについて記事を書いてくれることにしたのね。」と言っているようでした。
American Goldfinch については、「鳥が脱皮???」という前出記事 に換羽の一例として少
【シカゴでバードウォッチング!】 Northern Flicker ハシボソキツツキ
私にとっての運命の鳥。英語では、Spark Bird。その出会いの瞬間まで、私の人生がこんなに変わるなんて思ってもいませんでした!
それは2017年に遡ります。夫の新しく手に入れた双眼鏡を興味本位で覗いてみると、私の目に飛び込んできたのは、生まれて初めて見る鳥、Northern Flicker (ハシボソキツツキ) でした。火花 (spark) が飛び散るほどの衝撃の一瞬で、あっという間に鳥の世
【シカゴでバードウォッチング!】 American Woodcock アメリカヤマシギ
今の時期にこの鳥が姿を現したと聞くと、シカゴのバーダーたちはソワソワし始めます。この鳥のユニークなスカイダンスを見たくてたまらなくなるからです。わざわざ夕方から夜にかけての6:45から8:15まで、バーディングツアーが組まれるくらいです。そのスカイダンスを何回か目撃したことのある夫は、一見に値すると言っています。その鳥の名前は、American Woodcock (アメリカヤマシギ) 。日本で見る
もっとみる【シカゴでバードウォッチング!】 Red-winged Blackbird ハゴロモガラス
アメリカは三月十日の夜中に夏時間 (Daylight saving time) に変わり、いよいよ春が近づいてきています。前の記事に書いたNorthern Cardinal (猩々紅冠鳥)の歌声も春を知らせてくれますが、今回の鳥、Red-winged Blackbird (ハゴロモガラス) も春告鳥です。その独特な鳴き声を湿地帯や葦の原で聞くと、「あ〜〜〜、春が来た!」という気持ちになりウキウキし
もっとみる【シカゴでバードウォッチング!】 Dark-eyed Junco ユキヒメドリ
今回の鳥は庭のバードフィーダーによく来る冬鳥です。
Dark-eyed Juncoと言いますが、日本語名の「ユキヒメドリ」という名前が好きです。漢字で書いたら「雪姫鳥」で、白雪姫みたいですねえ。残念ながら、日本にはいないそうです。
Dark-eyed Juncoは、名前にsparrow (スズメ)という言葉を含んでいませんが、新世界、つまりアメリカのsparrowの一種です。ちなみに北米には4
【シカゴでバードウォッチング!】 Long-tailed Duck コオリガモ
先日いつもの公園で、カナダの北部のツンドラ地帯から渡ってきた鳥、Long-tailed Duck (コオリガモ、氷鴨)に魅せられてしまいました。
この鳥は海鳥ですが、繁殖期にはツンドラ地帯の湖に生息していて、冬になると米国の東海岸と西海岸に行く鳥と、五大湖に来る鳥があるそうです。日本では冬に主に北海道や青森県で見られるようです。
初めてこの鳥を見たのは、2018年でしたが、その時は遠かったのと