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古本屋巡りのプロが教える、掘り出し物を見つける15のコツ


今回の記事は以下記事を参考にして編集制作させて頂いております。私は古本屋を心底愛するモノですが、本屋側の人間ですもので、古本屋巡りのプロではございません。今回は編集に徹しております。どうぞ、ご理解の上、読み進めて頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

How to shop in used bookstores

以下「ブックスチャンネルマガジン」に収録させて頂きました。本・レコード他のコレクター商品など興味のある方はご登録頂ければ幸いです。

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はじめに

はじめに 私は長年にわたり数え切れないほどの古本屋を訪れてきた古本屋巡りのベテランです。この経験から、古書店で宝物を見つけるためのコツを少しずつ身につけてきました。ここでは、皆さんが「ブッキング」に出かける際に心に留めておくべき、15の心得やテクニックをご紹介します。

1.楽な服装で行こう

高級ディーラーや隠れ家的なブックカフェを訪れる場合を除けば、古本屋巡りには動きやすく汚れてもいい服装が基本です。本棚の下段を覗き込んだり、本の入った段ボール箱を漁ったりするのに最適な格好を選びましょう。また、懐中電灯があると本の背表紙を確認するのに便利です。

2.冒険心を忘れずに

特定のジャンルや作家の本ばかりを探していては、思わぬ発見を逃してしまうかもしれません。新しい分野の本との出会いや、埋もれた名作を掘り当てる楽しみを味わうためにも、冒険心を忘れずに古本屋を巡りましょう。

3.数時間をかけてゆっくり探索しよう

時間をかけて 充実した古書の品揃えを誇る大型店舗では、数時間をかけてゆっくり探索するのがおすすめです。時間を忘れて本の世界に没頭できる、至福のひとときを過ごせるはずです。軽食・おやつを持参するのも良いでしょう。

4.平日の昼間に行くのが吉

週末は多くのお客さんで賑わう古本屋も、平日の昼間ならゆっくり店内を回ることができます。在庫が頻繁に入れ替わる店舗なら、平日に行けば新着本に出会えるチャンスも高まります。

5.店内ではマナーを守ろう

本は手に取った場所に戻すのがマナーです。大声で長電話をするのも控えましょう。価格が適正でないと感じる本があっても、店員さんにそのことを指摘するのは賢明ではありません。本そのものをじっくり吟味し、オンラインの価格に惑わされないようにしましょう。

6.セールコーナーから始めよう

古本屋に入る前に、店頭のセールコーナーを必ずチェックしてください。希少本が見落とされて安値で並んでいるかもしれません。掘り出し物を発見するチャンスです。

7.店員さんと良い関係を築こう

古本屋に入ったら、店員さんに一声かけましょう。困ったことがある時は遠慮なく尋ねると良いでしょう。数回通ううちに、店員さんと顔見知りになれば、新入荷情報など役立つ情報も教えてもらえるはずです。

8.小さな店舗もしっかりチェック

小規模な古書店や、本コーナーのある古着屋でも、思わぬ掘り出し物が眠っていることがあります。目当ての分野の本だけでなく、幅広いジャンルの本を手に取ってみましょう。偶然の出会いが待っているかもしれません。

9.いろいろなセクションを見てみよう

作家によっては、複数のジャンルの本を手掛けていることがあります。目当ての作家の本は、文学の棚だけでなく、他のセクションにも置かれているかもしれません。いろいろな棚を覗いてみると、店舗の特徴も掴めます。

10.背表紙もよく見よう

背表紙の文字が読めないような古い本も、手に取って中身を確かめてみる価値があります。カバーが失われた初版本や、著者のサインが入った一冊が埋もれているかもしれません。

11.コンディションの良い本を選ぼう

お気に入りの作品は、状態の良い本を選ぶのがおすすめです。初版本や豪華な装丁の本は、大切に扱われてきた美本を手に入れたいですね。既に所有している本でも、アップグレードを検討するのも一興です。

12.柔軟な発想を大切に

他の人が見向きもしない本の中に、意外な魅力を発見することがあります。マイナーな作家の作品集や、古い雑誌の特集記事など、ユニークな視点で本を選ぶことで、collection に深みが出ます。

13.専門店で知識を深めよう

特定の分野に興味があるなら、専門書店の利用もおすすめです。価格は高めですが、良質な本が豊富に揃っています。店主から専門的な知見を学べる機会にもなるでしょう。

14.一冊は購入しよう

お目当ての本が見つからなかったとしても、可能な限り一冊は本を購入するようにしましょう。中古の文庫本でも構いません。文化の発信地である古書店を支援することが、私たち書物愛好家の務めだと思います。

15.集めた本はしっかり活用しよう

本屋巡りの醍醐味は、本との偶然の出会いです。しかし、集めた本は読んで活用してこそ価値があります。研究や学習に役立てるのも良いですし、楽しみのために読むのも素晴らしい。ただの飾りにしてしまうのは、本に対する冒涜と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?古本屋巡りを趣味にすれば、知的好奇心を存分に満たすことができます。本との偶然の出会いは、人生を豊かにしてくれる素敵な経験です。掘り出し物を求めて古書店を訪ね歩く楽しさを、ぜひ味わってみてください。

https://booksch.com/go/me

最後に本当すいません。m(_ _)m 店の紹介させてくださいね。


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