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"風鈴"が本を読み、Twitterをする理由
こんにちは、風鈴です。
アカウント自体は2010年11月から始めていたらしいのですが、2019年1月から本格的にTwitter活動をすることにしました。
ここでは、何故急に活動を始めたのか、このアカウントはどういうアカウントなのかを自己紹介していきたいと思います(*^_^*)
先日、以下のツイートをしました。
スタンスに関しては、ここでほぼ述べています。
アカウントに関しては、
本を、本棚の端っこから読んでいく
昨日ふと思いつき、これまで構想していたことを実現する機が熟したのではないかと思い、衝動的にツイートしたので、ここでは何をやりたいのか、どういう方向性でやっていくのかを、簡単に書いておきたいと思います。
動機 簡単に言うと、今うちにある本をもっとちゃんと読まなければならない、読んでみたい、ということなのです。
蔵書はそれほどないと思いますが、そもそも重い本が多く、全集があるので積読になっていた
中田敦彦の『罪と罰』動画へのツッコミ=間違いの訂正(ネタバレあり注意)
中田敦彦YouTube大学の『罪と罰』動画の間違いが多すぎるということで、一つ一つ丁寧に間違いを訂正していきたいと思います(暇なので)。
この投稿の趣旨は、間違いの訂正であり、中田敦彦氏を貶めるものでも、彼が底本にした漫画を虐げるものでもありません。
冒頭に中田氏は『デスノート』との相関性を話していますが、これは良かった。『デスノート』は『罪と罰』のオマージュ的要素もあると思われる。また
大学生活で「楽しく学ぶ!」ことについて(好きなことで生きていく)
最近コロナウィルスのパンデミック(世界的流行)で俄かに「読書欲」をそそられている方向けに、特に大学生に向けておすすめの本を投稿してみたが、好評ではあったけれども、ちょっと微妙な好評さ加減だったので、ちょっと違う切り口から、読書や大学生活の楽しい部分を、学問の観点から書いてみようかなと。
”風鈴”の大学生活について(ダメな例) とはいえ、いろんな大学生を見聞きしたりする立場になく、何度も大学生活
【1908連休鈴読企画】ドストエフスキー作品全紹介(五大小説除く)
2019年8月10日ー12日までの三連休で、ドストエフスキー作品を、五大小説以外すべて紹介し、おすすめ度を付けました。
ここにまとめておきたいと思います。
『貧しき人々』おすすめ度☆☆☆☆☆
『分身』おすすめ度☆☆☆
『九通の手紙にもられた小説』おすすめ度☆
『プロハルチン氏』おすすめ度☆☆
『家主の妻』おすすめ度☆☆☆
『ポルズンコフ』おすすめ度☆☆
『弱い心』おすすめ度
『罪と罰』について ー「ヨブ記」Ⅰ
『罪と罰』を「ヨブ記」であると捉える評論がある。
これは十九世紀のヨブ記である。善と悪と、義と不義とを辨ぜぬ理不尽な運命の事実、不義が義を覆い、悪が罰せられることなしに横行する、この赦すべからざる現前の事実の故に、神とその正義とを疑い、悩み、之を否定せんとした一人の男が、気も狂わんばかりの悪闘と苦悩のすえ、遂に神とその正義とに服するに至った恐ろしい物語である。
(吉村善夫『ドストエフスキイ』
『罪と罰』について (予告編)
今は『白痴』について書いているが、『罪と罰』の方が書きやすいのと、『白痴』は読み返したいと思っているので、少し時間が欲しいため、繋ぎで、こちらを書き始めてみる。
学生時代に、『罪と罰』と徳倫理学を中心にくにゃっとまとめたことがあるので、これをベースに、少しお復習いできたら。
取り上げる項目のキーワードは以下。
「ヨブ記」
「ラザロの復活」
「境界を越えるということ」
twitterということーーーモテキ(映画評)
通算で4回くらいみている。何故か、長澤まさみが可愛い・・・!
物語は、Twitterで大量に呟くもののフォロワー一桁くらいでモテない森山未來が主人公。ひょんな事から話の合うフォロワーさんと会うと、その人が長澤まさみ(ヒロイン)だったという。
思春期特有の、恋愛関係なのか肉体関係なのか、心の動きが生々しく、コミカルに描かれていて、心を揺さぶられる。
どうも、漫画原作なのだが作者がこの映
心を整理するのに、積み木を倒すということ
最近気付いた自分の心の動きについて備忘録的に残しておこうかと。けれど、ここに書くことが即正解ではないし、今後考えも変わると思うけれど。
欧米の徳倫理学の中では、「愛」という徳は、徳を超える徳として、三つに分類される。即ち、「エロス(性愛)」「フィリア(友愛)」「アガペー(慈愛)」の三つである。
それぞれは、肉体を超える心の世界を示している。
フィリアとアガペーは、他者がその場にいなく
(書きかけ)ドストエフスキー『白痴』についてⅡ
ナスターシャは刺殺される。
ロゴージンと結婚の約束までしたにもかかわらず逃亡し(三度目)、結局、ロゴージンに刺殺される。
ナスターシャの死は公爵に深刻な影響を与え、結局発狂してしまう・・・。
ところで、ドストエフスキーは『白痴』の構想についてこのように語っている。
「完全に美しい人を書くことです」
美しさとは何か?
ナスターシャともうひとりのヒロイン、アグラーヤは美しい人として描かれて
ドストエフスキー『白痴』についてⅠ
これは「黙示録」的な復活を待つ物語である。
主人公のムイシュキン公爵は「精神病者」であり、性的に不能、家族や友人といった記憶はないが、公爵として財産を持つ。
彼は療養を終えた列車でロゴージンという若者と出会う。
ロゴージンは、
ナスターシャ・フィリッポブナという美女に心を奪われていた。
ナスターシャ・フィリッポブナは早くに両親を亡くした絶世の美女で、財産もなく、トーツキーと
Go and see my love!ーーー『グラン・ブルー』(映画評)
ジャック・マイヨールの自伝的映画
これを語るには、
Mr.Childrenの話をしなければならない。
Twitterのサブアカで、この一週間くらいずっと、Mr.Childrenの「深海」の歌詞を辿ってきた。
これは、深い「深海」に椅子が置かれているジャケットが有名で、ちょうど梅雨時期に発売された。
当時の桜井和寿の心理状況は非常に落ち込んでいて、J-popでは考えられないくらい
かけがえのなさーーー『ツレがうつになりまして。』(映画評)
キャッチコピーは「ガンバらないぞ!」「すこやかなる時も、病める時も、君と一緒にいたい。」。
この、「すこやかなるときも、病める時も」という言葉を手がかりに、物語を見ていきたい。
主人公は宮﨑あおい(ハルさん)。夫の堺雅人(幹夫)が仕事の激務の末鬱病に倒れる。
結婚五年目。
妻、ハルは夫の病気を治すことを決心し、仕事を辞めないと離婚するとまで迫り、夫の病気を治すことを決意する。そして
演じることーーー『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(映画評)
小説は以前から読んでいたのだが、映画は今回始めてみた。
元々好きな小説。
話が極めて切なすぎるので、再読できていなかったし、映画も興味はあったが、同じストーリーを体感することはすぐには難しかった。
確かに、今回映画は観た。
けれども、一度止めて時間をおいてから、やっと、観た・・・。
大まかなストーリーは、主人公の福士蒼汰(南山高寿)がヒロインの小松菜奈(福寿愛美)を電車(叡電)