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わたしというもの

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私にまつわる日々のあれこれについてまとめています。
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自己紹介〜2024.春〜

自己紹介〜2024.春〜

名前

かを

SNSアカウント

X(旧Twitter)@24kaochin51

趣味、好きなこと

・本を読むこと:
紙の本が好き。漫画も小説もエッセイも詩集も何でも。
伊坂幸太郎、井上荒野、リリー・フランキーの文章が好き。
相田みつを、草野心平、金子みすゞ、星野富弘も好き。

・映画を観ること:
邦画も洋画も好き。
洋画は「グッド・ウィル・ハンティング」「レナードの朝」「英国王のスピーチ」

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身内の他人

身内の他人

驚いている。そして呆れている。
なんと久々のnoteとなってしまったのだろうか。
前回の投稿が11月7日なので1ヶ月以上も経過しているではないか。
(ちなみに11月7日のnoteで私は「今年の漢字」をはからずも当てている。ウェ~イ♪)
そんな私は一体毎日何をしていたのか。

特に何もしていないのである。

何もせずとも日々は過ぎ行く。
月日の流れは恐ろしく速い。
小田急線の急行くらい速い。
小田急

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今年の漢字

今年の漢字

考えている。
このところの私はずうっと、とあることを考えている。
誰に頼まれたわけでもない。
やらなければならないことは他にもあるような気もするが、そんなことは放ったらかして「とあること」を考えている。

朝起きてしばらくの間、お布団の中でも。
通勤途中のバスに揺られながらも。
お仕事中のふとした時も。
ドクターのつまらない自慢話を聞かされている時も。
帰り道のバスでも、入浴時のバスタブの中でも、

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あの人に見せたい

あの人に見せたい

私はカメラを持っていない。

40年以上生きて来た中で、自分のカメラを持っていたことがない。
それなのに写真が好きだ。

自分で写真を撮ることも、誰かの撮った写真をみることも好きだ。
カメラを持たない私は、もっぱらスマホでの撮影である。

写真の撮り方を勉強したこともなく、ただただ自分の好きなものを好きなように撮影している。
家族や友人や好きな人に見せたり、Twitter(今はXか)に投稿したりし

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結婚した日

結婚した日

ちょうど「いつかはあのことを書こう」と思っていたところに、なんとピッタンコなテーマだろうか。

選択、ときたもんだ。

選択には小さなものから大きなものまで(ヤンボーマーボー的な)様々ある。
人はいくつもの選択をしながら日々を過ごしている。
いちいち「ああ…わたし今選んでるわー」と意識していないだけで、1日の中だけでも数えてみたら途中で数が分からなくなるくらいの選択をしているのではないだろうか。

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夏のお便り

夏のお便り

みんな様は夏バテは大丈夫なのでしょうか。
ちょっと暑すぎやしませんかね。
たぶん夏自身も「やりすぎかな」と気づいてはいるものの、上げた拳はおろせないというか、引くに引けない状態になってしまっているのかもしれませんね。
ここはひとつ大人になって、意地を張らずに素直になってほしいものです。
何の話をしているのでしょうね私は。

さ〜て。

私はとにかく夏が苦手である。
陽射しを見ただけで泣きたくなるほ

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怒りから笑いに

怒りから笑いに

昨日Twitterで面白いスペースを聴いた。
その人は話も面白いがnoteでの文章も面白く、私は大ファンなのであるが昨夜は殊更にキレッキレであった。

彼は名前を「エンドーさん」という。

エンドーさんは何かに怒っていた(?)
終盤は心の底からの魂の叫びであった。
怒れる天才だ。

そしてエンドーさんが怒れば怒るほど、納得いかないことへ雄叫びをあげるほど周りは笑ってしまうのである。
(雄叫びあげて

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浄すぎたデクノボー

浄すぎたデクノボー

映画「銀河鉄道の父」を観た。
銀河鉄道の父、である。

宮沢賢治(菅田将暉)とその父、政次郎(役所広司)の父子愛を描いた映画といったところだろうか。
父と息子の関係が中心となってはいるものの、家族それぞれの関係も随所随所に描かれており、あれは間違いなく「家族の物語」であった。

あれだけ有名な物語や詩を遺した人物ではあるが「宮沢賢治」という人物のことや、ましてやその家族のことまで私は全くと言って良

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ぼっちハイキング

ぼっちハイキング

精神科看護師という職業は私がなりたくてなったものであり、3度の飯より精神科看護が好きだ。
いや、3度の飯はまた別だ。
飯は大事。

「ひどい!アタシと飯とどちらが大事なのよ!!」と精神科看護がヒステリーを起こすようなことがあったら優しくこう言ってやろう。

お前と飯を比べるなんて出来ないよ。

これを読んで下さっている心優しき方々もさすがに「さっきから何を言ってるんだコイツ」と思い始めた頃だろう。

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レトロというもの

レトロというもの

ある朝のこと。
食卓につくと懐かしいものが目の前に置かれていた。

懐かしい!!可愛い!!!

これは私が保育園のころに使っていたものなので40年近く前のお茶碗である。

このシンデレラお茶碗を納豆でベットベトのヌルッヌルにしながらゴハンをモリモリ食べていた。
大好きなお茶碗だったのに、その存在をすっかり忘れていた。

母は「片付けしてたら出て来たのよ〜。懐かしいでしょう?」と得意げに言った。

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かぶらない話

かぶらない話

かぶらんなぁ〜。

今日はかぶらない話を書こうと思う。

かぶらないとは?
帽子?いや、たまにかぶる。
ほっかむり?いや、皆もかぶらないだろう。
キャッチャーマスク?いや、私はキャッチャーではない。(ピッチャーでもない。)

では何なのか?それは、、、

男性の好みだ。(キリッ)

私は友達と男性の好みが「かぶらんなぁ〜」なのである。

小学校の頃は「勉強が出来る男子」「足が速い男子」「ドッジボー

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脈はあるか

脈はあるか

休憩で若手ナースが深い深いため息を吐いていた。

「どうしたの?」

聞くか聞かないかのうちに「聞いてくださいよぉ~!」と彼女は話し始める。

なんでも彼女には気になる相手がおり、時々ごはんに行ったりして良い感じなようではあるが今ひとつ相手の気持ちが分からないとのことであった。

このとき休憩室にいたのは私(四十路、未婚、恋人なし、こじらせ)と医師(四十路、未婚、恋人なし、変わり者)だけである。

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混浴で

混浴で

混浴に入ったことはあるだろうか?

私は1度だけ混浴に入ったことがある。

20代半ばの頃だったか。
同僚3人と女子旅に行った。
山奥にひっそりと佇む旅館への道中、険しいデコボコ道を走るバスの車内で私達は何度も天井に頭を打ちつけていた。

記憶をいくつか失ったかもしれない頃、ようやく旅館に到着した。

その旅館は渓流に沿って露天風呂がいくつもあり、美しい景色と美味しいお料理が売りであった。

露天

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クロワッサン症候群

クロワッサン症候群

最近はじめて知った言葉がある。

「クロワッサン症候群」である。

クロワッサンは美味しい。
パン屋さんから焼き立てクロワッサンの香りが漂ってきてもスルーして通り過ぎることができる人なんて世界中どこを探しても居ないのではないか。
(もし居たら連絡下さい。
ちょっとクロワッサンについて話し合いましょう。)

違う。私はパンの話をしたいのではない。
(しても良いが)

さて。
突然だが私は「四十路、未

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