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たちまち2.5万部超!こんなにわかりやすいマーケティング本は初めて!実は超マジメな本!神山理子(リコピン)「女子大生、オナホを売る。」

実は、女性でも、全然大丈夫な内容!

著者は当時、下ネタが苦手だったそうだからだ。今は1児の母だけど(笑)

たちまち2.5万部超!こんなにわかりやすいマーケティング本は初めて!実は超マジメな本!神山理子(リコピン)「女子大生、オナホを売る。」

実は、ボクが古本屋で、本書に出会ったとき、一番最初に思ったのが、「オナホって何?」だった。
bingに聞いてみたら、自主規制にかかってしまったので、普通にググったら、やっと意味がわかった。
「女子大生、オナホを売る」・・・なんとなく、エロい。
「女子大生」のプライミング効果で、「オナホ」がとてつもなく、エロく響く。
まあ、この歳になるまで、「オナホ」を知らなかったくらいなんだから、「オナホ」を買おう、とまでは、思わない、興味がない層の、ボクだけれどね・・・。
プライミング効果なんだから、しょうがないといえば、しょうがない。

この不思議な本を、家に帰ってから、Amazonで検索してみた。

なんと、Amazon評価4.6の超良書だった(795人が評価して)。
帯によると、「たちまち2.5万部突破」だとか。
「この本の通りにやったら誰でも成功できるやん!」とも書いてある。
とにかく、いてもたってもいられず、Kindle版を購入した。
そして、一気に読んでしまった。
そして、思った。
・・・この本は、ボクの人生の転機になる本かもしれない、と。

今まで読んだ本の中で、一番わかりやすかった!

特に、著者は、オナホを売る前は、音楽業界で成功していた人物だった。
それだけに、方法論が、ボクが自作曲を売る際に、応用がきくなー、と感じた。
まあ、音楽に限らず、何を売るにしても、役に立つ方法論だけど・・・。

しかも、オナホを売った初日に、それがAmazon売れ筋4位だったそうだ。
オナホで、Amazon4位?!バケモノか??

18歳から楽曲制作の仕事を始めて、20歳でシンガポールの会社にてWebマーケティングの修行をして、音楽メディアを業界No.1までグロースして事業売却、21歳でオナホD2Cの会社を創業して、販売初日にAmazon売れ筋ランキング4位を獲得、22歳で4つのD2Cブランドを創業、24歳で売却をしました。

本書より

早熟だけど、すごい経歴だなぁ・・・。
このコはホンモノだ!!
このコについていったら、成功できるに違いない・・・!!

本書を読んでいくと、どうも、「コンセプト力」と「クリエイティブ力」が大事なようだ。

「どんな領域でも、コンセプト勝ちで売れるコンテンツやモノを作れるようになりたい」

本書より

私は「クリエイティブ力が全て」論の信者です。

本書より

繰り返すが、本書を読んでいくと、どうも、「コンセプト力」と「クリエイティブ力」が大事なようだ。
「コンセプト力」はわかりやすいが、「クリエイティブ力」のほうは、若干わかりにくい。
あと、両者の関係もわかりにくい。
でも、本書には、以下の記述がある。

コンセプト考案に必要なのは、「一般的な消費者感覚を踏まえた上で、これまでになかったことを創造する大喜利力」だと思います。
人はよくそれを「クリエイティブ力」と呼びます。

本書より

要するに、クリエイティブ力とは、今までになかったことを創造する力のことらしい。
ということは、クリエイティブ力によって、今までになかった、コンセプトを作る力が大事なようだ。
つまり、今までに、ありそうでなかった、突き抜けたコンセプトを、作れればいいらしい。

蕎麦屋の例が載っている。

本書によると、「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」という、画期的な店名の、蕎麦屋があるらしい。
クリエイティブ力と、コンセプト力が、両方入った、まさに、革命的な店名だろう。
ここまで、突き抜けたものは難しいが、しかし、クリエイティブなコンセプトを前面に押し出して、プロモーションするのは、良いアイデアだと思った。

ボクの場合は自作曲の販売だ。

このアイデアにそって、クリエイティブなコンセプトを作り、アルバムタイトル、ジャケ画、キャッチコピー、商品説明まで、一貫させて試作してみた。
そこまで、突き抜けてはいないが、以前よりは、マシだろう
騙されたと思って、本書の方針の一部だが、取り入れさせてもらった。
いずれ、発表し、販売する予定だ。

こんなにわかりやすいマーケティング本は初めてだ!

アナタも、騙されたと思って、読んでみればいかが?!Kindle版を、Alexaアプリに読ませたら、2時間以内で聴き終えるよ(2倍速で)。それだけに、エッセンスがつまった本と言えよう。

↑リンクを使わないと、めんどくさい検索をする羽目に。活用してはいかが?

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