「もう少し休んで行く?」 「いいえ。もう十分。」 「そっか。もう行くのか。少し寂しい。」 …
生きることに 真剣になればなるほど ふつふつと湧いてくる野性 牙を剥くことがありませんよう…
硬くなった外殻は いつか脱ぐ必要がある 脱皮を繰り返し 強く大きくなってゆく きっともう誰…
触れると壊れてしまいそうなので、箱に収めてしまいこんだ。誰にも見せない宝物はいつも美しく…
上澄みを舐め/満足できず、強請る/都合のよい美化/揮発性の高い評価/夢を見るような人たち…
スクロールするほど犬が若返ります。 いつの間にか実家にいた犬。よろしくない環境にいたとこ…
氷上に立っている 昔は何の躊躇もなく 無心で滑っていた そのことを思い出すと 少し悔しくて…
心を蝕むような言葉を並べないように気をつけている。できていないこともあるかもしれないけれ…
十五年経ってもまだ変わらないものは 三十年経っても変わらない 変わらないものにしてゆくこと…
はあ…今日もよく頑張ったなあ…すごく疲れたな…と思いながらベッドに倒れ込む。と、天井から…
踏み込めば同じだった 巣を紡いでいた 夜毎繰り返される言葉の 想像する前に流れ着いた この曲…
生への執着を削ぎ 孤独の海に沈む 上ってゆく泡 輝くような走馬灯 そこに有っても笑む おっか…
毎晩死亡 毎朝蘇生 人間以外を食らって 働きに出る 真剣に取り組んでいるその時 遠くから眺め…
真新しい傷口を縫い閉じ コップ一杯の水を飲む 痛みの中 咲む、それは狂気か 貴女は俺を馬鹿…
そういうことがありました。その時に気がついてしまったんです。僕は好奇に曝されると、飛びつ…