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【ONEPIECEバウンティラッシュ】セラフィムスネーク環境の問題性について運営に意見を出してみました
2024年5月末に実装された新規超フェス「セラフィムスネーク」が支配する環境に辟易しているユーザーは多いのではないでしょうか。それ以前のロジャーがひたすら旗を奪取しまくる、いわゆる「ザクトレ」環境に終止符を打った功績は確かにあります。実際、陣地争いが肝であるこのゲームにおいて、いかに敵から陣地を奪い取るかという戦略を練る発想を、あまりにも容易くお宝奪取できてしまうロジャー一強の環境は奪い去ってい
もっとみる【ONE PIECEバウンティラッシュ】バトルキャラ育成とかけら
前回は育てるキャラの選び方について解説しました。今回はその後の段階、いかに効率よく育てるかについて整理しております。ちなみにバウンティラッシュではバトルキャラとサポートキャラでは効率のよい育て方が異なるため、今回はバトルキャラだけに話を絞ります。
アイテムを集める
至極当然ですがキャラを育てるには各種アイテムが必須です。
①キャラのかけら
キャラのレベルアップの上限を上げる
②経験値玉
【ONE PIECEバウンティラッシュ】育てるキャラの選び方
2019年より今年で5周年を迎えたソシャゲ「ONE PIECEバウンティラッシュ」。もし、今からゲームを始めたい人がいたら、どんな知識があればスムーズに攻略可能なのか。自分が知っておきたかった!という反省も込めて整理してみました。
育成するキャラを厳選する
バウンティラッシュはキャラを育成するのに非常に時間がかかるゲームです。課金により多少その時間を短縮できますが、始めたての段階なら一人の
言い方は発言内容と同じくらい大切である
カタカナ言葉は本来の意味から浮遊して空疎な言葉遊びの道具になりがちだ。コミュニケーションもその一つだろう。私はよく意思疎通と言い換えている。つまり、お互いの思いを正確に伝えられるかが目的となる。
世の中には「厳しい言い方だけど、あなたのためを思って言ったんだ」という主張がよくある。これは誤解であり、言い方が厳しければ、発言内容も厳しいと相手に受け止められるのが普通だ。
私の愛読漫画ワンピ
借りた金を返さない人の思考回路
莫大で到底返済不可能な金額でもない限り、借金をなかなか返済しない人は「金を返したくない」という心理を少なからず持っていると思います。そんな偏見をいっそう強く確信したのはこちらのTwitter漫画。
Twitter上では「あり得ない」「どうかしている」という風に非難ごうごうの嵐でした。ちゃんと漫画の中でそもそも金の貸し借りは止めておこうと釘を刺しているにもかかわらず。恐らく、このような「金を返
【ONE PIECEバウンティラッシュ】「敵を無視してお宝を奪取できる」特性とゲームバランスの崩壊
ONE PIECEバウンティラッシュというスマホゲームはご存知でしょうか?大人気漫画ONE PIECEに登場するキャラクターを使い、4人vs4人のチーム戦でステージに散らばる最大5つの陣地「お宝エリア」を奪い合うアクションゲームです。
制限時間3分以内に、より多くのお宝エリアを確保できたチームが勝利します。単純なバトルゲームのように、ただ敵を力まかせに倒しまくれば勝てるわけではなく、いかに4
デスノートと殺人の正当化
少し前までジャンプ+で漫画『デスノート』の序盤が期間限定で無料公開していたため、連載当時のおぼろげな記憶を頼りに読んでみましたが、大変面白かったです。
いきなり本題ですが、夜神月(ライト)が明らかな犯罪者以外にも手を下すようになったところが彼の価値観が歪む分水嶺だったかと思います。そもそも現代社会では、民間人が殺人を含む制裁行為を他者に実行する権限はありません。暴力は警察や軍隊という国家の公的
ドラゴンボールの今後
2024年3月1日にドラゴンボールの作者である鳥山先生が亡くなった。自分はドラゴンボールが連載終了した1995年に生まれたため、連載中をリアルタイムで体験した世代ではない。にもかかわらずドラゴンボールには多大な影響を受けてきたし、今でも折に触れて愛読している。
リアルタイム世代ではないのにドラゴンボールに親しみを持てるのは、連載終了後も盛んにメディア展開されたからだ。GTのようなオリジナルア
映画『ダークナイト』終盤のフェリー起爆をめぐる心理
前回、『ダークナイト』シリーズ第一作『バットマンビギンズ』のシナリオを全体的に振り返りましたが、今回は『ダークナイト』の、特に終盤のフェリー起爆をめぐるゴッサム市民の葛藤と選択に焦点を絞り、私なりの解釈を書き留めます。
いきなり全体的な感想を話してもよかったのですが、本作は正義と悪をめぐる実に様々なテーマが各場面に散りばめられており、総論よりも、まずは個々の魅力的な場面を紹介したいと考えました
クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト』シリーズ(バットマン・ビギンズ編)
アメコミのヒーロー「バットマン」を題材とした映画であり、大学生の時にドはまりして幾度となく見返したシリーズです。
全三部作で、一作目の『バットマン・ビギンズ』(2005)、二作目で最も話題となった『ダークナイト』(2008)、最終作の『ダークナイト・ライジング』(2012)から構成されています。このシリーズの魅力について語ります。
主人公と敵は表裏一体の存在
ゴッサムシティというアメリカ
原田眞人監督『突入せよ!あさま山荘事件』
1972年2月の事件について、2002年に映画化したもの。連合赤軍による人質立てこもり事件の経緯を警察側の視点から描いている。
赤軍側の視点はほぼ完全にシャットダウンされているので、それが事件当時の不気味さ、立てこもる方が何を考えているのか分からない焦燥感のつのる雰囲気をうまく演出しているように感じた。もちろん、当時私は生まれていないが。
警察側では、映画の原作を書いた現場指揮官が主人公
大学サークルの思い出
はじめに
私は大学時代、「社会科学研究会」というサークルに入っていました。ここでいう社会科学とはマルクス主義のことであり、歴史、哲学、政治、経済など、さまざまな社会事象の仕組みを、マルクス主義の理論を通じて学び、社会的な実践に活かそうとするものです。
「社会科学研究会」にはマルクス主義の党派によりバリエーションがあり、私は共産党と関りの深いサークルに属していました。とはいえ共産党の組織に明
ナチ党闘争歌「Volk ans Gewehr」翻訳
※2023年10月15日 19:00にこの記事を投稿してTwitterに転載した直後、Twitterアカウントが凍結されました。内容が流石によくなかったかと思いきや問題はこれとは無関係でした。
Twitterアカウントが凍結解除したので再度アップロードします。念のためTwitterには転載しません。
なお、本記事は政治的な暴力や差別主義を推奨するものではありません。
はじめに
ナチ党が自身の
小泉悠『ロシア点描』
今から約10年前にロシアを滞在した著者の経験や知見に基づくロシア・エッセイ(?)。学問的な業績は他の著作を見れば明らかですが、今回はそれだけではないロシアの人びとの生活実態をレポートしてくれています。
ロシア人とは何者であるのかを理解する上で、やはり歴史は外せないように思えます。モンゴル帝国をはじめとする強国の圧力に絶えず晒されてきた環境を思えば、ソ連崩壊後も西側諸国の「自由民主主義」秩序に
【エッセイ】過去、現在、未来:絶望しているのか、希望しているのか
※この記事は、2017年10月某日に執筆したエッセイを一部修正の上で再掲したものです。パソコンにデータがなく、紙しか残っておりませんでした。そのため、Googlephotoで文字起こししています。一部脱字や不自然な空白があれば、その際の不手際なのでご了承ください。
われわれは何であるか?
フランスの画家ゴーギャンは、晩年に『われわれはどこから来たのか、われわれは何であるか、われわれはどこへ行
小泉悠『現代ロシアの軍事戦略』
ソ連崩壊後に弱体化してなお、「軍事大国」として一定の存在感を発揮し続けているロシアの「強さ」の秘密に迫った一冊。国家としてのロシアの軍事思想、戦争観を浮き彫りにしている名著だと思う。
サイバーテロなど非軍事的な闘争手段を駆使して戦いを有利に推し進めようとするロシアの意識の裏には、自分たちは西側諸国との「永続戦争」に置かれているという状況認識がある。ロシア語で「抑止」には、先んじて相手に多少の実