いつ辞めてもいいように推し活する。
高校生の頃から所謂「推し活」を始めた。自分の場合はアイドルの応援。今に至るまで、程度は違えど「推しを推す」ことに夢中にさせるエンタメビジネスに熱狂し、その良い面と悪い面を享受してきた。
いつからか─周りが見えなくなる程にのめり込む最中においても─その活動をどのように終わらせるかということを念頭に置いて推し活するようになった。
もしもその対象に別れを告げるときが来たら、自分がどのような精神状態でいることが好ましいかについて考える。綺麗に別れられず未練や執着を引きずってしまう