passion_y_calma

とにかく旅と考えることが大好きな思想家 徒然なるままに… 果てなき思考の旅へ

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最近の記事

私の中のスーパーサイア人

あるとき突然 心の中で猛烈なエネルギー体が発生し 遂にはすべてを巻き込んでメチャクチャにしてしまうようなハリケーンと化していくその自分のことを、私は心のスーパーサイア人と呼んでいる もうひとり、いや、もう何人目かの自分が、いくところまで行ってしまうだろうそのヤバさにじわりじわりと危機感を感じながら 何もできずにただ見ている 言いましたね もう後戻りはできませんよ ねじれてしまった感情はそういいながら反撃への準備をはじめる 後悔することはわかっているのに 踏み出してしま

    • 自分を客観視しコントロールできるか、が相手へのつたわり方を左右する

      以前フラメンコの巨匠である、アントニオ・カナーレスという大先生のレッスンを受けたことがある その時に言われたことが、7、8年の歳月をかけてやっと最近肚に落ちてきた “情熱的に踊れ しかし頭は常に冷静でいなさい” その当時、燃え盛る感情をそのまま踊りに昇華することが、オーディエンスにダイレクトに伝わる方法だろう、と思い込んでいた私にとって巨匠の言葉は ??? でしかなかった はて? そもそも、こころは熱いのに、頭は氷のように冷たい、って矛盾してないか とその謎をもっ

      • 降ろしてみるまではその荷物の重さはわからない

        カウンセリングを受けはじめて一年半が経とうとしている いままでに何度となく過去の自分の価値観とお別れしてきた 当たり前のように信じて持ち続けていた自分を守ってくれていた大切な鎧は いまとなってはいぶし銀がかった、どこかの博物館に飾ってあるような歴史的遺物と化してしまっている もう自分の身体にはずいぶん前に合わなくなって窮屈さすら感じているのに 気がつかない いや、気がつきたくない、のか 失ってしまったらさみしくて不安で だから手放すことが怖い あんなにも長いあ

        • IKEA MALAのこんな使い方

          以前よりずっと欲しかったIKEAのホワイトボード/ブラックボードをとうとう購入した 二月誕生日の自分へのバースデープレゼントという名目で(笑) 本当に使うかなぁ? ちょっとデカすぎない? などと頭の声がうるさかったけれど 買ってすぐに組み立てて部屋に置いてみた 最初は、黒板にチョークで文字を書くのが楽しくて楽しくて、何となく落書きをしていたのが、あるときから頭の中にでてくるアイデアを文字にして書き始めることに それからというもの、黒板に飽きたら白板の方に書いては

        私の中のスーパーサイア人

          答えを自分の中に見い出すチカラ

          芸術などの表現活動において、わかりやすくない作品というものに出会うことは少なくない 人はわかりやすいものを提供されたとき、あたかもたいそうなものを見たような満足感を感じ、それがダイレクトに良い作品だった、と安易に評価につなげてしまうという経験はないだろうか 果たして良い作品だった、と決めるその根拠となるのはどんな要素なのだろう といつも疑問に思っている たとえば、本は何のために読むのだろう… と考えてみた 知識を得る、という目的がいちばんしっくりくるかもしれないし、その

          答えを自分の中に見い出すチカラ

          人生を主体的に生きるには

          「人生の被害者をやめる」 の本当の意味がやっと腹に落ちた どうしてもあまりお会いしたくない方がいるのだけれど、気が乗らないのか、の理由が長いことかかってわかった その方は70代後半の年配の女性なのだけれど、いつも会うと、自分ごとなのだけれど、どうしたら良いか決めて〜(泣)といって、自分の不安を相手にパスしてくる そして、私のことじゃないからわからない、という答えを返すと、誰も相談に乗ってくれる人がいない、と人のせい この事象を見ていて先ほどの、「人生の被害者」という

          人生を主体的に生きるには

          人生のロングバケーション

          かなり前にロングバケーション、というドラマがあった とても好きなドラマだった いまだにあの言葉の響きが人生の豊かさを想起させてくれる 主人公である南は仕事も男も失って、何もしてないこの時期のことを『ロ〜ングバケィショォ〜ン』って言いながらキラキラと、そして堂々としてたところに一瞬で気持ちが吸い寄せられていった あのドラマの中では、南が結婚式当日に婿に逃げられたシーンから始まって、モデルとしてもお払い箱になる、っていう設定なのだけれど、一度に訪れた不幸(のちにチャンスと

          人生のロングバケーション

          あなたならどうする!?(ケーススタディ ドイツ・ベルリン編)

          序章ドイツはベルリンでの出来事 今年2月、ベルリンで開催される国際ダンスコンクールへの参加権を取得したダンサーのアシスタントとして渡独することとなった 私はひと足先にフランクフルトの友人宅へと向かい、日本から向かうダンサーグループとは現地で落ち合うこととなっていた ダンサーグループはそれぞれ日本各地から集まってきているため、私以外でも二名の方(大人と14歳以下の子ども)が別で現地入りしていた  公共交通機関7日間乗り放題券 滞在日数は約1週間 前もって公共交通機関の乗り放

          あなたならどうする!?(ケーススタディ ドイツ・ベルリン編)

          母からもらった“真面目”という武器と『正義』という名の凶器

          もう真面目やーめたっ! そもそもその価値観わたしのものじゃないしー と高らかに宣言した今朝 とはいえ、嘘ついたり人をだましたり なんてことはしようと思っていないのだけれど 母からいつも、「真面目が一番!真面目に生きな幸せになれんよ」 と言われつづけた言葉がぐるぐると頭の中で旋回する 「幸せになれんよ」というその呪術にどれだけ怯えてきただろう おそらく、“母の真面目に”の意味合いは、「ちゃんと」ということなのではないか、と思う そして私もそれが一番大事なことだ、と思ってこれ

          母からもらった“真面目”という武器と『正義』という名の凶器

          史上最大規模の「フェルメール展」を観に行った話 読むアドベンチャーその②

          「大至急調べてみます!ありがとう!」 と言ってあわてて自分の部屋に戻った スマホをとりだす手は小刻みに震え、心臓はバクバク  WiFiをつないでRijks Museum (アムステルダム国立美術館) のウェブサイトにアクセスすると、予想外の情報が… カレンさんの言ったとおり、3月末までチケットがないどころか、もう会期中のチケットはすべて SOLD OUT !!!!! ええええええええー―――、こんなことってあるぅぅぅぅー―――???(泣)(泣)(泣) あたまの中は真っ白 

          史上最大規模の「フェルメール展」を観に行った話 読むアドベンチャーその②

          史上最大規模の「フェルメール展」を観に行った話 読むアドベンチャーその①

          2023年2月より6月までの間、オランダアムステルダム国立美術館にて、史上最大規模といわれるフェルメール展が開催されていた 今回、“史上最大規模”とよばれるのもそのはず、フェルメールの現存の作品は世界中に全37作品あるうちの28作品がこの短い期間にアムステルダムに集まってくるからだ そんな機会はおそらく今後もうないだろう 十数年前よりふと気が付くとフェルメールに魅せられていた私は、彼の作品をすべて見て回ることを人生のTODOリストに加えた それからというもの、何かの機会

          史上最大規模の「フェルメール展」を観に行った話 読むアドベンチャーその①

          「法則や理論を信じる」から“自論を展開していく”へシフトしていこう

          「引き寄せの法則」という、自分の願いを現実化する方法論がある 私がこの法則について初めて聞いたのは30代半ばのころだったと思う そしてそこから長い長い思考と実験の旅が始まっていって十年以上が過ぎた やっとこの法則についての自分なりの解釈が固まってきたので言語化してみた そもそもこの「引き寄せの法則」というのは、願いを頭に思い描いて、そうなると信じたら、もしくは願いがかなった時の気持ちになったら、それは現実化する、というような内容のことなのだけれど、最初にそのことを聞いた私は

          「法則や理論を信じる」から“自論を展開していく”へシフトしていこう