だぶんぐる

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マガジン

  • Vオタ家政婦(連載)

    連載ライトノベル。Vtuberオタクの男が姉の家政婦になってどんどんVtuberに愛されるお話。ただし、本人は自分なんてどうでもいいからV同士でてぇてぇしてほしい模様。

  • [異世界ファンタジー]英雄たちのアシナガおじさん

    ガナーシャは40近いおじさんだが、未だに冒険者を続けている数少ない存在。 年齢と黒魔法使いを理由にパーティーへの参加が年々難しくなっていたが、とあるパーティーに拾われる。 孤児出身でありながら、その類稀なる素質によって英雄候補に選ばれた三人の少年少女のパーティー。 攻撃魔法に優れる強気な魔法使いの少女、リア。 大人顔負けの剣術を操る少年、ケン。 そして、治癒魔法の使い手、ニナ。 三人は同じ孤児院出身で、同じ人間からとある支援を受けていて、その人間に恩義を感じていた。その人物の名は『アシナガ』。 彼らにとって、支援者アシナガに送るメッセージ、そして、その返事が癒しであり救いであった。 臆病で冴えないおじさんとアシナガおじさんを慕う三人の英雄候補の冒険物語。

最近の記事

マガジン原作大賞全滅!あと、ネトコンも。

はじめて日記的なものを書きます。だぶんぐるです。 マガジン原作大賞、三作応募しましたが、全滅でした。 まだ、全ては読めていませんが、バイオレンス(ダーク)とラブコメ系が強かったのかなという印象ですね。あとは、企画書や文章の読みやすさもポイントだったのではないかと思います。 自分のはシンプルに技術不足だったんだろうなと思いますが、以前物書きコミュニティで編集の方にアドバイスを頂いた時に、 『マガジンらしさ』を意識した方がいい。ジャンプやサンデーとの差別化を。と仰っていただ

    • 【短編】『ふふふ、身体は正直だなあ?』~わがままボディの白鳥さんはポーカーフェイス~

       隣の席の白鳥さんは無表情。  いわゆるポーカーフェイスというヤツだ。  お嬢様で美人。  髪の毛は黒髪ロングのさらさらで、肌も透き通るように白い。  身長はすらりと高くて、手足がとても長いのに身体は、その、ナイスバディ―、だ。  声もクール系で静かで綺麗で落ち着く声。  無表情だけど、それがまた、彼女にミステリアスな魅力を持たせているとは僕の親友談。  当然、モテる。 「し、白鳥さん! 今、いいかな!?」  今日もまた告白しにくる男子が。  しかも、隣のクラスのサッ

      • クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~

        54てぇてぇ『休日ってぇ、普通心安らげるもんなんだってぇ』 【天堂累児視点】  ナツノオフコラボの翌日、俺はリビングのソファーで目を覚ます。  いつの間にかソファーベッドになっていて。  いつの間にかパジャマの前が開いていて。  いつの間にか色んなシャンプーとかの匂いが混じっていて。  二の腕のあたりがちょっと湿っていて。  なんか左腕が痺れている気がするが気にしないでおこう。  前日までの疲れと昨日のちょっとしたダッシュ&シャウト。  それらが積み重なったのであろう爆

        • 英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#27

          第27話 おじさんは言えないことがいっぱい 「ん……? ここは?」  レクサスは目を覚ますと、自分が見知らぬ場所にいることに気づく。  黴臭く真っ暗な場所で、どうやら手足を縛られているらしかった。 「はあ!? なんでっ……? いや、待て……そういやあ」  レクサスは自身の状況に驚き混乱していたが、ここまでの記憶を辿り、顔を真っ青にして焦り始める。  ごろつき共にリアを襲わせた事、そして、その後、レクサス自身がリアを襲った事、そして……それをガナーシャに邪魔されたこと。

        マガジン原作大賞全滅!あと、ネトコンも。

        • 【短編】『ふふふ、身体は正直だなあ?』~わがままボディの白鳥さんはポーカーフェイス~

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        • 英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#27

        マガジン

        • Vオタ家政婦(連載)
          41本
        • [異世界ファンタジー]英雄たちのアシナガおじさん
          20本

        記事

          ライトノベル?】Vオタ家政夫#53

          クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~53てぇてぇ『休むってぇ、頑張る為に必要な事なんだってぇ』  数字。それは分かりやすい、そして、優しくて残酷だ。  姉さんやツノさんが100万人いった時みんな素直に喜んだ。分かりやすい目標を越えたから。  だけど、越えられない人間からすれば冷たい壁でしかない。  そして、日々それと向かい合わない

          ライトノベル?】Vオタ家政夫#53

          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#26

          第26話 おじさんは微笑聖女に怒られることがいっぱい 「おら、行くぞ。歩け」  その後、ウーゴ達をあっという間に倒したケンは、捕縛し冒険者ギルドへ向かうよう促した。三人は、指、手首、二の腕から胴体、そして、足同士もなんとか歩ける幅しか広げられないように結ばれて、さらに、口にも咬まされ、三人が繋がれ、一切の隙の無い状態だったため諦めたような表情で歩き出す。 「あらあら、ケンお疲れ様でした」  その時、短い銀髪の少女が現れ、ケンをねぎらう。ニナだ。ニナは微笑みを浮かべたま

          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#26

          ライトノベル?】Vオタ家政夫#52

          クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~52てぇてぇ『休むってぇ、時に怖い事なんだってぇ』 『いやあ、今日はまいったねー。折角のナツとデートだったのにさあ』 『いや、マジで流石と思った。湿度高い女連れてくと駄目だね。雨降るわ』 『湿度高い女言うな! 泣いてもっと湿度上げるぞ!』 〈湿度高い女w〉 〈流石、名刀長曾祢虎ナツ〉 〈ツノ様の角

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          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#25

          第25話 おじさんが剣鬼少年に教えた事はいっぱい 「お、おい、本当にこっちで合ってんのか?」  【大樹の導き】のメンバーである治癒術師の男ジョウサは、他の二人に向かって不安そうに問いかける。 「間違いねえよ。レクサスからの連絡見るか?」  そう言って、大盾使いであるウーゴはちかちかと光る伝言用魔導具をジョウサに向かって差し出す。  そこには間違いなくこの場所へ、タナゴロの人も寄り付きそうにない建物に囲まれた空き地に来るように指定されていた。 「ほらな、いちいちお前は

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          【ライトノベル?】Vオタ家政夫#51

          クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~51てぇてぇ『休むってぇ、大事なことなんだってぇ』 【天堂累児視点】 「ルイジ、今日の準備大丈夫!?」 「大丈夫ですよ、ツノさん」  ツノさんは朝からそわそわしていて、昨日から十何回目かの質問をしてきた。  今日は、ツノさんの所でオフコラボの予定だ。  オフコラボの相手は、角南ナツさん。  

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          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#24

          第24話 おじさんは背負うものがいっぱい 「え? え? ガナーシャ!? なんで?」  目覚めたリアはガナーシャに背負われていることに気づき、思わず大声をあげる。 「リ、リアさん、暴れないでください。落ちますから」  ガナーシャのその言葉に慌ててリアはガナーシャの身体にしがみつきガナーシャの体勢が安定できるように努める。 (って、なんで身体にしがみついてるのアタシ!? いや、でも、くっつかないとガナーシャ倒れるし、うう~だけどこの匂いは……うう~!)  くっついた背

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          【ライトノベル?】Vオタ家政夫#50

          クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~50てぇてぇ『ゲームってぇ、やっぱりガチで楽しんだもん勝ちなんだってぇ』 【天堂累児視点】  三人で自分の気持ちを話し合ったとガガから聞いたその日から、彼女達の本当の意味でのチームとしての日々が始まったと思う。  食事の時に、参考になるゲームプレイ動画を話し合ったり、 「さなぎちゃん、この配

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          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#23

          第23話 天才魔法少女には初めてがいっぱい 『悪魔の子』  孤児院の頃、大人たちが言ったその言葉が、盗み聞きをしていたリアの耳に何故か刺さった。  その言葉を聞いた瞬間、身体が冷たくなって、頭が痛む。  そして、理解した。  ああ、自分の事なのだと。  リアが孤児院にやってきたのがいくつかは分からない。  年齢なんて数えていなかったし、記憶があいまいだったから。  ただ、誰かに連れてこられてやってきた孤児院は、リアにとっては『都合のいい場所』だった。  今までリアは幾

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          【ライトノベル?】Vオタ家政夫#49

          クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~49てぇてぇ『ゲームってぇ、色んな人と出来るんだってぇ』 【十川さなぎ視点】  今日は二回目の合同練習。  前回、わたしが休憩時間で寝過ごしてしまった一回目から結構時間が空いてしまった。  緊張する……。  でも、今日の緊張は、前回とは違う。  わけわかんない不安じゃなくて、今の自分の持ってい

          【ライトノベル?】Vオタ家政夫#49

          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#22

          第22話 おじさんはくるしいことがいっぱい 「あ、ぐ……は……! ふざ、けんなっ……! なんだよ、今の一撃、てめえの力じゃ……!」  よろめき口からよだれを垂れ流しながらレクサスはガナーシャに話しかける。 「そうだね、僕の力じゃあない。僕の今のステータスじゃあ、君を吹っ飛ばすことなんて出来ないよ」  ガナーシャの言葉にレクサスは苛立ち地面に向かって叫ぶ。 「あああああああ! てめえのその言い方が腹が立つんだよ! なんでもかんでも分かってるような言い方しやがって!」

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          【ライトノベル?】Vオタ家政夫#48

          クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~48てぇてぇ『ゲームってぇ、楽しいもんなんだってぇ』 「ふふふ……」  わたしの目の前でルイジさんが笑っている。 「な、なんですか?」 「いや、もりもり美味しそうに食べてくれて嬉しいなあって」 「な……!」  わたしは自分の顔を熱くなるのを感じ、あわてて丼を持ち上げて顔を隠す。  どんなに落

          【ライトノベル?】Vオタ家政夫#48

          英雄たちのアシナガおじさんが冴えない私なので言い出せない#21

          第21話 おじさんはやることがいっぱい 『大好きなアシナガ様へ 呪術と魔法は何が違うのですか?』  昔、リアからそんな質問がアシナガに来たことがあった。 『いい質問だね、リア。魔法は、魔力を使って起こす奇跡であり、その効果や威力は魔法使いの能力によるものが大きい。一方、呪術は魔法の一種なんだけど一般的な魔法に比べると、比較的簡単に使うことが出来るんだ』 『そうなんですか? でも、あまり呪術を使う人間を見た事がないような気がします。大好きなアシナガ様は使いますか?』 『私

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