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人生の隙間を縫って日帰り旅行をたまにします。

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記事一覧

ゴールドシップに会いに行く

ゴールドシップと言えば、あまりにも破天荒なレースっぷりでコアな競馬ファンに絶大な人気があったアイドルホースでしたが、ウマ娘によるまさかのブレイクで本物のアイドル…

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3週間前
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「キュンパス」で訪れる 八戸・蕪嶋神社訪問記

「蕪嶋神社」と聞いてピンとくる人はだいぶ通な人な気がします。 「ウミネコがヤバいところでしょ?」と答えられたら個人的には100点満点です。 ちなみに私もそれくらいの…

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1か月前
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花咲線で行く厚岸日帰りの旅

私は「北海道旅行」が好きで定期的に訪れていますし頻繁に旅したいと思っていますが、子育て世代ということもありスケジュールの制約が強く、それでも旅には出たいというこ…

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1か月前
5

祝国宝。「通潤橋」訪問記

熊本空港は都市部から遠く離れていることで有名で、リムジンバスで移動しようとすると1時間ちかくかかりますし、渋滞による遅延も多いので忌み嫌われています。 僕みたい…

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4か月前
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遠藤周作の文学展を巡る旅(長崎、町田)

遠藤周作さんは今年で生誕100周年ということで、各地の文学館で記念するイベントを実施しているようです。 私もそこまで本をたくさん読んだわけではないですが、多くの人…

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5か月前
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竜飛岬へ日帰りで行ってみた

「ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす」 石川さゆりが歌った名曲「津軽海峡冬景色」でもおなじみの竜飛岬。その言葉の響きは知れ渡っているけれど、私…

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7か月前
3

南関4競馬場を一日で巡る旅

日本の競馬には、農水省が主催する中央競馬(JRA)と、地方自治体が主催する地方競馬(NAR)が存在しているのはよく知られています。 全国ネットのテレビ中継やCMなどもバ…

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7か月前
3

私の秘境駅探訪記3選(糠南、奥大井湖上、土合)

今となっては「秘境駅」という概念も普及し、あまつさえ観光資源として維持されたり観光列車が催行されたりしていますが、「秘境駅」ブームのきっかけを作った「秘境駅訪問…

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9か月前
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帯広ばんえい競馬めぐり

ばんえい競馬が帯広観光の代名詞、になったのはいつ頃からなのでしょうか。空港にも大掛かりな展示がされていますし、帯広市街のそこかしこにも「ばんえい競馬」関連の看板…

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9か月前
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宮前平ウォーク

宮前平、という地名はあまりメジャーではないと思いますが、田園都市線沿線住民としては各駅電車の停車駅として、そして「平」という名前がついているくせして駅の南北はび…

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高松で一日三食うどんを食べる旅

うどん職人の朝は早い… うどん県香川県。讃岐うどんの聖地なのは言わずもがなですが、うどん屋さんの開店時間が早く、そして閉店時間もかなり早いのが特徴です。 早い店…

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多摩川ギャンブルウォーク

多摩川は東京23区と川崎市の境目を流れている河川で、都会の地域を流れることで知名度が高く、多く市民の憩いの場でもあり、暴れ川として流域市民の脅威であり続けた河川で…

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日帰りで巡る函館裏街道の旅

私は函館が好きなので毎年のように訪れているのですが、今年も訪れました。3年連続です。 函館市街の主要な観光地は概ね訪れているので、今回は、私自身も足を踏み入れた…

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大歩危小歩危ウォーク

「歩く」のが「危ない」と書いて「歩危」(ぼけ)。大歩危・小歩危とも吉野川流域の有名な景勝地で、川が切り取った急峻な崖線にそそり立つ迫力のある奇岩怪石の様が魅力で…

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47都道府県踏破した人なら桃鉄の目的地には全部訪れたことがあるのか

子供がニンテンドースイッチを欲しがったので買い与える流れの中で、「桃鉄」も人類普遍の共有財産として購入しました。私も子供と一緒に何年ぶりかにプレーをしてみました…

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静岡空港に訪れたことがありますか

皆さんは静岡空港に訪れたことはありますか?私はあります。 遠い、不便、便数が少ない、と、申し訳ないですが存在意義が疑われる空港に思えますが、だからこそ多くの日本…

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ゴールドシップに会いに行く

ゴールドシップに会いに行く

ゴールドシップと言えば、あまりにも破天荒なレースっぷりでコアな競馬ファンに絶大な人気があったアイドルホースでしたが、ウマ娘によるまさかのブレイクで本物のアイドルになった感があります。

そんなゴールドシップは、会いに行けるアイドルです。これは繋養先のビッグレッドファームのご厚意によるものがとても大きいのですが、時間は限定されますが牧場まで出向くと間近でその姿を拝むことができます。

ということで、

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「キュンパス」で訪れる 八戸・蕪嶋神社訪問記

「キュンパス」で訪れる 八戸・蕪嶋神社訪問記

「蕪嶋神社」と聞いてピンとくる人はだいぶ通な人な気がします。
「ウミネコがヤバいところでしょ?」と答えられたら個人的には100点満点です。
ちなみに私もそれくらいの知識しか無いです。

八戸の東、種差海岸の北側に鎮座する蕪嶋神社。日本でも数少ないウミネコの飛来地として大変有名で、人が容易に訪れることが出来る場所はここだけ、とのことです。

個人的な話ですが、10年くらい前に下北〜八戸あたりをレンタ

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花咲線で行く厚岸日帰りの旅

花咲線で行く厚岸日帰りの旅

私は「北海道旅行」が好きで定期的に訪れていますし頻繁に旅したいと思っていますが、子育て世代ということもありスケジュールの制約が強く、それでも旅には出たいということで「日帰り一人旅」を日々研究開発しています。

「北海道で日帰り?」と訝しむ人もいると思いますが、意外とそれなりに楽しめます。
例えば「網走に流氷を見に行きその日のうちに帰って来る」なんて事も現実的なスケジュールで可能です。無理すれば稚内

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祝国宝。「通潤橋」訪問記

祝国宝。「通潤橋」訪問記

熊本空港は都市部から遠く離れていることで有名で、リムジンバスで移動しようとすると1時間ちかくかかりますし、渋滞による遅延も多いので忌み嫌われています。

僕みたいな観光客の視点でも「熊本には飛行機では行きたくないな」とつい思ってしまいがちなのですが、逆の発想で「熊本空港の近くにある観光地に行けば良いのでは」と考えると、熊本空港は観光地に隣接した便利な空港に思えてきます。
大分空港も、大分の中心地か

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遠藤周作の文学展を巡る旅(長崎、町田)

遠藤周作の文学展を巡る旅(長崎、町田)

遠藤周作さんは今年で生誕100周年ということで、各地の文学館で記念するイベントを実施しているようです。

私もそこまで本をたくさん読んだわけではないですが、多くの人と同じように「海と毒薬」「沈黙」などで強い印象を受けました。
遠藤周作さんは長崎生まれでは無いですが、小説の取材活動などを通じて親交を深めた長崎の外海(そとめ)地区に対する愛着を持たれていたようで、彼の死後に長崎県外海地区に彼の名前を冠

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竜飛岬へ日帰りで行ってみた

竜飛岬へ日帰りで行ってみた

「ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす」
石川さゆりが歌った名曲「津軽海峡冬景色」でもおなじみの竜飛岬。その言葉の響きは知れ渡っているけれど、私の周囲には行ったことがある人が少ない印象です。

それもやむを得ないところがあるなと思い、竜飛岬に行くための交通機関は便利とはいいがたいところがあります。
公共交通機関を使って行こうとすると、津軽半島を縦走する津軽線は現在は蟹田駅までは

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南関4競馬場を一日で巡る旅

南関4競馬場を一日で巡る旅

日本の競馬には、農水省が主催する中央競馬(JRA)と、地方自治体が主催する地方競馬(NAR)が存在しているのはよく知られています。
全国ネットのテレビ中継やCMなどもバンバン流れる中央競馬に比べて、地方競馬については圧倒的に日陰の存在で、収益的にも場内の設備や治安的にも色々言われてきた世界です。ただ昨今の情勢の変化もあり公営ギャンブルの売上は絶好調、地方競馬についても多くのファンが増えて業績も右肩

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私の秘境駅探訪記3選(糠南、奥大井湖上、土合)

私の秘境駅探訪記3選(糠南、奥大井湖上、土合)

今となっては「秘境駅」という概念も普及し、あまつさえ観光資源として維持されたり観光列車が催行されたりしていますが、「秘境駅」ブームのきっかけを作った「秘境駅訪問家」の牛山隆信さんの書籍は私も何冊か購入して読んでいます。

牛山さんのエピソードで個人的に印象的なのは、宗谷本線にかつてあったとされる神路駅の跡地に訪れる際に、何を思ったか天塩川を自力で渡川して訪れようとして川の激流に流され溺れかけ、死の

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帯広ばんえい競馬めぐり

帯広ばんえい競馬めぐり

ばんえい競馬が帯広観光の代名詞、になったのはいつ頃からなのでしょうか。空港にも大掛かりな展示がされていますし、帯広市街のそこかしこにも「ばんえい競馬」関連の看板を見かけます。

「銀の匙」などの作品で好意的に扱われてきた、ということも要因かもしれませんが、興行的にも他の公営ギャンブルと同様に売上が右肩上がりで絶好調、ということもあるかもしれません。2022年には大台の500億円を突破したというのだ

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宮前平ウォーク

宮前平ウォーク

宮前平、という地名はあまりメジャーではないと思いますが、田園都市線沿線住民としては各駅電車の停車駅として、そして「平」という名前がついているくせして駅の南北はびっくりするくらいの急坂に囲まれている場所として知られています。

宮前平は川崎市宮前区に位置しており、宮前平駅は宮前区役所の最寄り駅です。グーグルマップとかを見て「区役所近いな」と何も事情を知らずに訪れると、壁のようにそそり立つ急坂に絶望す

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高松で一日三食うどんを食べる旅

高松で一日三食うどんを食べる旅

うどん職人の朝は早い…

うどん県香川県。讃岐うどんの聖地なのは言わずもがなですが、うどん屋さんの開店時間が早く、そして閉店時間もかなり早いのが特徴です。
早い店では朝6時くらいから開店し、基本うどんがなくなったら閉店。そうでなくても14時くらいに閉まる店も多いです。
なので、一日三食讃岐うどん漬けになろうとすると、前泊は必須。万全の体調で挑むために前日は早めに就寝し、朝は5時起き、という修行僧か

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多摩川ギャンブルウォーク

多摩川ギャンブルウォーク

多摩川は東京23区と川崎市の境目を流れている河川で、都会の地域を流れることで知名度が高く、多く市民の憩いの場でもあり、暴れ川として流域市民の脅威であり続けた河川でもあります。
そして多摩川沿いには公営ギャンブル施設が多数立ち並ぶことも有名です。調布市以北には数kmの範囲内に「競輪・競艇・競馬」と立ち並び、どんだけ競うんだと言わんばかりに施設が密集しています。

ギャンブル好きの方はこれら3つの施設

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日帰りで巡る函館裏街道の旅

日帰りで巡る函館裏街道の旅

私は函館が好きなので毎年のように訪れているのですが、今年も訪れました。3年連続です。

函館市街の主要な観光地は概ね訪れているので、今回は、私自身も足を踏み入れたことがないエリアを中心に旅をしました。端的に言うと、函館の東の端にある恵山周辺に訪れました。

恵山方面へは路線バスも存在していますが、今回は現実的な手段として空港でレンタカーを借りて車で巡ります。
基本的に反時計回りでぐるっと回り、一筆

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大歩危小歩危ウォーク

大歩危小歩危ウォーク

「歩く」のが「危ない」と書いて「歩危」(ぼけ)。大歩危・小歩危とも吉野川流域の有名な景勝地で、川が切り取った急峻な崖線にそそり立つ迫力のある奇岩怪石の様が魅力です。
昔の事情はよく知らないですが、現代では川沿いに鉄道駅もあり国道も通っており、名前に反して比較的訪れやすいし歩いて散策しやすい渓谷だと思います。

しかし訪れる人はたいていは車、もしくは鉄道で大歩危駅に訪れて周辺の散策、というのが多いの

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47都道府県踏破した人なら桃鉄の目的地には全部訪れたことがあるのか

47都道府県踏破した人なら桃鉄の目的地には全部訪れたことがあるのか

子供がニンテンドースイッチを欲しがったので買い与える流れの中で、「桃鉄」も人類普遍の共有財産として購入しました。私も子供と一緒に何年ぶりかにプレーをしてみました。

私は色々な手段を駆使して日本全国を旅していて、一応額面的には47都道府県すべて訪れた事があるのですが、実際それがどの程度日本を網羅的に制覇したことになるのかよくわからなかったので桃鉄を題材に調べてみました。

全然関係ないですが、「ど

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静岡空港に訪れたことがありますか

静岡空港に訪れたことがありますか

皆さんは静岡空港に訪れたことはありますか?私はあります。

遠い、不便、便数が少ない、と、申し訳ないですが存在意義が疑われる空港に思えますが、だからこそ多くの日本人にとって訪れた経験は貴重で、訪問したことがあれば話のネタになると思い、私は訪問しました。

私は東京在住ですが、関東圏在住の人が飛行機に乗るために静岡空港に訪れる理由はゼロです。なので、飛行機に乗るためでなく、ただ訪問する事だけを目的に

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