愛を信じられないのは、、、―ヨハネによる福音書―
信じることが大切で、何を信じるかはそれぞれでいいだろう、と思っていた。本当の神なんてそもそもいなくて、人がそれぞれに心に信じているだけなんだから、と。そんなことを考えていた自分は、それじゃあ、たとえば、親のことはどれだけ、どのように、信じていたんだろうか。
何をしても許してくれる、自分のことは信頼してくれている、と、信じていたんだろうか。だから、身勝手に何でも自分で決めて、勝手に行きたいところに行って、やりたいことをやっていたんだろうか。親は自分を愛してくれていると、信じて