コンテンツスペシャリスト澄川恭子

Pomalo株式会社コンテンツスペシャリストの澄川恭子のnote。ファッション雑誌の編…

コンテンツスペシャリスト澄川恭子

Pomalo株式会社コンテンツスペシャリストの澄川恭子のnote。ファッション雑誌の編集→編集長→ITのスタートアップを経て、独立。Pomalo株式会社を仲間と立ち上げる。紙媒体の制作だけでなく、ウェブ、SNSなどをマルチに使い、コンテンツを発信。ウェブコンサルも手がける。

マガジン

  • 編集のがっこう Vol.1〜5

    雑誌、ウェブ、SNS、LABOを立体的に提案していた元編集長の経験とITで学んだ知識を合体させ、編集力×デジタルを武器に、企画・運営・分析をするPomalo株式会社のチーフコンテンツオフィサー、澄川恭子による「これからのコンテンツ時代に必要な編集力」について多角的に考えるマガジンです。リアル「編集のがっこう」の講義内容を通して、情報収集の方法、企画立案、見出しの立て方、問題点を洗い出す数値の見方など、編集の基礎を手っ取り早く身につけるノウハウ5回分の講義をマガジンでまとめて読めるお得なセットです。

  • 編集のがっこうサロン ここでしか言えない編集長の本音 1

    「編集のがっこう note編」のためにメジャー雑誌やウェブメディアの編集長たちをお酒で酔わせ、本音を語らせるマガジン。 他では絶対に聞き出せない内容が満載です。 今回は、20〜30代の女性たち(なんなら40代も)に支持されている女性雑誌『Classy.』の編集長・今泉祐二さんと語った「編集長の賞味期限」なども入ったレアトークです。

最近の記事

雑誌「ViVi」×自民党キャンペーンについて。編集者として(後乗り)

雑誌『ViVi』と自民党のタイアップキャンペーンについて、今さらだけど、私も編集者として感じたモヤモヤを、noteに書こうと思う。というのも、我々のプロジェクトに参画し、「編集のがっこう・第2期」の講師としてやってきてくれた軍地さゆみさんにお叱り(笑)を受けたからだ。 「お叱り」と言っても、お互いに旧知の仲。軍地さんが『VOGUEgirl』(コンデナスト社)の編集長だったとき、私は競合誌『ELLEgirl』(ハースト婦人画報社)の編集長だった。競合誌と聞くと世間一般的には仲

    • 発想力・プレゼン力・加工力・発信力を楽しく磨こう

      みなさん。唐突ですが、編集ってどんな職業だと思いますか? 実は、<編集のがっこう>を立ち上げて以来、「編集ってなんて説明しにくい仕事なんだろう?」と考えることが多くなりました。 出版社にいて雑誌をつくっていたときは、そのまま「雑誌をつくる人です」と答えれば理解してもらえていたので、こんな疑問は微塵ももたなかったのです。が、出版社を辞めて以降、編集者とは果たして? マスメディアが弱くなってきた今でも必要な職業なのだろうか? とも。 何も生み出さないなのに、なぜ生き残れている

      • 編集のがっこう<Vol.15>炎上せずに意見を書く難しさに悩んだnoteチームの結末

        LGBTQを支援するブランド「snails_project」について、自分たちが配信可能なさまざまなメディアで記事を書いていくワークショップに移行した編集のがっこう。今回は、残るnoteチームの配信までの道のりを公開。 目次 ・「鬼強いチーム」として、意気揚々企画案をプレゼンしたが… ・noteってそもそもどういうメディア? から深掘ることに ・批判されることが怖い…それが自分の意見を明確にできない理由 ・自分の立ち位置を考え、意見を書く難しさを乗り越え完成した原稿 WW

        • 編集のがっこう<Vol.14>LGBT支援ブランドをSNSで発信する苦悩の過程を公開

          インプットからアウトプットしていく授業内容に移った編集のがっこう。LGBTQを支援するために立ち上がったプロジェクトブランド「snails」を、instagram(以下インスタ)とtwitter(以下ツイッター)のSNSチームが実際に配信するまでの過程を追いかける今回。 センシティブな議題でもあるLGBTQを扱ったブランドを、言葉ではなくビジュアル中心のインスタでどう表現し伝えていくのか、取り上げ方によっては炎上もしやすいセンシティブな内容をツイッターでどう届けるのか、生徒

        雑誌「ViVi」×自民党キャンペーンについて。編集者として(後乗り)

        マガジン

        • 編集のがっこう Vol.1〜5
          6本
          ¥1,650
        • 編集のがっこうサロン ここでしか言えない編集長の本音 1
          2本
          ¥980

        記事

          編集のがっこう<Vol.13>生徒の記事がWWDに掲載されるまでの道のり

          ワークショップに移行した編集のがっこう。3ヶ月弱に渡る11講義でインプットした全てを生かしてどれだけアウトプットできるかが、このワークショップで試される。 お題は、LGBTQを支援するために立ち上がったプロジェクトブランド「snails」の記事を、WWD JAPAN.com、note、SNS(instgaramとTwitter)の4メディアで配信すること。 記事を書く前に、企画構成案(コンテ)が必要に。なぜなら、ページにするまでに、どんなタイトルで、どういうコンセプトとス

          編集のがっこう<Vol.13>生徒の記事がWWDに掲載されるまでの道のり

          編集のがっこう<Vol.12>ブランドコンセプトを理解し、伝える実践編がスタート

          情報収集の方法や企画の立て方、見出し術など、編集の基礎知識を学んだステージ1から、情報発信のノウハウや仕掛け方をインプットしまくったステージ2までが終了。「編集のがっこう」は、いよいよステージ3の実践編へと突入。 そのフィールドワークの題材となるのが、日本有数のアパレル企業「ワールド」がサポートしている「snails_project(スネイルズ プロジェクト/以下snails)」というLGBTQ(同性愛者・両性愛者・トランスジェンダー・既存の性別に当てはまらない人々)支援プ

          編集のがっこう<Vol.12>ブランドコンセプトを理解し、伝える実践編がスタート

          編集のがっこう<Vol.11>SNS時代の動画づくりの考え方を学ぼう

          今の時代、編集という仕事の範ちゅうはとてつもなく広い。紙だけで表現していた2Dの世界から、デジタル領域に移行したことでSNSでの立体的な展開、動画制作まで拡大。 ファッションやビューティ、カルチャーを担当する編集であれば、動画編集まではせずとも、なにをどういう映像文脈で伝えるべきかをディレクションする領域までできなければ生き残れない。 今回は、スタイリスト出身でファッションに深く関わり、現在は動画を中心にブランドの動画コンテンツ制作を、フォトグラファーとタッグを組み手掛ける2

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          編集のがっこう<Vol.11>SNS時代の動画づくりの考え方を…

          編集のがっこう<Vol.10>時代の空気感や未来を読んでコンテンツをつくろう

          「編集」の仕事は、すでに世の中にあるものや、だれもが知っていることに対して別の角度からスポットライトを当て、新しく感じられるような提案をする仕事。その仕事を進めるなかで大切な作業のひとつは、「時代の空気感」や「未来を予測する力」。世の中がどういう方向に進んでいるか、なにに関心があるかを知って企画したり、編集することが求められる。 今回の「編集のがっこう」のゲストスピーカーは、SNSコンサルタントとして活躍するかたわら、女性向けエンパワーメント動画メディア『BLAST』を運営

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          編集のがっこう<Vol.9>SNSの仕掛け方を学ぶ

          現役東大生の顔と、5軒ものホテルや旅館をプロデュースするホテルプロデューサーとしての顔をもつ龍崎翔子さん。「ソーシャルホテル」をコンセプトに掲げ、SNSを巧みに使いこなし、若者をホテルカルチャーに誘い込む仕掛け人。“編集のがっこう”なのに、なぜホテルプロデューサーがゲストスピーカー? という疑問の声が聞こえてきそうだが、最近の編集者に求められる能力は、2Dの世界である紙やウェブだけにとどまらない。リアルを絡めながらSNSで仕掛け、立体的に編集していく目線こそ、生き残りの秘訣と

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          編集のがっこう<Vol.9>SNSの仕掛け方を学ぶ

          編集のがっこう<Vol.8>SNSの戦略的ブランディングを学ぶ

          編集のがっこう校長が、今、モーレツに話を聞きたい若手の一人が、ハヤカワ五味ちゃん。noteユーザーのみなさんであれば、ご存知の方も多いはず。校長がまだ雑誌編集長をやっていたとしたら、絶対に特集ページを組んで取材していただろう存在。今回は、そのハヤカワ五味さんにゲストスピーカーとしてご登場いただき、SNSの戦略的ブランディングについて学びました。 目次 −フォロワーが多ければモノは売れるか? −インフルエンサーとは「情報の編集者」である −人は、なにを求めてフォローするのか?

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          編集のがっこう<Vol.8>SNSの戦略的ブランディングを学ぶ

          「編集のがっこう」<Vol.7>SNS時代に必要な編集スキルとは?

          毎週木曜夜に開講している編集のがっこう。ステージ1では、編集に必要なマインドセットや情報収集の仕方、見出し術や企画案の立て方、数値を知って企画に生かす方法を学びました。今日から始まるステージ2では、SNS時代の編集者に必要な視点と戦略を学んでいきます。 目次 −インフルエンサーは編集者なのか? −インフルエンサーからインフルエンシャルライターへ −人=メディアの時代に必要なスキルは? −おまけ 今から人気インフルエンサーになるには、このジャンルを狙え 今回のゲストスピーカ

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          編集のがっこう<Vol.6>今の時代に求められる編集視点とは?

          こんにちは。「編集のがっこう」校長は、出版社を辞めた後、ITのスタートアップを経由し、ファッションやライフスタイルブランドのオウンドメディア立ち上げ&運営と、数値分析&改善をセットにした会社を仲間と立ち上げました。今回の講師は、校長が所属する会社の代表・高橋崇之。そこで得た知識や時代の流れ、編集者には今どんな視点が求められているかを紐解いて行きます。 目次 ・「情報洪水の時代」に情報は届くのか? ・「だれか」に届けるメディアから「あなた」に届けるコンテンツへ ・求められる編

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          編集のがっこう<Vol.5>指標を読み解けば、コンテンツの問題点と改善点がわかる

          こんにちは。編集のがっこう校長です。今回は、WWD JAPAN.comの編集長、村上 要さんが再登場。指標を読み解き、コンテンツの問題点と改善点をあぶり出す方法を学ぶ回です。 読者アンケートハガキの結果を参考に次号の内容に反映させるという時間も手間もかかる雑誌とは違い、どれくらいの記事が見られているか、どこからその記事にやってきたのか、瞬時にわかるのがウェブの最大の特徴です。指標を読み解く力を養い、コンテンツ改善に生かしていきましょう。 目次 ・基本的な指標を理解すること

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          編集のがっこう<Vol.5>指標を読み解けば、コンテンツの…

          編集のがっこう<Vol.4>心を惹きつける見出し術

          編集のがっこう、今回は「心を惹きつける見出し術」について学んでいくことにします。 ファッション雑誌をつくっていた頃、表紙に載せる見出しは命でした。読者が書店に行ってずらっと並んでいる数々の雑誌の中から手に取ってもらうために、他紙にはない視点や共感される見出しをいかに表紙に入れられるかに心を砕き、100本ノックのように見出しを出し続けていました。 考えて見ると、雑誌はウェブで例えると、なんて階層が深いんだ! と改めて驚きます。だって、書店に並んだ数え切れないほどの雑誌の中か

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          編集のがっこう<Vol.4>心を惹きつける見出し術

          編集のがっこう<Vol.3>正しい企画の立て方を学ぼう

          編集について学ぶ「編集のがっこう」の講義2回目前半の全内容です。 前半は、ものをつくる=企画の立て方、それも行き詰まらない正しい方法で考える脳ミソを身につける内容になっています。 目次 ・企画を立てるとき、まず最初に考えるべきこと ・3つのポイントを押さえれば正しい方法で企画が立てられる ・展開方法には型があった ・ファッションやビューティ、ライフスタイルコンテンツの場合、「キャラクター」とは何を指すのか? 企画を立てるとき、まず最初に考えるべきことうだうだと解説しよう

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          編集のがっこう<Vol.3>正しい企画の立て方を学ぼう

          編集のがっこうサロンーーここでしか言えない編集長の本音 Vol.1<後半> 『CLASSY.』今泉祐二氏

          編集長だった過去の栄光を振りかざし、メジャー雑誌編集長にまっさらな気持ちでインタビューに行く企画。お酒を飲みながら話し込んだこともあり、内容がディープになった前半からの続きをお届けします。 さて後半は、 目次 ・編集長の賞味期限 ・飽きるのは読者じゃない。編集者だ ・編集者に必要なものってなぁに? ・得体の知れない職業、編集って ・伝えるツールではなく、伝える内容にこだわりたい 編集長の賞味期限 CLASSY.編集長今泉氏(以下 今泉):前々から飲んだときによく話して

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