payaso

大学生。

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記事一覧

愛されたい

愛されたい。愛したい訳じゃなくて 私は、人生で本当に好きになった人がいない。 こういうとよく、愛されたことがないからじゃないか、って言われるけど 愛されたことは…

payaso
1年前
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ガラクタ

最近、自分の考えがあまりまとまらないなって思う。 あの人のこと好きだなって思ってたら、数分後には嫌いになっていたり、こういうことしたいなって思ってたら、そんなこ…

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1年前
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つま先立ち

大人びてるね、って言われることが嬉しかった。 初めて言われたのは、幼稚園の年長さんのときかな、近所のおばあさんに小学生だと勘違いされた。 理由は、身長なのか話し…

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1年前
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生きたい

私が死んだら、私は死ぬのかな。 高校生の頃、世界史の授業を受けながら私は漠然とそんなことを考えていた。 ローマ帝国の偉大な皇帝も、アメリカの天才発明家も、古代中…

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1年前

指先

一人になりたいなって、ときどき思うようになった。 幼い頃は、一人になるのが怖くて、留守番すら満足にできなかった私。 あのころは、泣いて家を飛び出し、母親を探しに…

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1年前
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銀世界

雪が降った。 辺り一面が銀世界になった。 人がそう表現するのを聞くと、今まではそんなチープな表現しかできないのかと少し失望していたが、いざ目の当たりにすると、そ…

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1年前
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輝きたい

眩しい。 でも、目をそらすことができなかった。 高校生のとき、授業中に居眠りをする野球部を見てそう思った。 太陽を凝視すると、視界に青なのか緑なのかよく分からな…

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1年前
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何かになりたい

私はいつも何かになりたいと願っている。 小学生の頃、1番仲がいいと思っていた友達に虐められた。だから私は誰かの1番になりたかった。 中学生の頃、私の幼馴染はみんな…

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1年前
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初めてのnote

今日、初めてnoteを投稿する。 私は今までの人生で何かを誰かに発信することをあまりしたことがない。 だからあまり上手に書けないかもしれないが、少しづつでも私の思考…

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1年前
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愛されたい

愛されたい。愛したい訳じゃなくて

私は、人生で本当に好きになった人がいない。

こういうとよく、愛されたことがないからじゃないか、って言われるけど

愛されたことはある。人からの愛には気づけるのだ。

なんでできないんだろう。

みんなには当たり前にできることがなんで。

劣等感。

傷つくのが怖いからかな、私の愛なんてどうせ受け取ってくれやしないだろうから。

それに私が劣等感を感じるのは、愛

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ガラクタ

ガラクタ

最近、自分の考えがあまりまとまらないなって思う。

あの人のこと好きだなって思ってたら、数分後には嫌いになっていたり、こういうことしたいなって思ってたら、そんなことなくなったり。

私の中に誰かいるような、

そんな大袈裟に言ってみたりして。

ただ自分の軸がぶれているのかなって思うこともあるけど、

私の軸ってなんだろう、あんまり考えたことがないかもしれない。

自由だった気がする。

今の私、

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つま先立ち

大人びてるね、って言われることが嬉しかった。

初めて言われたのは、幼稚園の年長さんのときかな、近所のおばあさんに小学生だと勘違いされた。

理由は、身長なのか話し方なのかわからなかったけど、なんか嬉しかった。

それからは、背伸びして生きるようになった。

大学生になると、みんな大人になってきてなんだか追いつかれた気がして、

大人ぶって斜めに見て、幼稚だと思っていたヤツらに追いつかれるのが怖く

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生きたい

生きたい

私が死んだら、私は死ぬのかな。

高校生の頃、世界史の授業を受けながら私は漠然とそんなことを考えていた。

ローマ帝国の偉大な皇帝も、アメリカの天才発明家も、古代中国の愚王も、みんな死んだ、

なのに、生きている。

私は生きているのに、死んでいる。

ここだよって、まだ足りないって、叫んでいる。

水の中で叫ぶみたいに。

死にたくないわけじゃない、死にたいわけでもない。

死ねない。まだ。

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指先

指先

一人になりたいなって、ときどき思うようになった。

幼い頃は、一人になるのが怖くて、留守番すら満足にできなかった私。

あのころは、泣いて家を飛び出し、母親を探しに行ったんだっけ、

両親が共働きだったから、必然と一人の機会が増え、一人を好むようになった。

自分の部屋で、漫画を読み、ゲームをし、わたしの世界に入り込んで、

その世界で、私は王様だった。

いま、色んな人と繋がり、ぼやけて、私の身

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銀世界

銀世界

雪が降った。

辺り一面が銀世界になった。

人がそう表現するのを聞くと、今まではそんなチープな表現しかできないのかと少し失望していたが、いざ目の当たりにすると、そうとしか言えなかった。

私の語彙も随分安っぽいんだなと思った。

それとも私の五感が安っぽいのか、そんなことはどうでもいいか。

雪は好きだ。

一面に広がる、誰の足跡もついていない真新しい雪をみると、世界に私ひとりだけみたいだから。

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輝きたい

輝きたい

眩しい。

でも、目をそらすことができなかった。

高校生のとき、授業中に居眠りをする野球部を見てそう思った。

太陽を凝視すると、視界に青なのか緑なのかよく分からないもやがかかるように、そのクラスメイト のことが頭から離れない。

私は、人生において頑張ったことがない。

あいつらの目は、夏の陽射しみたいにいつも輝いている。でも嫌な感じはしない。

あいつらは、挫折なんて知らないような顔をしてい

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何かになりたい

何かになりたい

私はいつも何かになりたいと願っている。

小学生の頃、1番仲がいいと思っていた友達に虐められた。だから私は誰かの1番になりたかった。

中学生の頃、私の幼馴染はみんな賢かった。だから私は賢くなりたかった。

高校生の頃、私の友達はみんな個性にあふれてた。だから私は個性的になりたかった。

大学生になった今もなお、この思いに囚われている。

でも、本当にそうなのかな、わたし。

そのくせ、私は大した

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初めてのnote

今日、初めてnoteを投稿する。

私は今までの人生で何かを誰かに発信することをあまりしたことがない。

だからあまり上手に書けないかもしれないが、少しづつでも私の思考をまとめるために、noteを書こうと思う。

いつか誰かに私が届くといいな。