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未来のために、「生きる」という選択を選ぶ

 「疲れ=ストレス」というシンプルな法則がある。疲れが深まると、ストレスが深まるのだ。同じ出来事でも、疲れていると、同じストレスを2倍にも3倍にも感じてしまう。いつものことなのに、3倍も傷ついたり、元気なら立ち直れる失敗で、「死にたい」と思うほどつらくなってしまう。

 本来どんなに明るく意欲的な人でも、疲労が蓄積してうつ状態になると、日常生活の中でいろいろなことが苦しくなる。そして、「自分では問題を解決できない」「八方塞がりだ」と感じるようになる。さらに、この状態が長引くと、もうこのつらさを「終わらせたい」という気持ちが生じてくる。「終わらせたい」とまでは思わなくても、疲れが深まると、誰でも自責感や負担感、不安や怒り、自信喪失などの、うつ症状が出現するものだ。

 僕を悩ませる、現実的な問題や他人の言動はそう簡単には変えられない。 しかし、僕が自分自身のコンデショニングを整えることはできるのである。
 まずは、悩みやストレスの本当の原因は「疲れ」かもしれないと考え、まずはゆっくりと休養と睡眠をとることを優先する。十分に休むことで悩みがなくなったり、解決策が見えてきたりするのはよくあることだ。

 いつもできていることができなくなったり、集中力がなくなったり、眠たくてしょうがない時や、さまざまな不調や病気、うつ病のような症状の時は、とにかく休眠する。
 人生には成長や老化の節目など、どうしても気合が入らない時がある。理由がとにかく分からないときは、とにかく思いっきり休眠するのだ。

 休眠中は集中力もなくなるが、執着心も薄くなることで視野が広がり、物事や人に対して寛容になり優しくなれる。人間関係も自由になり交際範囲も広がり、興味関心の範囲が広がる。
 休眠中は、心身をゆったりさせるほど、物事の多くを吸収がしやすくなり、以前よりもっと豊かな人生で、より元気になる。また集中力も高まっていく。

 理想の睡眠時間は、8時間15分だとする研究がある。
 僕を生まれ変わらせるためには、毎日8時間程度休眠をするのだ。
 さらに、うつ状態の時は、9時間は休眠をとるように心がけていく。

#未来のためにできること

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