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意識を変えて、予防して、世界を変えよう😍(TED森田洋之医師)

先週は高熱を出して、皆さんを心配させてしまいました🙇🏻‍♀️スミマセン

前回の記事に書きましたが、熱は一日だけ。

熱が下がったら、喉が痛くなってきましたが、生姜にんにくハチミツ紅茶で本当に回復しました〜。

今回風邪をひいたのは、日光浴と運動不足だろうなと反省😫

回復してから外に行きたくても、ずっと天候も良くなくて、私にしては珍しく外に出る気になれず、何もやる気が起きません。

もしかして、やる気が起きないのはコロナの症状かなと疑問。倦怠感だ・・・

こじつけてるかも。

ただ、怠惰なだけなのだろうか😅

急に最低気温が下がったため、風邪ひきさんが増えているらしく、人混みは避けています。

この前風邪ひいて、熱が出たばかり😅

怪しい風邪だったな〜。

病院では医療従事者が最低限の人数で働いているらしく、入院患者の対応に追いつかず、病室の空きもない状態になってるのだと聞きました。

すると、またこんな言葉が頭に浮かんできました。

医療逼迫・・・

医療崩壊

以前、TED TALKの森田洋之医師の「医療崩壊のすすめ」というお話を聞いたのを思い出したのです。

動画は8年前にアップされたものです。

医師が医療崩壊をすすめるなんて不思議なお医者様だなと思いますよね。

森田医師は経済学を専攻して卒業後、人の役に立てる仕事をしたくて、医学部に入り直して医者になりました。スバラシイ👏🏻👏🏻

(すぐにテーマに入るのに、動画の最初の方は省略させて頂いてますので、ご了承下さい。🙇🏻‍♀️スミマセン!)


高齢化率が日本一の場所が北海道にあるのだそうです。

それは夕張市。

45.6%が高齢者。

医療が進んでいなければならないのに、医療崩壊してしまったのだそうです。

そんなことになったら住んでいる人はパニックになってしまうでしょう。

きっと、夕張市は大変なことになってると思いました。

が、そうではありませんでした。

夕張市の病床数 171床だったのが、財政破綻、医療崩壊して、市がもうこれ以上市立病院にはお金を出せないということで、小さな診療所19床となりました。

こんなに減ってしまってどうなるのだろう。

医者もいなくなってしまったし・・・。

夕張市内にはCTもMRIもなくなって、救急病院もなくなってしまいました。

そして、

救急車が到着するのに今までの30分台から、倍の67.2分かかってしまいます。

軽い病気(風邪や発熱)は病院で対応できても、心筋梗塞や大事故に遭って怪我をした場合にはヘリで札幌まで移動させます。

重症だと早急に治療を始めなければ危ない。

間に合って命を取り留めてくれればいいけど・・

などなど・・・・

信じられないことが夕張では起こっていたのです。

こんなことが日本の他の場所で起こったらどうなるのでしょうか。

きっと多くの人は不安で、パニックになって、CTやMRIや最新の医療機器のある場所に移動するかもしれないでしょう。

でも、夕張の高齢者たちはそんなことは出来ないし、やらなかったです。

動画に60代の女性がストレッチしている写真が出てきます(7分24秒)

彼女は診療所の近くで床屋さんをしていて、夜は飲み会を開いています。

その飲み会での話題は病気が治った、血圧が下がっただの明るい事ばかりで、愚痴は言いません。

彼女は「私は絶対に病院には行かない。医者は嫌いだ。大きな病気や大きな怪我をしたときにはお医者さんのところに行くけれど、それまでは私は出来るだけ自分の免疫力を頼りに免疫力を上げる。そのためにストレッチをやるんだ。」と言います。

話すことや自分の免疫力を上げる努力は重要ですね。

でも、この夕張市にはCTもMRIも医療機器もない。

医療機器は健康のためのもの? 

長生きするためのもの?

意識を変えれば、健康になれるのではないか

この意識は病院があることより価値があることなのではないか。

夕張市の90歳のおばあちゃんが札幌の病院で検査をしたら、肺がんが見つかり、普通なら抗がん剤を受けたりするのでしょうが、このおばあちゃんは検査後は二度と病院に行かなかったのです。

これを聞いて、私の母も、80代で、リウマチの痛みが漢方薬などで治らず、検査したほうがいいと言われて病院に行ったのですが、「リウマチ」という言葉は医師の口から出て来ず、肺が悪いとか、心臓が悪いから、入院して一か月検査をしたほうがいいと言われました。

でも、考えてみたら、高齢になって検査して「元気で健康ですよ。」なんて医者に言われるわけがないです。

どこかしら悪くなってるのが普通ですし、「○○が悪い」と言われたら、誰でも気分悪くなりますね。

もしかしたら、まるで暗示にかけられたかのように、言われた通りになってしまうかもしれません。

結局、母は一ヶ月の入院はしませんでした。

「元気だ、元気だ」と言っていれば元気なのです。

あの夕張のおばあちゃんの話に話を戻すと、

おばあちゃんは家族や地域の人に囲まれ、亡くなる直前まで好きなものを食べていらっしゃった。

夕張には生き生きしていない高齢者はいなかった。

救急車の出動回数が下がった。

普通、高齢化率が高まれば高まるほど、救急車の使用回数はどんどん増える。

高齢化率は上がってる夕張市の救急車の出動回数が912から473になった。

約半分の出動率。

どうして、そんなことが可能になったのでしょうか??

さっきのおばあちゃんは、命の終わりを受け入れている。

救急車というのは、この命を助けてくれという叫びの元に呼ばれるもの。

おばあちゃんは助けてくれと思っていない。

最後まで自分の家で生活したいと思っている。

だから、呼ぶのは訪問看護師、在宅医だった。

発熱など一時的なことは家で治療。

そうでないこともあるけど。

夕張市では、救急車だけでなく、医療費も、高齢者一人あたり約十万円下がった。

それだけでなく、死亡率も減った。

何故か?

それは、

予防の意識。


市民が予防に意識を変えたから。

病院があるから安心ではなく、しっかり自分で出来ることをする。

予防の意識

日本人の病気の大部分は生活習慣病から起きていると言われている。

だったら、生活習慣を変えればいい。

みんなわかっているけど、出来ない😫

次の2つのことが重要だと話されています。


終末期医療

いずれ、医療が解決できない問題がやって来る。

その時に、終末期のイメージをもってるか持っていないか、家族と話し合っているか、話し合っていないか、地域の人たちとそういう話をしているか。

書面に残したほうが良いけれど、この事実があるだけでも結果は違うだろう。

地域社会

若いときは予防の意識を高める。

年を取ってきたら、みんなでその命を受け止める。

そういう温かい地域社会を作ることがポイント。

夕張は財政破綻したから、夕張市民だからできたと言われることもある。

確かに、夕張市民は危機感があったから出来たかもしれない。

でも、日本人は危機感を持たなくていいのか?

国全体の借金は1200兆円と言われている。

一人あたり1000万。

今生まれたばかりの赤ん坊と90代の高齢者だと、赤ん坊の方がこれから長く(借金を)返して行かなければならない。

今生まれた赤ん坊は8300万円の借金を背負った状態で生まれてくると計算する先生もいる。

・・・・

・・・・

これから高齢化率はどんどん高くなっていく。

高齢化率が2倍になったら、借金も2倍になる?

日本中が夕張のように高齢化率が高くなる。

しかも、これから人口はどんどん減るらしい!

今までの100年は異常な100年だった。

この100年で1億2000万になった。

(これからは)良くて半分、三分の一か四分の一(に減る)

今までの意識で、これからの100年を乗り切れるという保証はない。

意識を変えなければならない。

病院がなくてもやっていけるような時代になっていくべきではないかと思う。

じゃあ、もう未来はないのか?

そんなことはない。

日本の高齢化率はこれからもずっと世界一。

日本だけでなく、世界中で高齢化率がどんどん上がっていく。

The Economist という雑誌の表紙、日の丸に押しつぶされている。

お借りしました。

こんなショッキングな特集をされるのも日本が注目されているから。

世界中が解決できない高齢化問題、日本はその世界一。

世界中が注目している。

だから、こんなことを言われる(特集になる)。

どうすればいいのか?

世界中の医療費が上がっている。

アメリカ、フランス、カナダ、イギリス。

これからも高齢化率は高くなる。

じゃあ、どうするか?

夕張は(医療費を)下げられた。

日本も夕張の真似すればいいのではないか?

もし下がったら、世界中がびっくりするだろう。

世界中から尊敬される高齢化対策の出来る日本になれる。(夕張モデル→日本モデルへ)

2007年、夕張が財政破綻した時、夕張市民がどうなってしまうのだろう?かわいそうだと思わなかっただろうか?

でも、もしかしたら、今、かわいそうなのは僕らかもしれない。

夕張市民はわかった。

でも、僕らはもしかしたら、気づいていない。

もしかしたら、気づいていないふりをしているだけかもしれない。

日本が世界のリーダーになれる。

鹿児島は明治時代に日本を変えた実績を持っている。

鹿児島が変われば、日本が変わる。

日本が変われば、世界が変わると僕は勝手に思っている👏🏻👏🏻

こう考えるとワクワクする。

軍事力でもなく、政治力でなく、経済力でなく、高齢化対策で、日本が世界のリーダーになる。

一緒にワクワクしながら、世界を変えてみませんか?

〈終わり〉


terucchiteruteruさんが森田医師の講演会に行かれて、記事を書いてらっしゃいました。良かったですね👏🏻👏🏻


そして、森田医師のnoteを見つけました。


人間の力には何か強い力があると感じるので、人間が意識や考えを変えたら、何でも可能になってしまうかもしれないと思います。

また、夢見るひまわりん子は病気は治るし、若返るので怪しいと言われている「メドベッド」にもすごく期待しています。

だって、これからの世界はどんどん良くなっていくのですからね👏🏻👏🏻

楽しみですね〜🥰😍

+ + + +

最後に、

またまたこの記事にお知らせをいただきました。

いつもたくさんのスキやフォローを
ありがとうございます🙏🏻❤️


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