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療育note。

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息子の特性や、療育を通して学んだことを綴っています。
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記事一覧

「努力コミュニケーションバッジ(仮)」とかどうでしょう。

「努力コミュニケーションバッジ(仮)」とかどうでしょう。

やや凸凹の特性のある息子(小3)を育てていて、最近よく考えることがある。

息子の場合は、診断は付いていないが、発達障がいに準ずるタイプだと思われる。知能の割に出来ることに偏りがあったり、些細な事をキャッチして辛くなったり。本人はすごく頑張っていたり、我慢していたり、でも誤解されてしまったり。

そして本当に困っていても、なかなか周りにはそれが伝わりにくいので、負のループに陥る可能性もある。

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やっぱりトットちゃんのお母さんのマインドになりたい。

やっぱりトットちゃんのお母さんのマインドになりたい。

不朽の名作、『窓ぎわのトットちゃん』。

続編が出たということで、前作を改めて読み直してみた。



トモエ学園を私財で開いた小林先生。ヨーロッパで学んだリトミックを取り入れ、食育、自然との触れ合い、ハンディキャップのある子への配慮、誰もが主役になれる学園作り。勉強は自分のペースで。

読めば読む程、教育方針が素晴らしく、子ども達1人ひとりに「ありのままでいいんだよ。」とメッセージを送られていた

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「オレには学校が合わない。」

「オレには学校が合わない。」

昨日、息子(小2)が、はっきりと言い放った。

わが子ながら、なかなか核心を突いたな、と思う発言だ。思わず脳内メモに記録した。

ポイントは、主語が「学校」だということ。

「オレが学校に合わない。」のではなく、学校が自分には合わないと感じているのだ。



行き渋りが続いている息子(凹凸あるタイプです)。

先週、ついに1日だけ欠席した。その日、「無理無理ポイント」が溜まり過ぎたためだ。

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小2息子、「学校に行きたくない」本当の理由とは。

小2息子、「学校に行きたくない」本当の理由とは。

つい先日、この記事を書いた。

学校に行き渋る息子(小2)を、何とか向かわせる方法を模索中、という内容。

行き渋る理由は、息子が色んな事を気にし過ぎてしまう、というものだった。

多分、これは概ね合っている、と思う。

ただ、この時の私は、まだ本質が見えていなかった。



毎年行われる「いじめアンケート」を記入していた時(低学年は自宅で書くシステム)。

1番目の質問にこうあった。

答えは

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息子の行き渋り対応集。

息子の行き渋り対応集。

小2息子、学校行き渋り真っ最中。毎朝登校時間が近付くと、泣き顔で「行きたくない。」と言い始める。

理由は様々。とにかく敏感なタイプなので、どこに地雷があるのか分からないが、なんとなくパターン化はしている。お友達トラブルは、ほとんどない。

行ってしまえばなんて事ない時も多いのだが、なんせ不安がるので、無理に行かせるのもなあと、私の中でも葛藤もありつつ、あれやこれや対応中。

娘はこんなことはほと

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観劇中に体験した「親子席」の有り難さ。

観劇中に体験した「親子席」の有り難さ。

息子はいわゆる凸凹くん。こだわりが強かったり、気持ちの切り替えが難しかったりする。

最近、彼の話題が多いので、以前書いた記事を。

改めて読み返してみると、小2になり、この時より成長している気がするし、出来るようになったことも増えたと思う。

例えば、

など。

小さな事かもしれないが、息子にとっては勇気を出して進んだ大きな一歩。これからもそんな一歩を大切に見守っていきたい。

一方で、やっぱ

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小1息子。早くから療育に取り組んでいて良かったなあと今思うこと。

小1息子。早くから療育に取り組んでいて良かったなあと今思うこと。

息子(小1)は、いわゆる発達グレーゾーンだ。

久しぶりにこの件に触れる。

息子が小学校に入学し、もうすぐ1年となる今、母親として色々と思うことがあり、書き記しておきたい。

療育を受けるようになった流れはこちら↓↓

上の記事を読み返してみて、数ヶ月前に自分で書いたのに、すでに忘れかけていることがあり、びっくりした。

ちょっと、そんなこと書いてたのと恥ずかしくなる部分もあったが、やっぱり文章

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「トットちゃんのお母さんになりましょう。」②

「トットちゃんのお母さんになりましょう。」②

こんにちは、eringishimejiです。

小学校高学年の娘と低学年の息子を育てています。

これは、息子の特性のことについて綴った記事の続きです。

※息子は、発達障がいの明確な病名はついていませんが、いわゆる「グレーゾーン」とよばれる子です。表現に賛否ありますが。凸凹があるとも言いますね。

    \(^-^ )前回の話はこちら/

発達検査の結果説明のつづき。
この時(3歳ちょっと)の

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「トットちゃんのお母さんになりましょう。」①

「トットちゃんのお母さんになりましょう。」①

こんにちは、eringishimejiです。

小学校高学年の娘と低学年の息子を育てています。

今日は、初めて詳しく息子の特性のことを書いてみたいと思います。

息子は、就学前は療育を受けてきました。
今は放課後等デイサービスを利用させていただいています。
学校は通常学級に通っています。

そして、これはあくまでも私と息子の体験談であり、自論です。専門家ではないことをご承知おきください。

もし

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何もしないという選択。

何もしないという選択。

こんにちは、eringishimejiです。

小学校高学年の娘と低学年の息子を育てています。

まだ詳しく書いたことはないのですが、息子は手先が不器用だったり、はじめてのことがものすごく苦手などの特性があります。

就学前は療育を受けてきました。
今は放課後等デイサービスを利用させていただいています。

はじめて参加したイベント。

先日、息子の通う放課後等デイサービスでイベントがあり、親子で参

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