羽毛と羊毛

ロースタリーと、ゆくゆくはカフェをオープンするつもりの名ばかりコーヒーソムリエ。ゆっく…

羽毛と羊毛

ロースタリーと、ゆくゆくはカフェをオープンするつもりの名ばかりコーヒーソムリエ。ゆっくり色々な準備やその他のことを記録していきます。

記事一覧

物語の始まりには丁度いい季節になったろう

お久しぶりです。色々と思うこと、たとえばウェブ上に日記を残していくこと、残し方、それから細かいコーヒーを淹れた記録はトラベラーズノートに書くようになったこと、仕…

羽毛と羊毛
2か月前
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もし目立ったせいで悪口を言われたら

木曜日。いわゆる仕事納めの日。相方の体調不良が極まれりで、仕事中に何度も体温計で熱を測っているので、早く帰るように諭す。彼は去年も年末を体調不良で過ごしたそうで…

羽毛と羊毛
4か月前
7

優雅な珈琲生活が最高の復讐である。

先日Amazonで注文したドリッパー(HARIOスイッチ)のサイズを思い切り間違え、返品!の土曜日の朝。集荷時間がなんと朝8時〜13時という振れ幅で、寝坊したかったのに律儀に…

羽毛と羊毛
4か月前
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インフルエンザと焙煎機

土曜日。インフル発症三日目。午前中に待ちに待った焙煎機、sandbox smart R1がようやく届くも、とても開封する気力が起きない。コーヒーもまったく飲めず。 日曜日。幸い…

羽毛と羊毛
5か月前
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no surprises

2023/11/23の珈琲日記 祝日の朝、LIGHT UP COFFEEのコスタリカで無理矢理目を覚ます。豆1:お湯15、92度で抽出。前回淹れたときよりも自分の好みに仕上がった気がする。ブ…

羽毛と羊毛
5か月前
3

環境と心理

2023/11/19の珈琲日記 9時過ぎまでこんこんと眠りこける。いつまでも眠れそうだったけれど、ARISE COFFEEのベトナム、それから先々週に自分で焙煎したゲイシャを立て続け…

羽毛と羊毛
5か月前
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larrows of the field

2023/11/18の珈琲日記 魔の6連勤が明けたと思ったら、朝早くから通院の予定あり。わたしは人間の形をした眠気そのものであったので、Post Coffeeのコスタリカ、ペルー、ホ…

羽毛と羊毛
5か月前
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thirst for knowledge

スペインのガルナッチャ。結構スパイシーでアルコール感も強く、個人的には酸味もしっかり感じたけれど、調べてみると一般的には酸味は低めらしい。コーヒーでもたまに「酸…

羽毛と羊毛
5か月前
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HEIMA

2023/11/12の珈琲日記 朝、Post Coffeeから新しく届いたインドネシア フリンザコレクティブを淹れてみる。プロセスはwet hulled、いわゆるスマトラ式。ちょうど昨日川野…

羽毛と羊毛
6か月前
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冬へと走り出そう

2023/11/11の珈琲日記 Post Coffeeのサブスクコーヒーが新しく届いていたけれど焙煎日からまだそんなに日が経っていなかったので、今日は堀口珈琲の2番、前回のPost Coffe…

羽毛と羊毛
6か月前
8

sleep the clock around

壁掛け時計が壊れた。というか、電波時計が律儀に電波を拾うのをやめたようだ。レノムスの壁掛け時計は電波系から足を洗って、時の流れと一線を画したようだった。その気持…

羽毛と羊毛
6か月前
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湖畔の嵐

おかげさまで病み上がりでフル残業してしまうほど精神的に追い込んでいただけたので(どこにも響かないアイロニー)労働の後のワインも今日から平常運転です。 11月だとい…

羽毛と羊毛
6か月前

God only knows what I'd be without you

2023/11/5の珈琲日記 少し喉が復活してきたので朝はLIGHT UP COFFEEで追加購入したコスタリカ。前回注文した時よりも豆の量の調整がうまくなったのか、甘みが出てた気がす…

羽毛と羊毛
6か月前
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Mice On Venus

2023/11/4の珈琲日記 今日も絶賛喉の不調。昨日に引き続き、コスタリカのデカフェを淹れる。なんとなく物足りない感じがしてしまう先入観を排除したい、と思うものの、岩…

羽毛と羊毛
6か月前
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the concept of waltz for debby

2023/10/21-22の珈琲日記 土曜日はエチオピアのゲイシャ、2回目の焙煎。もう少し中煎り寄りに…と少しコンロの火に近めで焙煎したので8分前に1ハゼがきてしまい、さらに…

羽毛と羊毛
6か月前
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now and then

2023/11/3の珈琲日記 少し前に買っておいた堀口珈琲のデカフェのコスタリカ、シティローストを淹れてみる。実は人生初のデカフェ。連日仕事帰りが遅いので、寝る前に飲む…

羽毛と羊毛
6か月前
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物語の始まりには丁度いい季節になったろう

物語の始まりには丁度いい季節になったろう

お久しぶりです。色々と思うこと、たとえばウェブ上に日記を残していくこと、残し方、それから細かいコーヒーを淹れた記録はトラベラーズノートに書くようになったこと、仕事や家のことの忙しさ、などから少しお休みしていました。

模索しながらも今日からまたゆっくり始めていきたいと思います。今日もあなたの生活のどこかに、コーヒーや音楽などで少しでも気持ちがほどける時間がありますように。

新しい季節の始まりには

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もし目立ったせいで悪口を言われたら

もし目立ったせいで悪口を言われたら

木曜日。いわゆる仕事納めの日。相方の体調不良が極まれりで、仕事中に何度も体温計で熱を測っているので、早く帰るように諭す。彼は去年も年末を体調不良で過ごしたそうで、本当に早くよくなるように願っています。みんな定時で上がる上がる詐欺を働くので我こそは、と18時過ぎに退勤。三軒茶屋駅まで歩いて、途中でオブスキュラコーヒーでエチオピアを淹れてもらう。本当に不思議なのだけれど、毎回違う店員さんに淹れてもらっ

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優雅な珈琲生活が最高の復讐である。

優雅な珈琲生活が最高の復讐である。

先日Amazonで注文したドリッパー(HARIOスイッチ)のサイズを思い切り間違え、返品!の土曜日の朝。集荷時間がなんと朝8時〜13時という振れ幅で、寝坊したかったのに律儀に早起きしてコーヒーを淹れる。まだ体調が本調子ではなく、コーヒーの味もなんとなく苦味が際立って感じてしまうものの、それでもドリップできる幸せを噛み締めて4回も抽出。

それから、先日いただいた「いいお店のつくり方」という本を読む

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インフルエンザと焙煎機

インフルエンザと焙煎機

土曜日。インフル発症三日目。午前中に待ちに待った焙煎機、sandbox smart R1がようやく届くも、とても開封する気力が起きない。コーヒーもまったく飲めず。

日曜日。幸い平熱に下がったので、体調チェックも兼ねて、オブスキュラのブルンジを抽出。寝込んでる間YouTubeでがっつり学習した粕谷さんの46メソッドを試してみる。粗挽きに…ナイスカットミルの挽き目の不安定さを最近疑っているのだけど、

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no surprises

no surprises

2023/11/23の珈琲日記

祝日の朝、LIGHT UP COFFEEのコスタリカで無理矢理目を覚ます。豆1:お湯15、92度で抽出。前回淹れたときよりも自分の好みに仕上がった気がする。ブリューレシオの調整によるものだろうか。更に水筒に淹れる用として、Post Coffeeのエチオピアを。こちらも同じレシピで淹れたけど幾分薄く、苦味も感じた。これは豆の個性で仕方ないのかなと思うが、もう少し苦味

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環境と心理

環境と心理

2023/11/19の珈琲日記

9時過ぎまでこんこんと眠りこける。いつまでも眠れそうだったけれど、ARISE COFFEEのベトナム、それから先々週に自分で焙煎したゲイシャを立て続けに淹れて覚醒してみる。STANDARTの付録としてついてきたARISE COFFEEの豆、とても気に入ったのでネットで購入したかったのだけど、どうやら豆の通販はしていないようで、なんだか新鮮な驚きがあった。いつか清澄

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larrows of the field

larrows of the field

2023/11/18の珈琲日記

魔の6連勤が明けたと思ったら、朝早くから通院の予定あり。わたしは人間の形をした眠気そのものであったので、Post Coffeeのコスタリカ、ペルー、ホンジュラスのブレンドを豆1:お湯14.5で抽出。それでも足りなくてエチオピアも淹れる。先週、職場で飲むコーヒーは中深煎りがいいかもしれないと思ったのだけど、休みの日の朝はやはり少し浅煎り寄りの方が合う気がする。

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thirst for knowledge

thirst for knowledge

スペインのガルナッチャ。結構スパイシーでアルコール感も強く、個人的には酸味もしっかり感じたけれど、調べてみると一般的には酸味は低めらしい。コーヒーでもたまに「酸味」の概念が分からなくなることがある。普段好んで飲むタイプのワインではないかもしれないけれど(もう少し落ち着いた感じが好みかな)、もっと広く色々なワインを飲んでみたいと思う。

そういえば、ふいにコタツがほしい、と思い至ってコンパクトなコタ

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HEIMA

HEIMA

2023/11/12の珈琲日記

朝、Post Coffeeから新しく届いたインドネシア フリンザコレクティブを淹れてみる。プロセスはwet hulled、いわゆるスマトラ式。ちょうど昨日川野優馬さんがスマトラ式のメリットデメリットを語る動画を観ていたので、意識してはいけないと思いつつも、少し偏った感じに味わってしまったかもしれない。豆30gに435gのお湯で3:30くらいで抽出。川野さんが良い意

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冬へと走り出そう

冬へと走り出そう

2023/11/11の珈琲日記

Post Coffeeのサブスクコーヒーが新しく届いていたけれど焙煎日からまだそんなに日が経っていなかったので、今日は堀口珈琲の2番、前回のPost Coffeeのタンザニア、自前焙煎のゲイシャ、締めに堀口珈琲のデカフェコスタリカを淹れた。最近は実験的に豆とお湯の比率を1:14.5にしてみていて、ずっと手本にしてきたサードウェーブな人たちの提唱する比率と比べるとち

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sleep the clock around

sleep the clock around

壁掛け時計が壊れた。というか、電波時計が律儀に電波を拾うのをやめたようだ。レノムスの壁掛け時計は電波系から足を洗って、時の流れと一線を画したようだった。その気持ちも分かる気がする。時刻を勘違いしてしまうので、壁から掛け時計を外した。しかし、事あるごとに僕はかつて時計がかかっていた「無」の空間を何度も確認してしまう。頭ではそこに時計がないことが分かっているのに、ダメなのだ。ダメなんです。時刻なんてス

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湖畔の嵐

湖畔の嵐

おかげさまで病み上がりでフル残業してしまうほど精神的に追い込んでいただけたので(どこにも響かないアイロニー)労働の後のワインも今日から平常運転です。

11月だというのに夏の夜のような蒸し暑くて心ざわめく夜には、チリのキリッと冷えたソーヴィニヨン・ブランを。微炭酸、ほのかに甘くて、でも溶けていく頃にほろ苦い柑橘の残像。

サニーデイサービスの「湖畔の嵐」を小さな音で流しながら。あの娘のことが気にな

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God only knows what I'd be without you

God only knows what I'd be without you

2023/11/5の珈琲日記

少し喉が復活してきたので朝はLIGHT UP COFFEEで追加購入したコスタリカ。前回注文した時よりも豆の量の調整がうまくなったのか、甘みが出てた気がするけれど、ティーライクなのは良いが同時に少し渋みのようなニュアンスも感じてしまう。浅煎りを淹れるのにはまだまだ伸びしろがあるような気がしている。

昼には堀口珈琲のデカフェ(再びコスタリカ)、自分で焙煎したゲイシャ

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Mice On Venus

Mice On Venus

2023/11/4の珈琲日記

今日も絶賛喉の不調。昨日に引き続き、コスタリカのデカフェを淹れる。なんとなく物足りない感じがしてしまう先入観を排除したい、と思うものの、岩崎泰三さんがYouTubeでやっていたように願わくば同じ豆をデカフェしたものとそうでないもので飲み比べてみたい願望が強い。どこかのお店でそういうのやってくれないかな。

午後には二週間前にローストしすぎた!と思っていたゲイシャを飲

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the concept of waltz for debby

the concept of waltz for debby

2023/10/21-22の珈琲日記

土曜日はエチオピアのゲイシャ、2回目の焙煎。もう少し中煎り寄りに…と少しコンロの火に近めで焙煎したので8分前に1ハゼがきてしまい、さらにやはり豆にバラつきがあるのか、数分後には1ハゼと2ハゼが同時進行してしまい、引き上げ時を見誤る。結果、なかなかのシティロースト、もしくはフルシティが完成。すぐに飲んでみるとかなりスモーキーさが強くて、ゲイシャの香りがよくわか

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now and then

now and then

2023/11/3の珈琲日記

少し前に買っておいた堀口珈琲のデカフェのコスタリカ、シティローストを淹れてみる。実は人生初のデカフェ。連日仕事帰りが遅いので、寝る前に飲む用として買ったのだけど、実際にはコーヒーを淹れる元気などなく、しばらく冷凍庫に眠っていた。

30gを90度450gのお湯で、1回目はカリタウェーブ、2回目はハリオV60で淹れ比べてみる。他のデカフェを飲んだことがないので比べられ

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