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最後尾からはじめる


2024年2月17日(土)朝の6:00になりました。

ひとつ数えて進めばいい、ふたつ数えて休めばいい、みっつ数えて考えりゃいい。

どうも、高倉大希です。




なんだ、余裕じゃん。

フルマラソンにはじめて出場したとき、30km まではずっとこう思っていました。


ところがどっこい、30km を超えた瞬間からまったく足が動きません。

自分よりも後ろを走っていた人たちに、みるみると追い越されていきます。


結果としては、想定よりも1時間近く遅れてゴールすることになりました。

過信の恐ろしさとペース配分の重要性を、身に染みて感じる機会となりました。


たくさん走らないと見えてこないことがあります。走らないと壁にもぶつからないし、弱点もわかりません。したがって壁を乗り越えることも、弱点を克服する事もできません。

猫ひろし(2011)「猫ひろしのマラソン最速メソッド」SBクリエイティブ


おなじ過ちを、くり返してはならない。

そう心に決めて、2回目のフルマラソンに挑戦しました。


はじめから飛ばしすぎずに、一定のペースで走ります。

相変わらず 30km の壁はありましたが、最後まで走り続けることができました。


1回目とは、まったくの正反対です。

随分と前の方にいた人たちを、追い抜かしながらゴールする形となりました。


変わりたいときに、うまく変われるコツとは何か?それは、最初からすぐに変われないことを自覚して、時間がかかることを織り込んで、変わる努力を継続することだ。

森岡毅(2019)「苦しかったときの話をしようか」ダイヤモンド社


新しいことに挑戦するというのは、きっとこういうことなのだろうなと思います。

いつだって、最後尾からのスタートです。


はじめは、どうせできません。

だからこそ、できないなりに地道な努力を重ねます。


ずっと継続していれば、前の人の背中がすこしずつ近づいてきます。

決して、自分が速くなったわけではありません。


強くなるための強力なギア、それが「言葉」です。私たちは生まれた時代も場所も境遇も遺伝子も変えることができません。環境、体重、筋力などは継続によって変えることができますが、変化させるのに時間がかかります。今すぐに確実にできること、それは「言葉」を変えることです。

二重作拓也(2022)「強さの磨き方」アチーブメント出版株式会社


何ごとも、はじめるときは最後尾から。

何かが、急に変わることなんてない。


マラソンがなければ、いまでもスタートダッシュを切っていたかもしれません。

マラソンがなければ、すぐに変わらないことに嫌気がさしていたかもしれません。


毎朝投稿をはじめて、今日でちょうど413日目になりました。

一定のペースで、ずっと走り続けています。






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