『顔』日本の名随筆 40 市川崑編 人の顔ほど面白いものはない
作品社による「日本の名随筆」シリーズ。
テーマごとに、随筆の名手たちによる珠玉の作品が収録され、第一期に100冊、さらに第二期に100冊が刊行されている。
どの文章も短いものが多く、大抵は2,3ページほど。
各巻の編者によって当たり外れもあるが、テーマに応じた調べごとに活用するのもよし、優れた書き手の名文を気軽に楽しむもよし、という好シリーズである。
シリーズ第40弾のテーマは『顔』。
徹底的にこだわり抜いた映像表現で知られ、幾多の名優、名女優たちをフィルムに収めてきた