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#商品企画

ターゲット(お客さま像)は絞るの?広げるの?〜両方からファンを増やそう〜

ターゲット(お客さま像)は絞るの?広げるの?〜両方からファンを増やそう〜


ターゲットは絞るの?広げちゃだめなの?ある商品を販売するときには、
それを買っていく人はどんな人かを考えます。
これを「ターゲット」といいます。
また、ターゲットの具体的なライフスタイルを
「ターゲットイメージ」といいます。

「ターゲット」は、その商品を必要としているわけですが
似た商品というのは、世の中に溢れるほどありますから、
単にそこから選んでもらえるかどうかは運次第です。

溢れる商品

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ターゲットとデザインの話

ターゲットとデザインの話

情緒的な価値を定義する上で感情表現の因数分解が有効になると記しましたが、もう一つ定義しなければならない事があります。記述が前後してしまいましたが「ターゲット」のお話しです。

価値観でターゲティング現在では、市場調査の手法が多様化したことや低コスト化によりターゲット分析が容易になりました。ところがまだまだ性、年齢、年収などデモグラフィック中心のターゲット情報を元に企画を行うケースに出会います。もち

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デザインコンセプトの怪



続きです。(情報伝達の仕組み)
「デザインで製品価値の構造とは異なる基準によって新たな伝達情報や優先順位が設定される」という問題について。

これは、企画段階でつくられたコンセプトと異なる デザイナーが独自につくる「デザインコンセプト」と呼ばれるものなんですが、企画者にとっては、折角つくったコンセプトと異なる基準を突きつけられるために混乱の種となります。この混乱を回避するためにどう対処すべきな

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情報伝達の仕組み

情報伝達の仕組み

前回、 製品キャラクターの再現をデザインで行うという事についてさわりを記しましたが、デザインの話から少し上流のコンセプトについて整理してみたいと思います。

「製品コンセプト」のフォーマットは検索してみると様々なものが存在する様ですが、コンセプトの中核となるのは製品の価値構造を規定することとして共通しているようです。製品の価値構造って何よ?と思われた方に向けて説明すると、製品はターゲットが望む(で

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