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好きなnote

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私の好き!と感じたnoteをまとめています。素敵!わかる!枕元に置いておきたい!と感じたnoteばかりです。ぜひのぞいてみてください。
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#コンテンツ会議

多くのコンテンツへ惜しみない愛を

多くのコンテンツへ惜しみない愛を

就職活動中、履歴書の趣味の欄を書くのに苦労しました。

読書、映画鑑賞、ライブ鑑賞、美術館巡り。

わたしの好きなそれらは全て履歴書に書くにはありきたりなものだから避けるように、なんて言われたものです。
「そんなこと言われたって好きなのに」という思いと「そうか、わたしの趣味はみんなと同じ趣味なのか」という思いに潰されて、自分だけの趣味ってなんだろう、という問いと長期間戦いました。結局、履歴書にはみ

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ほしいのは、こんな友達/あしながおじさん

ほしいのは、こんな友達/あしながおじさん

「あしながおじさんがほしい」なんて、学生のときによく友達とぼやいていたことを思い出す。

例えば「援助交際」がしたいとか、今でいう「パパ活」がしたいとか(同じか)特に深い意味があったわけではなく、ただ単に「定期的に何もしないでお金が欲しい」くらいの他愛もない会話だったと思うけど、いかにあしながおじさんを読んだことがないかがバレる恥ずかしい会話だったなあと今ならわかる。

あしながおじさんは「不幸な

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物語のように、人生を転じさせたい。それまでは、じっくりいくのだ。

物語のように、人生を転じさせたい。それまでは、じっくりいくのだ。

物語の始めは、平坦で淡々としているものだ。それが中盤から後半にかけて一気に面白くなっていく。動きが少なくて地味でつまらなかったものが、後半で生きてくる。

人生も、そうなのかもしれない。

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若いうちは下積みとして苦労しながら学んでいったり、目指す先に悩んで人生の迷子になったり。先は見えないし、淡々と過ぎていく日々に嫌気がさしたり。

人生100年というのなら、私の物語はまだ半分も

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それでもやっぱり「ハリポタ日本語訳は最高だ」と叫びたい

それでもやっぱり「ハリポタ日本語訳は最高だ」と叫びたい

私がハリー・ポッターと出会ったのは、8才のとき。高校で英語を教えている母が原書を読んでハマり、「ぽんず、この本絶対好きだよ」とすすめてくれたのがきっかけだった。

もちろんその頃の私に原書など読めるはずもなく、松岡佑子さんの訳した日本語版を手に取った。

読みはじめて数ページで、「あ、これ好きなやつだ」と確信した。素直におもしろいというのが恥ずかしくて、「お母さんがすすめてくれた本、悪くないと思う

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