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学びて習う、学びて富む ―悠久の賢者たちとの終わりなき対話―

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机を挟んで賢者と交わす一回の対話は、 一ヶ月かけて本を読むのと同じ価値がある。  ――古代中国の格言   文明開化の時代、福沢諭吉は世界人の素養たる実学の重要性を説き「学びて富… もっと読む
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2023年5月の記事一覧

尾原和啓さんも「心に沁みわたり元気になる本」と太鼓判! トニー・ファデル『BUILD』の魅力とは

尾原和啓さんも「心に沁みわたり元気になる本」と太鼓判! トニー・ファデル『BUILD』の魅力とは

5月23日発売の新刊『BUILD 真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック』(トニー・ファデル、土方奈美訳、早川書房)。アップル社でiPodとiPhoneの開発チームを率いた伝説のエンジニア、トニー・ファデルの初めての著書であるこの本は、あらゆるビジネスパーソンに役立つ、価値あるプロダクトを生み出すためのヒントが詰まった「メンター本」として世界的ベストセラーとなっています。
『プロセスエコノミ

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人気のある人

人気のある人

今日のおすすめの一冊は、吉井雅之氏の『仕事ができる人になる思考習慣』(大和書房)の中から「人に能力の差はなく、 あるのは習慣の差だけ」という題でブログを書きました。

本書の中に、「人気のある人とは」という心に響く文章がありました。

「人を喜ばせる人生」の反対は、「人を悲しませる人生」又は「人をがっかりさせる人生」。

行くところ行くところで、人を悲しませたり、がっかりさせる人がいたとしたら、い

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教養がなさすぎるせい

教養がなさすぎるせい

教養というのを、サラリーマンの副業に絡めたコンテンツとしてガンガン売り出している時期があったけれど、そういうの見ながら「つまらないな」と思っていた。

それを焦って知って一体何になるというのだろう。

と言いつつ、アートの世界をのぞくと、本歌取りに次ぐ本歌取りなので、あっこれはなんかわかってないとダメなやつだわ…というのがわかった。
というか、歴史背景を抑えてないとそもそも全部わからんのだ。

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本はすべてを受け入れるうつわだ

本はすべてを受け入れるうつわだ

「本屋に行けば悩みが解決する」

 そうだれかが言っていた。なにか悩みごとがあるときは本屋に行けば、その悩みに対する対処法が書かれた本があるということだ。たしかに運動不足を解消したければそれに関する本があるし、自炊の方法に悩んでいたらそれに関する本がある。本は微に入り細を穿つ。すべての悩みが本の題材となる。

 ほかにも「考えごとに行き詰まったら本屋へ行く」という話も聞いたことがある。本屋にならん

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