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文章術の本を読みに読んで。特に身につけようと思ったワザの備忘録だよ。よかったら一緒に備忘しよう。第一弾

しゅんしゅしゅんです。

文章力向上系の本を読んで、とりわけ「これはいいな~」「これはやばいな~」「これ身につけたいな~」と思ったメモメモポイントを備忘録的に。

(※文章力向上系の良書はこちらにまとめておいたのでよかったら!)

どうせだったらとシェアします。一緒に備忘しましょう。気になったら、どうぞ本も買ってみてください。(長いので、気になったところだけチェックしてみてください!)

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■「事実」「ロジック」「言葉づかい」の3つのレイヤーは取り返しのつかない順序で積み重なっている。どれだけ美文を連ねても、事実に誤認があったら実用文としては0点。ロジックがおかしな文章は言葉づかいで挽回できない、と。文章術のテクニックより論理思考が大切だよなと、ほんと思う。

■文章は意味(脳)・字面(目)・語呂(耳)と複数の感覚器を使って推敲する、と。脳を使った意味の部分でどれだけ推敲できるかが大切だと思う。論理がおかしかったら納得もしないし、何度も行き来させちゃうしな。

■推敲の第一歩は重複チェック。単語・文節・段落構造・記事校正と、あらゆるスケールでの重複をチェックせよ、と。これもわかる。書いた文章は半分まで削ると本当に洗練される実感あり。

■とにかく削る。接続詞を削る。重複を削る。「という」を削る。代名詞を削る。修飾語を削る、と。削るのってもったいないじゃなくて、本当に楽しい行為ですよね。

■修正したら必ず冒頭から読み直す。部分的に修正改善しても、通して読むと前後のバランスや全体のリズムがちぐはぐになっているケースあり、と。毎回初読の意識で読むと、どんどん、出てくるんだよなあ。

■係り受けの距離は近づける

■複数の修飾語句を並べる時は長いものから先に置く

■体現止めは文末の重複につながりがち、かつ読者の想像が必要なため疲れる。使用は最小限に。

■文頭一語目に続く読点は頭の悪そうな印象を与える。特に一語目が接続詞のときと文頭で主語を形成しているとき。

■便利な「こと」「もの」は減らす努力をする。「自分のことを理解することで、成長することができるようになる」→「自分を理解すれば、成長できるようになる」

■名刺と呼応する動詞を選ぶとこなれ感が出る。映画→掛かる、恋→落ちる、コーヒー→淹れる、洗濯機→回す、将棋→指す、辞書→繰る。

結局、意味もなく長い文章を、短く短く削って削ってを考え抜くと、自然とここに挙げたテクニックを使うことになる気がする。書いた文章を半分にしてみるってのが一番良いテクニックだと、やはり思う。


■書くことによって、あなたがあなたの潜在力を活かし、読み手に、共感・納得・発見などの心の動きが生まれれば、やがてそれは読み手の内部で大きな振動となって、読み手自信の潜在力を揺さぶり起こすだろう。そういうふうに人に伝わる、人を揺さぶる文章を目指そう、と。おお…革命前夜のような猛々しい一節。

■文章の7つの要件は意見、望む結果、論点、読み手、自分の立場、論拠、根本思想、と。過不足なし抜け漏れなし。すばらしい。

■論点とテーマは違う。論点は問いの立て方。論点を疑問形にするだけで文の方向がグッと絞られる。

■相手を説得するためには、相手の反対理由を正確に押させて、その理由を払拭する論拠を。

■自分の論へ反論してみる。

■何かの良さを語る時に、引き合いにだめなものを持ってきて、それを貶める形をとりがちだが、これで相手を動かすことはできない。

■謝罪文の機能構造。謝罪→相手側から見る→罪を積極的に認める→原因を究明する→対策を立てる→償いをする→再度、謝罪。

■その人その人の「揺らぎ」を止めてしまうひと言がある。自分が連発する言葉を使った瞬間、思考停止しているかもしれない

ピックアップできないくらい文章というものに対して一気通貫して真正面から論じている。正統派とい言葉がピッタリ。この本から入ればおかしな癖がつくことはない。論理思考の本を読むより、この本を読む方が論理思考がよっぽど身につく。

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とっても長くなるので、残りは次のnoteで。

少しでも参考になれば幸いでございます。

では。

最後まで読んでくださりありがとうございます!面白かったらスキ!超おもしろければサポートいただけると嬉しいです!これからもがんばります。