Taka

イギリスのブライトンに住んでいたが、博士号を取得して帰国中。地球に馴染んできた。 ht…

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イギリスのブライトンに住んでいたが、博士号を取得して帰国中。地球に馴染んできた。 https://linktr.ee/taka88

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  • Deep Currents

    ポッドキャストのDeep Currentsのお供に。 エッセイや批評という形の思考。 https://linktr.ee/taka88

記事一覧

カフェと余白

コロナパンデミックが始まるまで住んでいたブライトンではカフェが多く、そのカフェ文化を自分も楽しんでいた。 日本に帰ってきて同じような感触のカフェを探したが、どう…

Taka
3か月前
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ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学6 犠牲の彼方/手前'

ヒーローの哲学の最終話です。 ヒーローは犠牲をしなければいけないものなのか。アヴェンジャーズ Endgameのアイアンマンのパターン、「ジョジョの奇妙の冒険 第5部」…

Taka
9か月前
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ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学5 ヒーローとリーダー'

今回は、イメージが重なっているヒーローとリーダーを分けて考えてみました。 もう一回、「マッドメン」に言及します。

Taka
10か月前

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学 憧れからの解放'

今回は、憧れ(人への、生き方への)がいいのかを考えてみました。 坂本龍一の追悼でもあります。

Taka
10か月前

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学3 ヒロイックな行為としてのスピーチ'

スピーチも行動として、そして状況を動かしていくようなヒロイックな行為として捉えられるかもしれません。

Taka
11か月前

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学2  前進と撤退'

今回は、前進と撤退について。 ヒーローが行うとされている前進は、兵士の道徳とも重なっているのかも。 撤退のできるヒーローもいます。

Taka
1年前

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学1  日常生活の冒険'

ヒーローを遠い存在としてしまうと、日常生活の「英雄的」行為の可能性に気付かなくなるかも。。という話をしました。とりあえずは、「勇気」の話から。

Taka
1年前
1

ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学5 系譜に連なること'

文学研究者のサイードの議論を通じて、文化的な系譜に連なることについて考えてみました。 それも、一種のルーツではないか。

Taka
1年前
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ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学4 ルーツと死'

移民がどこで埋葬されたいと思うか。。。が気になり、修士論文として書いたことがあります。そのときにインタビューした中国人の女性から、新たな視点をもらえました。 R.I…

Taka
1年前
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ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学3  見えないルーツに向けて'

ワシントンのホステルで会った母娘から、聞いたルーツにまつわる話。 R.I.P. Gift of Gab

Taka
1年前

ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学2 アメリカと私'

RootsからRoutesへの捉え方のシフトを、自分のアメリカ体験をベースに語ります。そして、高橋幸宏さんの追悼。 江藤淳とは大分違った内容になっていますよ。 「世界史の解…

Taka
1年前
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ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学1 Roots&Routes'

Roots(起源)とRoutes(軌跡、道のり)を重ねて、自分のルーツを考え直してみること。 日本に生まれた自分とアメリカに生まれた妹の(ルーツ)の違いとは? そして、hiphop…

Taka
1年前
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ポッドキャスト Deep Currents 'シンプルさの哲学6 エピローグ 二国とシンプルさ’

二国間の狭間に自分を感じたとき、ただシンプルさを選べばいいのではという話をしました。 人類学者中根千枝氏を中野千枝と呼んでしまっています。失礼。

Taka
1年前
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ポッドキャスト Deep Currents 'シンプルさの哲学5 「断絶」、 身軽さと死’

モンテ・ヘルマンの傑作「断絶」(71)を手がかりに、身軽さ(シンプルさ)の盲点について考えてみました。 人間はもともと身軽かもしれない。

Taka
1年前
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「シチリア!」の変更に思う

観直してみて、主人公がアメリカ帰りという設定で、イタリアを舞台にした別な作品「雲から抵抗へ」(1978)の主人公の設定と同じことに気付いた。ところが、ヴィットリーニが…

Taka
1年前
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ポッドキャスト Deep Currents 'シンプルさの哲学4 イーノの本棚を支えるもの’

2話で触れた、本棚の大きさ以上に本を持たない。。というイーノのアイデアをもう少し深く掘り、それを支える見えないネットワークの感覚について話しました。

Taka
1年前

カフェと余白

コロナパンデミックが始まるまで住んでいたブライトンではカフェが多く、そのカフェ文化を自分も楽しんでいた。
日本に帰ってきて同じような感触のカフェを探したが、どうもしっくりこない。東京でもエスプレッソベースのカフェはたくさん現れたが、その違いを言語化できずにいた。
そんな中でも数少ない寛げるカフェ(オーナーはカフェではないと主張している)のオーナーとカフェ論を交わしていたら、オーナーが「自分は余白を

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ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学6 犠牲の彼方/手前'

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学6 犠牲の彼方/手前'

ヒーローの哲学の最終話です。

ヒーローは犠牲をしなければいけないものなのか。アヴェンジャーズ Endgameのアイアンマンのパターン、「ジョジョの奇妙の冒険 第5部」ジョルノの言葉等を通して考察します。

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学5 ヒーローとリーダー'

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学5 ヒーローとリーダー'

今回は、イメージが重なっているヒーローとリーダーを分けて考えてみました。
もう一回、「マッドメン」に言及します。

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学2  前進と撤退'

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学2  前進と撤退'

今回は、前進と撤退について。
ヒーローが行うとされている前進は、兵士の道徳とも重なっているのかも。
撤退のできるヒーローもいます。

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学1  日常生活の冒険'

ポッドキャスト Deep Currents ' ヒーローの哲学1  日常生活の冒険'

ヒーローを遠い存在としてしまうと、日常生活の「英雄的」行為の可能性に気付かなくなるかも。。という話をしました。とりあえずは、「勇気」の話から。

ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学5  系譜に連なること'

ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学5 系譜に連なること'

文学研究者のサイードの議論を通じて、文化的な系譜に連なることについて考えてみました。
それも、一種のルーツではないか。

ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学4 ルーツと死'

ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学4 ルーツと死'

移民がどこで埋葬されたいと思うか。。。が気になり、修士論文として書いたことがあります。そのときにインタビューした中国人の女性から、新たな視点をもらえました。
R.I.P. MFDOOM

ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学2 アメリカと私'

ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学2 アメリカと私'

RootsからRoutesへの捉え方のシフトを、自分のアメリカ体験をベースに語ります。そして、高橋幸宏さんの追悼。
江藤淳とは大分違った内容になっていますよ。

「世界史の解体」
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784753102044

ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学1 Roots&Routes'

ポッドキャスト Deep Currents ' ルーツの哲学1 Roots&Routes'

Roots(起源)とRoutes(軌跡、道のり)を重ねて、自分のルーツを考え直してみること。
日本に生まれた自分とアメリカに生まれた妹の(ルーツ)の違いとは?
そして、hiphopアーティストのPeople Under the Stairsの追悼。

ポッドキャスト Deep Currents 'シンプルさの哲学6 エピローグ 二国とシンプルさ’

ポッドキャスト Deep Currents 'シンプルさの哲学6 エピローグ 二国とシンプルさ’

二国間の狭間に自分を感じたとき、ただシンプルさを選べばいいのではという話をしました。
人類学者中根千枝氏を中野千枝と呼んでしまっています。失礼。

ポッドキャスト Deep Currents 'シンプルさの哲学5 「断絶」、 身軽さと死’

ポッドキャスト Deep Currents 'シンプルさの哲学5 「断絶」、 身軽さと死’

モンテ・ヘルマンの傑作「断絶」(71)を手がかりに、身軽さ(シンプルさ)の盲点について考えてみました。
人間はもともと身軽かもしれない。

「シチリア!」の変更に思う

「シチリア!」の変更に思う

観直してみて、主人公がアメリカ帰りという設定で、イタリアを舞台にした別な作品「雲から抵抗へ」(1978)の主人公の設定と同じことに気付いた。ところが、ヴィットリーニが書いた原作の「シチリアでの対話」(1941)では、そうではないようだ。

どうして、その設定を変えたのかのヒントは、「シチリア!」(1998)の編集を映画化した「あなたの微笑みはどこに隠れたの?」(2001)にあると思う。ユイレの編集

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ポッドキャスト Deep Currents 'シンプルさの哲学4 イーノの本棚を支えるもの’

ポッドキャスト Deep Currents 'シンプルさの哲学4 イーノの本棚を支えるもの’

2話で触れた、本棚の大きさ以上に本を持たない。。というイーノのアイデアをもう少し深く掘り、それを支える見えないネットワークの感覚について話しました。