見出し画像

企業における教育とは

当社では創業以来、教育研修に力を入れてまいりました。

以下は「我社の教育方針」からの抜粋となります。

人の生きる目的は成長することである。この為には目標がまず必要とされます。目標が設定され、脳はこの目標を達成する為の情報処理の仕組みを創っていきます。目標が設定できないと脳は混乱し、迷走し、人は非常に苦しむことになります。したがって教育・研修の根底には、受講する人、一人ひとりの目標が存在しないかぎり、教育・研修そのものが意味を持たないことになります。ということは、人材は、人間が「育てる」ものではなく、自然に「育つ」ものであり自らが育つものということがいえます。

人は誰でも成長を願って止みません。そこで成長とは何かを定義してみますと、ひとつは能力、スキルの向上です。つまり仕事を通して、社会に価値を提供しているわれわれは、お客様に対して「安心と安全による貢献」と「感動と共感による貢献」ができるようになることです。

もうひとつは、「心が分かる人」になることです。われわれは日々、お客様、上司、同僚、部下、その他関係者など多くの人との関わりの中で仕事をしています。それには「人の心、場(周り)の心、自分の心」が分かることが必要だということです。

以上のことなくして、仕事に対する成功と、自分自身の成長を知る幸せを感じることはできません。

次に成長する方法はといいますと、真剣に仕事にとりくむことと、勉強する以外にありません。

勉強とは「知識+哲学」=教養(創造的な理解力)です。ここでいう哲学とは「もっと幸福になりたい、いかにあるべきか、どうすればもっと素晴らしくなるか」です。わたしたちは、そのようなことを意識して、教育・研修に臨むべきと思います。

概して教育・研修の実践には、多額の費用が掛かります。そして現実として人間と教育をとらえてみると、伸びる人間は、教育をしなくても伸びます。逆に伸びない人間は、いくら教育しても全然伸びないこともあります。しかし会社の成長は、社員一人ひとりの成長であるといえます。私はあえて伸びない人間がいたとしても、今後とも教育・研修は、我社の最も重要な経営課題ととらえ、経営資源を投入してまいります。

結果、社員一人ひとりが仕事・人生に発憤して、自己に内在している「すごい自分」に出会うこと。

そのことこそ誰もが目指す「自己実現」だと思います。

上記の創業者の言葉は、入社した時に配布をする「研修手帳」に記してあります。

教育とは「場の用意と提供」のこと。学校も同じですよね。
鉢を用意し、土と肥料で満たし、水を撒いていけば、育つ種は自ら芽吹いて伸びていきます。

その場を絶やさないというのが、会社としての姿勢です。

今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。

この記事が参加している募集

オープン社内報

スキしてみて

嬉しいです。 サポートしていただきまして、ありがとうございます。 こちらからもサポートをさせていただくことで返礼とさせていただきます。 どうぞ宜しくお願い致します。