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『作曲する女たち:20世紀アメリカを駆け抜けた10人』 発売開始! Ten Women Composers of 20th Century America
葉っぱの坑夫から『作曲する女たち:20世紀アメリカを駆け抜けた10人』が発売になりました。noteで今年2月まで連載していた作品をペーパーバックとKindleによりパッケージ化したものです。
ペーパーバック:¥1,320(税込)
Kindle版 ¥550(税込)
127 × 203mm、135頁
*この記事末にもくじがあります。
タイトル写真:本書(校正本のため「再販禁止」帯が入っている)と原著
新世代作家たちが描く、リアル or 空想的(スペキュレイティブ*)なアフリカの小説
*スペキュレイティブ・フィクション(Speculative Fiction)とは、さまざまな点で現実世界と異なった世界を推測、追求して執筆された小説などの作品を指す語。フィクションの複数のジャンルにまたがって使用される。
(ウィキペディア日本語版)
5月にスタート予定で準備している新プロジェクト「アフリカ新世代作家・作品コレクション」について、発想のもとになったこと、プランの意図や経緯について書
4月の新譜 * フレッド・ハーシュ * ECM からピアノ・ソロ(ジャズというより......)
縁あって、ときどき発売前のアルバムを聴く機会に恵まれて、普段あまり聴かないタイプの音楽をじっくり楽しむことがあります。今回はECMレコードから4月19日にリリースされる、アメリカのジャズピアニスト、フレッド・ハーシュ(Fred Hersch)の『Silent, Listening』、ピアノ・ソロのアルバムです。
Title photo: Roberto Cifarelli
実のところフレッド・ハ
湿地文学としての 『ザリガニの鳴くところ』 <湿地は、沼地とは違う>のか?
湿地文学というものがあるのか(多分ない)わからないけれど。。。。
この小説を手に取ったのは、文庫版発売直後の去年の12月末。タイトルは知っていたが内容は知らなかった。なんとなく新潮クレストブックスあたりの海外文学かなー、みたいなイメージでした。
本を手に取り(といってもKindleですが)ページを繰ると、小説の舞台になっている場所(ノースカロライナ州のとある村)の地図がまずあり、次に登場人物がず