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本が売れない時代に50万部ベストセラー! スゴ腕PR黒田さんに聞いてみた「どうしたら本は売れますか?」

本が売れない時代に50万部ベストセラー! スゴ腕PR黒田さんに聞いてみた「どうしたら本は売れますか?」

世の中の書籍編集者がいちばん好きな言葉。それは間違いなく「重版」でしょう。私もそうです。

けれど、手間暇いとわず、思いを込めて、苦労して作った1冊がなかなか重版しない。売れない。ミリオンとは言わないから、10万部、5万部、いやせめて3万部売れてくれたら。私には編集能力が決定的に欠けているのでは……。

そんなモヤモヤと諦めを抱えながら2021年に出した1冊の本。それがなんと、突如、半年足らずで1

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編集部立ち上げ期…「一人編集部」を大きくするには?

編集部立ち上げ期…「一人編集部」を大きくするには?

お世話になっております。寒かったり暑かったり大変ですね。今回もネタをいただいたので、ご紹介します!

ありがとうございます。オウンドメディアや広報に力を入れようと編集人材を迎える企業はちらほらありますが、その結果として「自分1人が社内唯一の編集人材」みたいな場面、結構多いように思います。そうなると社内に相談相手や理解者がいなくなりがちですし、割と大変ですよね。。

僕自身もそういう経験があり、他人

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教養として知っておきたい「編集」の基本①:そもそも編集ってなに?

教養として知っておきたい「編集」の基本①:そもそも編集ってなに?

はじめまして。編集家の松永光弘と申します。

ぼくは15年あまりにわたって、日本を代表する広告制作者やデザイナーといったクリエイターと呼ばれる人たちの本を数多くつくってきました。そして、そこで得た知見や編集者としての気づきをもとに、ここ数年は出版にとらわれることなく活動の領域を大きく広げて、編集家として「世の中に編集を生かす」をテーマに企業のブランディングや広報、学校づくり、イベントの企画、講演・

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文章をなるべく「シンプル」にするということ

文章をなるべく「シンプル」にするということ

「なぜか伝わらない」

 そんな悩みをお持ちの方は「シンプルな文章」を目指してみるといいかもしれません。

「シンプルな文章」とは、余計な「ぜい肉」がなく、スッキリとしていて、きちっと「骨格」のある文章です。

 もちろん「シンプル」でなくても、魅力的な文章はたくさんあります。「骨格」などなくても、空気の伝わってくる素敵な文章も多くあります。「シンプルでないほうが文章として魅力がある」と思われる方

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ぼくはだれに「文章の書き方」を教わったんだろう

ぼくはだれに「文章の書き方」を教わったんだろう

おかげさまで、編集協力で参加させていただいた『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文、落合陽一共著)、『日本進化論』(落合陽一著)が同日重版との嬉しいニュースがあった。(それぞれ14刷25.4万部、4刷9万部)

ありがたいことに、現在も多くの書籍のライティングを担当させていただいている。(その一冊一冊には、プロダクトを丁寧に作り込んでいく感覚があり、早く世にリリースしたい気持ち)

でも、ふと立ち止まっ

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なぜ「売れそうですね!」は危険ワードなのか?

なぜ「売れそうですね!」は危険ワードなのか?

 本ができあがって、営業のみんなやまわりの人に見せていると「売れそうですね」と言われることがある。

「売れそうですね」

 うれしい言葉だけれど、気をつけないといけない言葉でもあると思う。それは「売れそうですね」のあとに「自分は買わないけど」が潜んでいることがあるからだ。

 試しに「買いたいですか?」と聞いてみると、答えに窮するような反応を見せる人もわりといる。(「買いますよ!」もおべっかだっ

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