マガジンのカバー画像

【公開中】摂食障害と心の病気のこと

15
つらかった頃の回想録と過去の自分への手紙。 苦しんでるだれかの希望になりますように。。
運営しているクリエイター

記事一覧

【摂食障害】自粛期間がつらい人へ。

コロナウイルスの影響で行動が制限されてしんどい時期ですね。

ストレッサーが増えたことで、摂食障害が悪化している人もいるんじゃないかな。

わたしは受験の時がそうでした。

遊びに行けない・勉強をしなくちゃいけないことに加えて、親との関係が最悪なのに家にいなくてはいけない。

思い返しても苦しい感覚がよみがえります。

だけど、ちゃんと終わりはくるから絶望しないで。

自分をコントロールできなくて

もっとみる

摂食障害と向き合うためにおすすめの本

ステップあやの食べて痩せた!最後のダイエット

↑食べることへの罪悪感が強い人におすすめ

拒食症・過食症を対人関係療法で治す

↑人間関係でのストレスを強く感じている人へ

脳から「うつ」が消える食事

↑栄養と心について知る

思い出したらまた追加しますね。

食事療法についてはストイックになりすぎず、できることから取り入れればいいからね。

摂食障害であることと、幸せを切り離す。

『摂食障害さえ治ったら』

『過食さえ治ったら』

これは毎日毎日わたしの頭の中を支配していた思い。

摂食障害さえ治れば、過食衝動さえなくなれば、まともな人間になれる気がしていた。

そうしたら幸せになれると思ってた。

だけどね、それはちがうんだ。

あの頃だって、春に咲く桜を見てちゃんとしあわせを感じていた。

あったかい毛布にくるまれた時、しあわせだと思った。

いつだってしあわせはすぐ近

もっとみる

一日一回『ほっこりする』瞬間を持つ。



毎日意識的に『ほっこりする』瞬間を持とう。

猫の動画を見たり

コーヒーやハーブティーを飲んだり

好きな香りの入浴剤でお風呂に入ったり

なんだっていい。

小さな幸せを毎日自分で自分にあげよう。

大きな幸せがあるんじゃなくて、小さな幸せが積み重なって大きな幸せになるんだ。

そして、幸せは外からやってくるものじゃない。

自分で自分にあげるもの。

あなたの『ほっこり』はなんですか?

わたしが摂食障害について書く理由。



わたしがこのnoteを書く理由。

それは、昔の自分のため。

治りたいのに、普通に生活したいのに、なかなか抜け出せなかった。

親にも理解してもらえず気ちがいを見るように見られた。
(そんな風には思ってなかったかもだけど)

そんな中でも自分のことを諦めきれなかった。

治るためには、普通に生活できるようになるには、どうしたらいいのかを模索した。

なかなかほしい答えは得られなかった。

もっとみる

吐くのをやめられない理由はなんですか?



嘔吐をしている人。

下剤を飲んでいる人。

チューイングをしている人。

その選択をするのは、そこにメリットを感じているんだと思う。

それはきっと吐いたり、出したりすれば、

『吸収しなくて済むから。太らなくてすむから。』

太ることを恐れている。

太ったら自分に価値がなくなると思っている。

信じられないかもしれないけど、太っても痩せてもあなたは素敵な人です。

吐くのをやめて一時的に

もっとみる

治癒は段階的に起きる。

摂食障害を治そうと思っている人に心得てほしいこと。

それは、『治癒は段階的に起きる』ということ。

摂食障害になる人は完璧主義の人が多いと思う。

だから、『明日からは過食(嘔吐)しないぞ!』って自分との誓いを立てたりするよね。

だけど、結局また食べて(吐いて)しまって後悔する。

この繰り返しをして、自己嫌悪に陥っていないかな?

変えるべきは、完璧にコントロールできるようになることではない

もっとみる

わたしの体重の変化②

わたしの体重の変化①のつづき。

27歳、摂食障害と本気で向き合うことを決める。

嘔吐をするようになって約3年、過食の回数が増えたのは明白だった。

7年も飲み続けてきた薬も、いい加減やめたいと思った。

『太ってもいいからやめたい』

『薬で抑えるのではなく、健康な心と体になりたい』

太ることも、薬をやめることも、怖かった。

太ってだれにも見向きされなくなって生きていけなくなるんじゃな

もっとみる

痩せても太ってもあなたの価値は変わらない。

摂食障害真っ只中だった頃は信じられなかったこと。

『痩せるとか太るとか、そんなことでその人の価値は変わらない。』

こんなこと聞いてもただのきれいごとだと思ってた。

だけど、太るか痩せるかなんて、本当にどうでもいいことなんだ。

太ってしまうあなたを悪く言う人がいるなら、そんな友だちや彼氏は捨ててしまえばいい。

心と体を犠牲にしてまで、相手に好かれようとしないで。

あなたが死んでもその人た

もっとみる

わたしの体重の変化①

わたしが摂食障害になったのは17歳のとき。

この時はぽっちゃりしていた時期で50~52㎏ぐらいあった。

そして非嘔吐過食になり半年で55㎏くらいまで増えた。

たった3~4㎏の体重の変化だけど、自分が醜いブタに見えた。

その後、大学に入学するも引きこもり状態になり、MAX58㎏まで増えた。

20歳くらいから精神科に通院するようになり、抗うつ剤を飲むと、過食をある程度コントロールできるように

もっとみる

過食嘔吐をする人へ。電解質補給について。

今日は嘔吐をする人へ。

胃液を吐くことで電解質(ミネラル)のバランスが悪くなるので、吐いた後はきちんとその補給をしてほしい。

(本当は吐かないのが一番だけど!)

ミネラル不足は脳も体も心もバランスが崩れるので、しっかりとケアしてあげてほしい。

経口補水液やポカリなんかで手軽に摂ってもいいけど、

お湯を沸かして良質な砂糖やハチミツや塩で自作するとなお望ましい。

わたしのオススメしたいのは

もっとみる

答えはいつもあなたの中にある。



どうしたらいいかわからないとき。

深呼吸をして、胸に手を当てて、自分に問いかけてみて。

初めは何も答えが返ってこないかもしれない。

それでも繰り返し繰り返し問いかけるの。

本当はあなたは全てを知っている。

ちゃんと解決できる力がある。

『いちばん食べたいものはなに?』

『今いちばんやりたいことは?』

なんでもよいよ。

正解はない。

自分の願いを小さなことから叶えてあげてね。

もっとみる

いきなり完ぺきを目指さなくていい。

今日のあなたが、

今できることをすればいい。

できないことにとらわれて自分を責めないで。

小さなことでいい。

それがいつかあなたを救うから。

公開中の記事はこちらから→☆

バックナンバーはこちらから→☆

自分をゆるそう

摂食障害まっただ中の頃は、『この病気さえ治れば全ては解決するのに』って思ってた。

今ならわかる。

その思考が病気を作り出してたんだなって。

わたしは病気が治ってもう7~8年経つけど、今でもだらしがないし、疲れたら引きこもってなにもしない日がある。

でも、そんな自分でいいんだと思う。

できない自分を許したら、自分に優しくなれたし、人にも優しくなれた。

だから、このnoteにたどり着いたあ

もっとみる