君の話

『君の話』を読んでみて(レビュー)

どーも、けつあご3世です。

今回は、三秋縋さんが執筆し、去年の2018年に発売された『君の話』をレビューします。このレビューを見て、書籍を買おうか悩んでる人の背中を押せたらな......と思っております。

先に、この作品の点数(評価)です。

全体の評価としては85点(100点中)くらいではないかと、自分は読み終わった後に思いました。

まずは、あらすじから紹介します。

『主人公、天谷千尋は

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三秋縋『君の話』「#君の話私の言葉」キャンペーンのTweetベスト7

三秋縋さんの長篇書き下ろし小説『君の話』の帯惹句を、Twitterのハッシュタグ「#君の話私の言葉」で大募集したキャンペーン。タグTweetを頂いたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。そちらの選考で惜しくも本採用は逃しましたが、三秋さんご自身が選ばれたベストTweet7選をご紹介します。どのTweetも、本採用Tweetに負けず劣らずの力作揃いです。

思い出の中で泣いているあなたを、

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三秋縋『君の話』

今回は読書感想文になります。

 三秋縋先生の『君の話』を読みました。三秋先生についてはツイッターをフォローしているんですが、時たま流れてくる短編小説のような心揺さぶるツイートがとても好きです。昨年、ツイートの中で引用で触れられた『君の話』が気になり、今回手に取りました。メディアワークス文庫から他に数冊刊行されているのは情報として知っていましたが、『恋する寄生虫』等も未読で、今回の『君の話』が私に

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君の話  三秋 縋

なんていうか、優しかったんだよね。最初から最後まで。千尋君がとにかく優しくて。ぼろぼろな千尋君はぼろぼろのまま優しかったし、灯花ちゃんを「見つけて」から強くなった後も、強くてやっぱり優しかった。私は「愛し方」を学ぶ過程っていうのはピラミッド型だと思ってる。安定した愛の土台の上に少しずつ愛を足していく過程で、人は人を信じることを学び、人を愛することを学ぶんじゃないかって思ってる。大抵の人は幼児期にそ

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「あなたの言葉」で『君の話』の新しい帯ができました。「#君の話私の言葉」キャンペーン採用惹句のおしらせ

本年7月に刊行、発売当日に即重版が決定。10代から20代の読者に大きな反響を呼んだ三秋縋さん『君の話』。同作の新しい帯に使用するキャッチコピーを、10月にTwitterで大募集いたしました。

非常にたくさんのTweetを頂いた中で、三秋縋さん御本人による厳正なる選考の結果、双藍(@xxhutaaixx)さんのTweetが選ばれました。素敵な「私の言葉」を本当にありがとうございます。そして、おめで

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「あなたの言葉を『君の話』の帯に頂けませんか?」〆切は10月14日(日)23:59

発売初日に完売、即重版が決定した三秋縋さんの話題作『君の話』。同作の新しい帯に使う言葉を、Twitterで大募集しています。

ハッシュタグ「#君の話私の言葉」でTweetされた感想の中から、三秋縋さんご自身が選ばれます。〆切は10月14日(日)23:59。帯に採用させて頂くのは1名の予定です。採用させて頂いた方には、コメント帯を巻いたサイン本をお送りさせて頂きます。

また、惜しくも採用には至ら

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三秋縋「君の話」を読んで

実質第一回目の投稿になりますが、先日読了した三秋縋氏の「君の話」についての感想でも綴っていこうかと思います。

まずこの作品、個人的ではありますが、今年度ベストノベルの一つと言っても過言ではないでしょう。それでいて、三秋縋氏の作品群の中でもベストノベルだと感じました。

あらすじを簡単にまとめると、
「〈義憶〉という架空の記憶を植え付けられた天谷千尋が二十歳の夏に、その架空の青春時代の幼馴

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三秋縋『君の話』電子書籍配信スタート

二十歳の夏、僕は一度も出会ったことのない女の子と再会した。架空の青春時代、架空の夏、架空の幼馴染。夏凪灯花は記憶改変技術によって僕の脳に植えつけられた義憶の中だけの存在であり、実在しない人物のはずだった。「君は、色んなことを忘れてるんだよ」と彼女は寂しげに笑う。「でもね、それは多分、忘れる必要があったからなの」
 これは恋の話だ。その恋は、出会う前から続いていて、始まる前に終わっていた。(三秋縋『

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『君の話』刊行記念 三秋縋インタビュウ

――まずは、『君の話』という物語がどのようにして生まれたかをお教えください。

三秋 早川書房から執筆のご依頼を受けたとき、最初はまったく別の物語を考えていたんです。主人公は何者かに襲われてLIS(Locked-in Syndrome)になった少年で、数年間ずっと寝たきりで暗闇の中にいたのだけれど、ある日BMI(Brain-Machine Interface)を与えられてコンピュータを操作できるよ

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三秋縋、最新作『君の話』「02 蛍の光」公開

02 蛍の光

 もし僕のようなからっぽの人間に友達ができるとしたら、それはやはり僕と同じようにからっぽの人間なのだろうな、と少年時代の僕は漠然と想像していた。友達も恋人もいなくて、優れた資質も誇れる経歴もなくて、心温まる思い出なんて一つも持っていない、そんな絵に描いたような「持たざる者」と出会ったとき、僕に初めて友達と呼べるような相手ができるのではないかと。
 江森(えもり)さんは僕にとって最初

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