長回し

【映画】現代日本映画のメインストリーム

近年、多くの日本映画が海外の国際映画祭に出品され、高い評価を受けています。青山真治、黒沢清、万田邦敏は、国内外から高い評価を受ける、現代日本映画を語るのに欠かせない監督陣です。

このnoteでは、青山真治監督『Helpless』、黒沢清監督『CURE』、万田邦敏監督『接吻』を比較分析し、現代日本映画の共通点について論じていきたいと思います。

1. 映画監督

 ① 経歴

まずは青山真治、黒沢

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【映画】青山真治『Helpless』における消滅と空白期

『Helpless』は、青山真治監督による 1996 年の日本映画で、彼の劇場用映画監督デビュー作品です。

『Helpless』

1. 舞台背景

 ① 「左側」の消滅 (国外)

舞台は、1989 年の福岡県北九州市です。1989年の当時、世界で、また日本でも、社会的・政治的「消滅」が起こっていました。

同年 11 月 9 日、ドイツではベルリンの壁が崩壊しました。ベルリンの壁は、第二次世

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【映画】黒沢清『CURE』における長回し

『cure』は、黒沢清監督による 1997 年公開の日本映画です。残忍な手口の連続殺人が発生し、それを追及する刑事(高部)と、事件に関わる謎の男(間宮)とが、対立させて描かれます。また、本作品の緊張感のある展開は、長回しによって効果的に表されます。

『CURE』

1. 長回し

長回しとは、カットせずに長い間カメラを回し続ける映画の技法のことです。また、一つのショットで一つのシーンを撮るという

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ヒルハウス、ロングテイク

こんばんは、マユスガです。

Netflixで最近ビンジウォッチしてしまったのが「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」で、ドはまりしてしまいました。

ホラードラマシリーズでは「アメリカン・ホラー・ハウス」も面白くてFOXやNetflixでちょくちょく見てましたが個人的にはヒルハウスが好きです。

BuzzFeed US Editionにもまとまってましたがキャストたちのインスタを見るのが最近の

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映画『A GHOST STORY』胸が締め付けられる切なさの極み!評価★4.1

一言!

この作品、個人的にもうどうしようもないくらい好きです。『君の名前で僕を呼んで』に次ぐ切なさとサントラが堪らない!!!即サントラ出迎えました(笑)画面もスクエアに近い形で切り取られているので特徴的です。長回しで台詞も極端に少ないので、眠くなるなど苦手な人がはっきり分かれると思います。ただ、ここに載せている私の作品に理解示せる方であれば絶対気に入ってくれるかなと思います。

あらすじ

アメ

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