現代アートにエントリーするにはまず美大受験を乗り超えないといけないと言うが海外は違うのでは、という質問について

>以前、現代アートにエントリーするにはまず美大受験を乗り越えなければならないとおっしゃってましたが、海外事情においてはどう思われますか?海外の美大だと日本のような受験がないと聞きます。巨匠と言われているアーティストの中には美大すら行ってない方もいますが、彼らは高野文子のような天才型なのでしょうか?

匿名質問サイトのマシュマロにきたこちらの質問にお答えします。

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アートな漫画とはどういうものか、その個人的な見解。

>高野文子、しりあがり寿、市川春子、横山裕一、西村ツチカなどのアートと比べても遜色のない漫画の未来図やそれに伴える概念や技法などってありますか。アートはそれより先行したコンテクストや技法やコンセプトを創造してるとすれば(もちろん漫画の線という強みはあれど)アート漫画との関連性に絡めてそれらが競合できたりすると思いますか。
AC部についても何か言えるかもしれませんが。

匿名質問サイトのマシュマロに

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【はなまめと本】『るきさん』

【はなまめときょうの一冊】

📕 ▷『るきさん』

🖋 ▷ 高野文子

るきさんみたいに
自然に生きていきたい。

齢とともに
なにかしら重くなる日々もありましょうが、
するりするりとくぐり抜けて
きょうも軽やかにあろう。

という気になる、素敵なマンガ。

宝物になった。

楽しさを原動力にして
進む日々を
一番大切にする。

菊池亜希子さんの帯の言葉に惹かれて
買いました。

本当にこんな

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楽しんでくださって、ありがとうございます。ʕ ・ω・)
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〈おとなの読書感想文〉のりくん

のりくんがあの頃書いていた文章は、天才的だった。

クラスの文集が出来上がると、わたしと家族はのりくんの作文を読むのが楽しみでした。
今でも印象的で覚えているのが、おおよそ以下のようなものです。

マグロとサーモンと穴子といかとネギトロと納豆巻きとシメサバといくらと玉子とかっぱ巻きと茶碗蒸しと数の子とヒラメと甘エビと赤貝と鯛とあら汁を食べました。

それからウニとカニとしらすとトロとラーメンとプリ

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ありがとうございます、少しでも楽しんでいただたなら嬉しいです!
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こんなおじさんになりたい

『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』斉藤倫(著)、高野文子(画)

「高野文子が好き」が入り口で読んでみました。
児童書にカテゴライズされてるけど、これはどう読んでも、大人が読んで泣くやつじゃないでしょうか。実際最後に泣きました。わたしだけか?
『君たちはどう生きるか』みたいに「大人の男と少年が語り合いながらいろいろ発見していく」というスタイル。
わたしもこういうおじさん

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もっと、他愛ないことを  ー『るきさん』

高野文子のマンガはどれも好きだけれど、『るきさん』はその中でも一番初めに出会って、一番多く繰り返し読んでいると思う。とにかく大好きな作品だ。

るきさんは自宅で保険請求の仕事をしている。仕事が早いので、1ヶ月分の仕事が大体1週間で終わる。そうすると、図書館へ行ったり、趣味の切手集めをしたりしている。独身、彼氏はおらず一人暮らし。食事のときはちゃぶ台の前に座り、多分食卓には焼魚やおひたしやおとうふが

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西村ツチカを理解するけどあえて非情にブン殴って言うこときかせる人が必要なんじゃないかしら

そう思った。最近ブログで書いてた事をみると。ややメンタル的にまいってらっしゃる?
不本意な漫画を描いてるのかな。「こんなんじゃ読者に伝わらないです。もっと過剰に分かりやすく描いてください(どうせ漫画なんてバカが読むものなんだから)」みたいな?

難しいな〜。今の状況ではダメだから変えるべきなんだけど、アドバイスする方もどう変えたらいいのか分かんないから小手先な工夫でどうにかしようとしてトンチキなア

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地下漫画家・藤井夏子さんのお宅にお邪魔して録音しました。池袋、そして漫画装丁の話からコミティアやインディー漫画の話に。

今回話した漫画の写真はこちら
https://twitter.com/suikatokanotane/status/1094980273320521728

池袋の待ち合わせスポット/池袋のソウルアニマル/芋ジャーで歩ける街/川勝徳重『電話・睡眠・音楽』/腐女子のまる子ちゃん/

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5冊目:『本屋になりたい』(宇田智子)

■この本について

タイトル:本屋になりたい
著者  :宇田智子
出版社 :ちくまプリマー新書
発行年 :2015年6月

■読んだキッカケ

下北沢の喫茶店「イーハトーボ」で出会った。

■お気に入りのフレーズ

「ピーナツのような詩集」より

「これだと〇〇円くらいで落とせるはずだよ」
と先輩が言うのは、私がそれまで沖縄の市で落札したどの古本よりも高い値段でした。
(中略)
無事に落札できたも

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まことにありがとうござます!
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家財道具との連帯|絵本で読む「モノ」と「ヒト」の関係とその再編

民俗学者・今和次郎(1888-1973)は、敗戦直後の1945年末に出版した『住生活』(乾元社)の冒頭に「生活習慣遮断の体験」という耳慣れないタイトルの文章を書いています。

敗戦直後の日本では兵役や空襲により、これまでそこにあった「物」や「人」のいずれかが欠けて、生活習慣が「遮断」されてしまった住まいが膨大な数にのぼりました。罹災者の声を今はこう書き留めています。

はじめは恐ろしかった体験から

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ありがとうございます!
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