とにかく生き延びろ!第9回 自分のお通夜を想像する

『小さいことにくよくよするな!』という本に「自分の葬式に出るところを想像する。」という言葉があります

私も時々自分の葬式を想像します。

そこそこ友人は多いと思いますので、結構な人々が集まると思いますし、女友達はきっと号泣する人もいる気がします。

自殺した場合、私の親友のきくちゃんという子は泣きながら怒りそうな気もします。

葬儀はきっと悲しみに明け暮れる人続出間違いなしです。

しかし、以前にも書きましたが、問題はお通夜なのです。

そんな話を昨日、なっちゃんという、うちのブランド「レタル」の仕事を手伝ってくれてる(通称チームレタル)友達と飲んだときに話しました。

「トモミさんの昔の男の人、結構お葬式とか来そうですよね?」

「あー、案外来るかもね。なんだかんだで散々ひどいことしたくせに、そんなときは泣いたりしちゃってさ。」

「多分、みんなそこで『あれはトモミさんの前の彼氏じゃない?』とか『あれはいかにもトモミさんのタイプの人!』とかお通夜で話題になりそう」

「うわー、想像つく。しかも、うっかり付き合ってない相手を、付き合ってる相手と間違えられた日にはモヤモヤしちゃうわ。」

祖父のお葬式に出たことがありましたが、そりゃ遺体姿のおじいちゃんを目にしたときは泣いたものの、お通夜では「おじいちゃん昔さぁ〜」みたいな暴露話がバンバン上がってました。

故人を偲ぶとあるべき姿と言えばそうかもしれないですが、もし私が幽霊なりなんなりだったら、恥ずかしくて穴があったら入りたいけど、幽霊だからそもそも見えないってことになってしまいます。

なっちゃんは「やっぱ人よりあとに死ぬべきですよね〜。消去してないデータとかあったら困りますしね。」と。

Netflixのホラー映画ばかり観ているらしいなっちゃんは「映画やドラマの履歴を観て、『これだから…』と勝手に因果関係つけられたり、勘違いされても困りますよねぇ〜。死んだら訂正出来ないし。」と。

たしかに〜。

死人に口なし、勝手に解釈されても訂正の余儀なし。

そして、最初はみんな散々泣いていたかもしれませんが、お通夜では、散々私の面白エピソードでみんながウケる様が目に浮かび、おちおち死ねないな、って思ったりします。

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